2024年05月02日
「東京15区」の総括
:拙ブログの関連エントリー2024年04月25日 衆院東京15区補選と選挙妨害!
◇ 「反カルト」なるワンイシュー!
自民・立民でもない「第3極」が台頭するには…?
東京15区をはじめとする各地での衆院補選が終わった。
東京15区と長崎3区で自民党はそれぞれ独自候補の擁立を見送り、唯一、公認候補を立てた島根1区では敗北で議席を掻っ攫われた。
とりわけ3補選とされる全ての選挙区で「立憲3勝」などと称されるように、野党第1党の立憲民主党に議席を奪われたことは自民党にとって大きな痛手であるとともに来たる次期衆院選の趨勢をも占う結果になったと言える。
特に東京15区などは、あれほど著名人が乱立した混戦状態だったというのに結局議席を射止めたのは立憲民主党…。
一連の裏金騒動が自民党にとっては大きな打撃になったことだろうが、連立パートナーの山口那津男・公明党代表が「国民の信頼回復を」と述べたのは失笑もののブラックジョークである。
結局、裏金騒動が何とかよりも、このカルト政党との長年にわたる連立関係を岸田政権でさえ解消するに至れなかったどころか、あれほど揉めに揉めた自公間での選挙協力関係にあっても今までと何ら変化無し…。
ここが岸田・自民党政権が国民からの信頼を得るに至れなかった決定的要因だったと言えるだろう。
補選に話を戻すが、この段階で野党・立憲民主党が全勝したことは単に立民勝利以上に大きな意味を持つ。
補選より前の4月下旬に大阪・大東市で実施された市長選では、大阪完勝が確実視された『日本維新の会』の公認候補が元市職員の無所属候補に敗れており、同会の藤田文武幹事長のお膝元である衆院大阪12区(大東・寝屋川・四條畷の3市)における市長選は同会にとって3連敗。
「維新神話」が完全に陰りを見せた格好だが、カジノ利権に絡む不正や党派ぐるみの裏金騒動など、自民党が有権者からの信頼を失墜させたのは事実としても、その「受け皿」たり得るのは伸張著しくも日本維新の会ではなかったということだろう。
いかに全国的な投票率の低下が指摘されていようと、投票する人は投票しているし、有権者も見るところをしっかりと見ている。
断言して立憲民主党(泉 健太代表)に政権担当能力などないことは事実としても、『旧・民主党』の時代から含め、曲がりなりにも一度でも政権を担当した経験のある政党、もしくはその系譜にある野党に受け皿としての(自公政権への)批判票が集まることを示した一連の市長選と補選結果だったと言えよう。
仮に政権交代が起きるとしても、都合良くどこかの小党とどこかの小党同士がくっ付いて連立政権…というわけにもいかない。
この戦後社会では自民党にしか政権担当能力がないことは事実だとしても、一連の裏金騒動・不正に対しては何らかのお灸をすえなければならない。
しかし、それにも日本維新の会のような新興勢力ではなく、やはり曲がりなりにも最大野党である立民に票が向くことを示したのが今回の補選結果であると言える。
それでも自民党政権にとってまだ救いなのは、立民が有権者らの支持と信頼を全幅に得られているかと言うと、決してそうではないということ。
補選15区で、候補者を擁立せずに不戦敗となった自民党とともに負け組となったのは日本維新の会とて同様。
立民候補が約5万票を獲得して当選したのに対し、維新の会候補は約2万8千票で、2位の元格闘家・俳優の須藤元気氏に約1万票差をつけられての3位。
無所属・新人として注目の15区補選を戦った須藤氏が2位に入った背景には、「ワクチン接種に大きな疑問を投げかけたことに左右両派や党派の違いを超えた『反ワクチン・ネットワーク』の支持が集まったことが主たる要因ではないか」と分析する然る反ワク・ネット関係者の見方もある。
…大阪や兵庫などの関西圏のみならず、関東圏にあっても伸張が著しい日本維新の会であったが、ここで大阪でも関東でも伸び悩んでいる背景には、何かと戦う「ワン・イシュー」なるものが薄まったことが要因ではないだろうか?
大躍進し始めた頃の日本維新の会には公明党(創価学会)が主たる地盤とする選挙区全てに対立候補を擁立し、その「カルト選挙区」を席巻するという大風呂敷があった。
そこがボヤけてしまったことが現在の失速に繋がっているのではないか?
周知の通り、創価・公明党と連立を組むのが自民党政権であり、創価・公明との全面対決は即ち自民党政権との全面対決をも意味するものだ。
反公明・反創価なる、即ち「反自公」が薄まってしまったことが東京15区補選で日本維新の会が議席を取れなかった一因に違いない。
来たる次期衆院選では「創価・公明のための選挙区割り」と言わんばかりに新たな選挙区で実施される。
旧・東京12区(北区や足立区の一部)では前回、公明候補は維新候補に肉薄されてあわや落選の危機。同12区に代わる新たな「東京24区(荒川区全域と足立区の主要部)」で争われる来たる次期衆院選では、特に創価学会員が多いことで知られる荒川区に加え、足立区にあってもこれまた学会員が多いことで知られる「竹ノ塚」や「西新井」が加わる。
結局は自公政権にとって揺るぎない組織票での選挙戦となることは必至で、その絶望感と落胆が日本維新の会でもなく、立民への投票行動に向かったものと思われる。
日本維新の会が本気で自民党政権を倒す気であれば(同じく旧・統一教会との関わりが取り沙汰された自民党を追及する意味で)反カルトのワンイシューを貫かなければならないだろう。
対する自民党は特に統一カルトとの関わりが深かった旧・安倍派の解体には表向き成功しているが、連立政権の公明党との関係にどう楔を打ち込むかが問われている。
2024年05月01日
所謂クルド人ヘイトと『日本第一党』!
◆ 外国人犯罪撲滅協議会 公式サイト(広報)より2024年04月28日 【埼玉】〜不法滞在クルド人追放〜 日本・トルコ友情デモ行進!
◇ デモ翌日の凶行!!
クルド人の増加が顕著な川口市で起きた殺人事件!!
さる令和6年4月28日の『日本第一党』主催による埼玉・蕨市内での「〜不法滞在クルド人追放〜 日本・トルコ友情デモ行進!」は大盛況のうちに無事、終了した。
その翌日となる4月29日には隣接する川口市の朝日地区にて外国人同士のトラブルによると見られる殺人事件が発生。
被害男性の外国人が帰宅したところを待ち伏せされたと見られ、近隣住民が外国人同士が言い争うような声を聞いている。
以下、ニュースより転載
外国人男性が刃物で襲われ死亡/埼玉県4/30(火) 18:59配信 テレ玉29日夜、川口市にあるマンションの敷地内で外国人の男性が血を流して倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡しました。男性は刃物で襲われたとみられ、警察は外国人同士のトラブルとみて逃げた男の行方を追っています。29日午後9時ごろ、川口市朝日のマンションで「外国人が刃物を持って騒いでいる」と近隣の住民から110番通報がありました。現場には20代から30代くらいの外国人の男性が血を流して倒れていて、搬送先の病院で死亡しました。警察によりますと、男性は帰宅したところを外国人とみられる男に刃物で襲われたとみられています。男は20代から30代くらい、黒のジャケットにジーパン姿で、黒の野球帽をかぶっていたということです。男は刃物を持ったまま逃走している可能性があり、警察が行方を追っています。
以上、転載終了
…周辺の地理関係に詳しくない方のために地図で述べておくと、埼玉県にあっても川口市と蕨市は隣接する市同士で地形は複雑に入り組む。
先日、日本第一党主催によるデモ行進を行なった『蕨市民公園』の周辺は蕨市内であり、蕨市役所や蕨警察署の管轄。
しかし、最寄りの鉄道はJR西川口駅で、同駅の周辺は川口市役所や川口警察署の管内。その西川口駅に隣接するのが昨年10月に「反移民デー」の現場となったJR川口駅。
その川口市一帯で特にクルド人の増加が伝えられるわけだが、事件が起きたのはまさにその川口市の「朝日」地区。
中央やや右寄りの赤線部分が川口市の「朝日」地区で、その朝日に隣接するのが東京都足立区
…肝心の川口市朝日で発生した外国人同士によると見られる殺人事件だが、同市内で増加が懸念されているのは不法滞在に限って見てもクルド人ばかりではない。
「川口市 地域共生社会推進計画(24〜26年度)」によると、同市内では断トツで支那人(中国人)、次いでベトナム人、フィリピン人などの東南アジア系、朝鮮人(韓国人)の次にクルド人だと思われるトルコ国籍者の増加が確認されている。
従ってマスコミ報道では詳細が伏せられているように、川口市内で発生した外国人同士による凶悪事件だからとクルド人とばかり断定は出来ない。
それでもニュースで映されていた被害男性が所有・使用していたと見られる乗用車と容疑者の服装などから、おそらくはクルド人同士による凶行ではないかと思われる。
これまでクルド人絡みの事件では同胞同士による刺傷沙汰からの大乱闘や強窃盗・不同意性交(強姦)などは聞かれても、殺人に至る事件はなかっただけに今後の不法滞在クルド人問題をめぐる重要なターニングポイントとなる事件かも知れない。
それにしても日本第一党によるトルコ(クルド)絡みのデモ行進の翌日に遂にクルド人同士によると思しき初の殺人事件が起きるとは何とも奇しきものだが、不法滞在クルド人コミュニティを取り巻く日本社会の状況が厳しさを増していることから彼らの間でも言い知れぬ焦りや緊迫感が高まっているとも考えられる。
前述のように川口市をはじめ埼玉県内で増加しているのは不法滞在に限って見てもクルド人ばかりではない。
だが、クルド人コミュニティとて不法滞在外国人問題にあって重大な問題であり、クルド人の存在に言及しないわけにはいかないだろう。
我ら日本第一党としては「ヘイトスピーチ」や「レイシズム」との誹りを受けようと、その「悪名」を甘受しつつもクルド人問題への追及の手を緩めることは許されない。
無論、ヘイトやレイシストといった謂われなき誹謗中傷や事実の歪曲に対しては明確に反駁・立証することで極左勢力や為政者たちが言うような所謂「差別主義」ではないことを世間に対して語り続けなければならない。この法治国家における法令・憲法を遵守した政治団体で在り続けるとして。
しかし、誰かが敢えて悪者や必要悪にならなければならないとすれば、未だ議会に議席を持たずとも「日本第一主義」を標榜する団体・勢力としてその任を担うこともやぶさかではない。
さる4月28日の埼玉・蕨デモを目前にして日本第一党の幹事長なる大役を仰せつかった者として、それを同党における運動方針の柱としてここに宣するものである。
2024年04月29日
新生・日本第一党のデモ第2弾!!
動画紹介♪令和6年4月28日 蕨/川口(西川口)デモ 『日本第一党』主催 〜日本とトルコの友情デモ行進〜(配信:NPO法人 外国人犯罪追放運動チャンネル)
◇ 報告 4/28 IN西川口
『日本第一党』主催 「日本・トルコ友情のデモ行進!」
ヘイト規制・戦線拡大への対立軸と、新たな「外国人」観!
画像下:デモ行進を取り巻く警察の警戒態勢
令和6年4月28日(日曜日)、埼玉県蕨市のJR西川口駅付近にて『日本第一党』(桜井 誠 党首)によるデモ行進を開催した。
不法滞在クルド人問題が特に顕著な蕨市〜川口市にあって両市が隣接する地域をデモ・コースとして選定したものであり、これまでJR川口駅前や蕨駅前など、クルド人問題に取り組んできた保守派各団体にとってまったくの手つかずだった西川口駅周辺を選定したものである(西川口駅は、川口駅と蕨駅の中間に位置する)。
日本第一党の主催によるデモ行進としては先月(3月)17日に品川区で開催した「反自民・岸田政権糾弾デモ(今年第1弾)」以来、約1ヵ月ぶりのこと。
◆ 外国人犯罪撲滅協議会 公式サイト(広報)より再掲2024年03月17日 【東京】反自民・岸田政権糾弾デモ行進!
前回の反自民・品川デモに引き続いて今回の西川口(蕨)デモも党幹事長である筆者・有門大輔が現場責任者としてコースの選定・申請などを行なったものだが、デモの「主催者」が日本第一党の桜井党首なら、「総指揮」は同党の堀切笹美副党首。
前回の品川デモとは事情が異なり、不法滞在クルド人問題での西川口デモとあって当日は『CRAC(旧しばき隊)』をはじめ、レインボーLGBTの参加者ら凄まじい数の妨害集団が集合・出発地点の『丁張(ちょうはり)公園』の周辺に押し寄せた。
GW初日の日曜日の住宅街が人目も憚らずに悪口雑言、罵詈雑言の限りを飛ばしまくる妨害集団によって非常に騒がしくなったものだが、まさにこれまで東京・新大久保(新宿区)のコリアンタウンや池袋(豊島区)、川崎市(神奈川県)など特に外国人集住地区で盛んになっていた「ヘイトスピーチ規制推進」の動きが埼玉・川口〜蕨両市にあってもクルド人問題をテコに全面展開の兆しにある。
その兆候、足掛かりは既に散見されているもので、埼玉県の大野元裕知事がヘイト規制に言及したことは記憶に新しい。
しかし、その大野・埼玉県知事とて「条例制定」にまでは踏み込んでおらず、地元民によると埼玉県レベルにあっても、クルド人問題が顕著な川口市や共産党員が市長を務める蕨市にあってもヘイト規制条例の制定・施行は現実的ではないとされる。
ゆえにヘイト規制の推進派もテコ入れに必死なのだろうが、こうした推進派が「反原発」は言うに及ばず、性的マイノリティ保護法・条例の推進にも注力する「LGBT」勢力、果ては極東アジア情勢がキナ臭さを増す最中の2024年米大統領選に相俟って動きが活発化する(在日米軍基地追放の)反米勢力にも連なっていることを忘れてはならない。
特に蕨〜川口市における不法滞在クルド人問題とは単にクルド人というコミュニティへの規制を図ろうとする側と、クルド人を野放し同然にその権利保護に努める側との争いではなく、あらゆる外国人問題への言及という「言論」「表現」に関わる問題が集約されている。
デモ当日、約80名という決して多くはない人数だが、全国各地から日本第一党の党員・役員とその支持者らが集結したものであり、ここ最近の日本第一党によるデモ行進が50名前後で推移していたことから考えて微増傾向ながら同党への支持の再増加を示していると言えるだろう。
漫画家の成田アキラ先生も丁張公園へと激励に訪れ、夏日の炎天下による体調不良で途中離脱ながらもデモ行進に参加。
当日のデモ行進には宣伝カーより桜井党首がデモ・コールを絶叫して参加者らを鼓舞。参加者のみならず、敵である妨害集団に対してもその存在感をアピールすべく、健在ぶりを示すかのように降臨したものである。
圧巻だったのは堀切副党首によるデモ終了後の挨拶。
取材許可も得ずに出発から行進中そして終了後の公園内に至るまで傍若無人にTVカメラを回し続けたTBSクルーらを意識したところもあったのだろうが、
傍若無人に外国人の権利ばかりを主張する売国奴に外国人問題を語らせてはなりません!
TBSのような偏向メディアが礼賛する所謂、政府お抱えの学者や知識人ほどろくなものはいない!
これからは日の丸を手にした愛国の旗手こそが外国人問題を語らなければならないんです!…とする旨を高らかに謳い上げたものだ。
こんな連中にろくな番組はつくれないと相場は決まっている!
画像下:デモの総指揮を執った堀切副党首