昨日、日本テレビ放送のニュース報道番組『出来事』にて、入国管理局職員の活躍が、密着取材という形で紹介された。
まず、生命を賭した入国管理局職員らの職務遂行に敬意を表したい。
番組中、不法滞在外国人を摘発する最前線の入国管理局職員が「オーバー・ステイ」なる表現を用いたのには驚いた。これまで再三述べてきたようにオーバー・ステイ(超過滞在)とは人権派市民団体がつくりだした造語であり、正しくはイリーガル・ステイ(不法滞在)と言わなければならない。
不法滞在を指す表現を統一すべく、日本国の法務省入国管理局としての公式見解を定め、それを全職員に周知・徹底させるよう本日、同省同局総務課の根岸補佐官と岡部広報係長宛に、要請書を送った。