2014年02月28日

吉祥寺・強殺事件 第6回公判(結審)

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2/26地裁・立川 傍聴記 ★無期刑の求刑に思う

少年犯罪と併せ、「外国人による凶悪犯罪」との観点を欠落させるな!

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 平成26年2月26日(水曜日)、東京地裁立川支部第101号法廷にて「吉祥寺・強盗殺人事件」の第6回目となる公判が行なわれた。この日は今井アレックス被告に対する論告求刑。

 検察側と被害者遺族を代表する代理人弁護士、そして被告側の弁護人より、それぞれ意見陳述が行なわれた。

 前回の審理では亡くなられた被害者・山田亜理沙さんの父が証人尋問で証言し、亜理沙さんの姉が被害者遺族を代表して意見陳述を行なった。
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吉祥寺・強殺事件カテゴリー
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前エントリー「吉祥寺・強殺事件 第5回公判
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 山田さんのお父様は心労が重なり、体調不良で脳梗塞まで患っている最中、東京に上京・裁判の間は在京して心身もボロボロになっている中、法廷でハッキリと遺族としての怒りを伝えるなど、よく証言されたと思う。

 そうした遺族感情も踏まえ、まずは検察側からの意見陳述が行なわれたものである。

 言うまでもなく、この法廷では今井被告の罪状のうち強盗殺人を主として断罪しているものである。

003 検察側は「殺意の有無」が争点となっていることについて、「殺すつもりはなかった、とすることが殺意が無かったことにはならない」点に言及。山田さんが死に至る危険性を認識出来る凶行に及んだ事実を以って「殺意を認定出来る」と断定。「少年A(今井被告)とB(飯塚)は、それを分かった上で行なった」としたものだ。

 また、犯行に至る直前、今井被告らが新品のナイフをそれぞれ1本づつ計2本用立てたことにも言及。

 法廷でも証拠物として示されたように殺傷可能な鋭利な刃物で、山田さんの左背面2ヵ所を刺しており、傷口は背から腹に突き抜け、「強い力で刺したと断定出来る」とした。また、今井被告がナイフを逆手に持って無防備な山田さんを背後から刺したことにも触れ、少年Bが法廷で「振り下ろすのを見た」とする証言と一致すると述べた。

 ナイフの横幅は2.8センチであるのに比して、山田さんの身体に残された傷口は5.3センチの幅(深さ16.9センチ)であったことから、相当に力強く刺し込んだ手口を以って「殺意は明らか」と断定したものである。

 さらに今井被告と少年Bこと飯塚は山田さんを襲撃した直後、落ち合った第一声が今井被告の「カバンは?」という言葉で、山田さんから奪ったバッグの中を物色するなど、刺された山田さんがどうなったのかを話し合っておらず、山田さんを救うための手立てを何ら講じていない。「山田さんが死ぬことを認容していた」というものである。

 以上を以って今井被告の主張は信用に足らない、と。

 今井被告に対して重い刑罰を要求するに際して、考慮すべき事情として「遊ぶカネ欲しさで誰彼構わず襲っている点、強固な殺意で以って一人歩きで無防備な山田さんを襲い、出血多量で即死させている」といった点が挙げられた。

 また、今井被告と少年Bこと飯塚の2人が犯行に至るに入念な下見と準備を行なっている点も見逃せない。

a870bd1f0c93f9cf2030ef8fc76771e7 22歳という若さで生命を絶たれた山田さんが新生活へ寄せていた期待、山田さんのご家族の苦しさと無念さは計り知れず、念願だった美容師の免許を取得した山田さんの将来に対する嘱望、アルバイト先での山田さんへの信頼と人望を考えれば、盗みを繰り返しては遊び暮らしていた被告らによって一度きりの山田さんの人生を奪われた遺族の悲しみ、怒りは尤もであるとした。

 今井被告からの真摯な謝罪はなく、法廷で公開された謝罪文においても遺族への言及はなく、身勝手で自己保身の弁明と言い訳に終始したものに過ぎない。さんざん盗みを繰り返しつつ人命を奪う凶行に及んだ被告らに対し、遺族が仇をとる重い刑罰を望むのは当然とされた。

 今井被告らは法廷で「アパート代欲しさ…」と言いつつ、犯行後には奪った現金を山分けすることを相談しており、仮にアパート代云々が事実であったとしても凶行を何ら正当化するものではない。

 立ち寄ったマックで他人の財布を置き引き、他人名義のカードで現金を引き出そうと繰り返して犯行を重ねた今井被告はパニック状態とは程遠く、平静に犯行を繰り返していると分析。

 本法廷においても今井被告は少年B(飯塚)に罪を擦りつけ、自らの罪と向き合おうとはしていない。少年Bからの指示があったなどと、正反対に主張が食い違っているが、どちらが言ったにせよ「刺したほうが楽にカネを奪える」という意見に双方からの合意があったと見るべき。
 先に刺したのは今井被告であり、今井被告の加害行為が被害者・山田さんに致命傷を与えている。決して今井被告は少年Bに引きずられてはいない。少年による通り魔的な強盗で、様々な観点から見ても悪質極まりない。

 以上の事柄が検察側より指摘された。

 金品を強奪するために人命を損なった今井被告の犯行は残虐な行為であり、犯行後もカネを得るために汲々としていた。
 犯行時17歳7ヵ月と、若年という以外に考慮すべき点は無く、若年ながら犯行形態は悪質極まりない。少年法で定められたところにより、18歳以下の者に対する求刑で死刑という選択肢は無いが、遺族感情と被告人に反省の態度が見られないことから無期刑が相当であるとした。

 「罪を償うことは当然で、一生刑務所に閉じ込めておくわけではないが、被告人に罪を認識させるには十分な時間」であると検察側は結んでいる。

 しかし、今井アレックス被告の場合は死ぬまで一生刑務所にいたとしても罪を認識することはないかも知れない。バカは死ななきゃ治らないのと同じである。

 続いて被害者参加制度を利用して裁判に参加している山田亜理沙さんのご遺族の代理人弁護士より、意見陳述が行なわれた。

 まず、今井被告の成育過程について、母国ルーマニアなどで実父からのVD(ドメスティック・バイオレンス)があったにせよ、今井被告はその後、実父から引き離されて安住の場にあったこと。母は母子家庭であるがゆえに日本へ出稼ぎに来たが、幼いながらも当時の今井被告はそれを認識出来たはずであるとした。

 今井被告の来日後も日本では安定した生活を送り、両親も学校も今井被告のために努力していたこと、夫婦喧嘩以外に今井被告の成育過程で特段に考慮すべき事情はないことなどを指摘。

 両親は今井被告に様々な助言を行ない、必要に応じて学校へも同行するなど、両親からの援助も相当であったと断定した。

 アパート代欲しさから強盗殺人に及んだとする動機についても、今井被告には帰る場所があった。盗みの繰り返しで養父からの不信を買ったもので、原因は今井被告自身の生活態様にあり、それが遊ぶカネ欲しさという犯行動機を物語っている。

 犯行に至る経過についても「少年Bのほうが信用に足る」とした。仮に少年Bからの提案が事実であったとしても、今井被告は反対していない。少年Bとしても今井被告が直前に犯行(刺すこと)を思いとどまると期待していたのではないか。どちらが先に提案したかは重要ではないと結論付けた。

 両親に責任は無く、犯行前の経過についての供述も今井被告は都合が悪くなれば「覚えていない」を繰り返すばかり。
 高校入学後より生活の無軌道ぶりが目立った今井被告が凶行に及んだのは、「高校入学からが原因である」旨を述べたものだ。

 既に今井被告に対しては犯行時18歳以下であったことから少年法が定めるところの死刑回避を以って十分な配慮が行なわれており、その他の配慮は過剰であるとした。

 仮に今井被告が少年院への4〜5年の収容で、釈放されるのが22歳であった場合、その一方で山田亜理沙さんが22歳で殺害されていることを思えば、あまりにも罪に対して釣り合わない。

 従って家裁への送致及び少年院への収容という保護処分を定めた少年法55条は適用すべきではないと主張した。

 教育しても更生する見込みのない今井被告に対しては少年院への収容(保護処分)よりも刑務所への収容が相当であるとして、こちらも無期刑を求刑。

 第一、共犯者の少年Bこと飯塚が無期懲役の判決を受けているのに、今井被告が少年院…では不均等である。

 被告側弁護人からは事件について「大変痛ましい」「遺族感情は当然」「被告人は生涯をかけて償うべきとながら…被告人への保護処分及び適切な刑事処分を要求。

 以上を以って吉祥寺・強殺事件の審理は終了。

☆拙ブログの私見

iiduka-imai 最後に裁判長より「述べておきたいことはありますか?」の問いに、今井被告が「あります」としながら、席を立ち、「昨日(第5回目の公判)、ご家族の気持ちを受け止めて事件を一生忘れません。一生背負って生きます」と述べた。これまでの公判を通じて終始、裁判官席のほうにしか向いていなかった今井被告が被害者遺族のほうへ向き、「ごめんなさい」と頭を下げる。

 この時、今井被告の顔半分が傍聴席に座っている筆者らにも確認出来た。異様に鼻が高く、ほりの深い、見るからに欧米人といった素顔だった。
 一生忘れません…などは何かご恩でも受けた時に使うべき表現ではないか。そうそう簡単に忘れられて堪ったものではない。背負って生きます…などと言うが、背負ってもらわなくても構わない。何よりも被害者としても社会としても生きていてもらいたくないのだ。少なくとも日本で生きてもらいたくない。

 吉祥寺・強殺事件は法廷においても少年犯罪という観点からのみ論じられがちだが、もう一つの重大な視点として「外国人による犯罪」「外国人による凶行」という観点を欠落させているのではないか。この辺りは司法でも半ばタブー視されているようだが、外国人犯罪という観点を欠落させる一方、総体的に少年犯罪が減少傾向にある中、少年少年と少年であることのみを論じる「少年差別」なら良いのか…ということになろう。

 吉祥寺での事件と裁判には様々な問題が集約されていた。こと「事実上の移民社会」とされる日本では今後、少年少女を含めた外国人による事件がさらに頻発するものと思われる。
 そもそもの発端は今井アレックスが高校入学後に生活態度を荒れさせたという問題も然ることながら、今井アレックスが来日した点にあり、さらに遡れば今井アレックスの母がフィリピン人のジャパユキさん同様にショーダンサーとして日本へ出稼ぎに来たことに起因する。

 外国人犯罪という観点を欠落させ、少年犯罪に矮小化されたことで今後、吉祥寺・強殺事件よりも凶悪・残忍な外国人少年による犯罪を誘発させていくことになるのではないか。

 検察側及び遺族からの求刑についても申し述べておきたい。
 少年法という限界から犯行時18歳未満の者には死刑が適用されないながら、「死刑を要求したいところだが」と注釈を付けて「最高刑(無期懲役)を求刑」としたことは評価したい。

 しかしながら、犯行時18歳未満の少年でも死刑に処すべき…という事態に今後、必ず直面する事態がやって来るだろう。
 よく最高裁では民法の何々が違憲だとか、そのような判例が下されているが、こと犯行時18歳未満に死刑を適用しないとする少年法に限っても、「法の下の平等を定めた日本国憲法に違反する」として今後、最高裁で違憲とする判断が下されるよう(外国人を含む)少年犯罪の被害者及び日本国民の側が働きかけるべきではないか。

 そもそも憲法なるもの自体が不要である。

 また、日本は児童の権利に関する条約なる国際条約に加盟・批准している。

 これは18歳未満の者の権利について定めた条約だが、18歳未満の者は如何なる犯罪行為でも死刑にならないことも定められているという。

【同条約の第37条より】
「締約国は、次のことを確保する。いかなる児童も、拷問又は他の残虐な、非人道的な若しくは品位を傷つける取扱い若しくは刑罰を受けないこと。死刑又は釈放の可能性がない終身刑は、十八歳未満の者が行った犯罪について科さないこと」

 こうした国際条約(国際社会での縛り)からの脱退によって、日本国が独自に少年を含めた外国人犯罪を断罪する自主独立・自存の道が追求されるべきではないか。

 この21世紀(?)、日本国中でそうした動きを渇望する時代がやって来るに違いない!

以下、ニュースより引用

吉祥寺の女性強盗殺人、ルーマニア少年に無期求刑
TBS系(JNN) 2月26日(水)13時57分配信
 去年、東京・吉祥寺の路上で女性がナイフで刺され死亡した強盗殺人事件の裁判が東京地裁立川支部で開かれ、検察側はルーマニア国籍の少年に無期懲役を求刑しました。
 この事件は去年2月、吉祥寺の路上で帰宅途中の女性を殺害し財布入りのバッグを奪ったとして、ルーマニア国籍の少年(18)と無職の少年(19)が強盗殺人などの罪で起訴されたものです。
 ルーマニア国籍の少年(18)は、「殺意はなかった」と起訴内容の一部を否認していますが、26日の裁判で、検察側は「鋭利なナイフで強く刺していて、殺意があったのは明らかだ」と主張し、無期懲役を求刑しました。もう1人の無職の少年(19)は、今月、無期懲役の判決を受け、控訴しています。

【判決の言い渡し】
平成26年3月4日(火曜日)午後2時より
東京地裁立川支部第101号法廷

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2014年02月26日

吉祥寺・強殺事件 第5回公判

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2/25地裁・立川 傍聴記 ★遺族の怒りと悲しみ!

狡猾な人権派弁護士の法廷戦術や論理展開をも打ち砕く!

arisa
 平成26年2月25日(火曜日)、東京地裁立川支部101号法廷にて「吉祥寺・強盗殺人事件」の第5回目となる公判が開かれた。

 この前日となる24日には第4回目となる公判が開かれたが、こちらは弁護側が証人尋問を要請した今井アレックス被告のかつての担任教師や元家裁調査官・加藤幸雄が出廷し、概ね被告側にとって有利となるような尋問が行なわれた。

吉祥寺・強殺事件 第4回公判
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51932049.html
140225_1230~010001 その翌日に開かれた第5回公判は、再び今井被告本人に対する尋問。筆者はこの日も所用のため正午過ぎに裁判所に到着。午後からの傍聴となった。ただし、午前中には私ども『NPO法人 外国人犯罪追放運動』の調査スタッフも傍聴に来ていた。

 午前中の審理で今井被告は「もう一度ルーマニアでやり直したい」「そのためのチャンスを欲しい」旨を述べたようである。

 ルーマニアでやり直したいと思うなら、事件を起こす前にさっさと帰国すべきだったであろう。日本での生活にそこまで行き詰まっていたのなら、速やかに日本を立ち去るべきだった。しかし、今井被告のような輩は国が違えど、やっていることにそう大差はない。結局ルーマニアにいても行き着く先は今とそう変わらないのではないか?

 それにしても無慈悲にも残忍な手口で人一人を殺しておきながら、それも遊ぶカネ欲しさの身勝手な犯行に及んでおきながら、ちゃっかり自分だけはやり直すチャンスを得ようとは虫が良過ぎるにも程があるのではないか。

 もう一度チャンスを…などと言うが、いったい何のチャンスだろう?

 午後は検察側からの尋問。

検察側:アパートを借りるための資金を確保するために吉祥寺での犯行に及んだと述べていますね?
高校時代のお話から伺っていきます。退学したいために暴力事件を起こしましたね? 誰を殴ったのですか?
今井被告:高校の時の後輩(当時1年生)です。
検察:どうして殴ったんですか?
今井:縄張りとしていた公園にいたので…。
検察:何回殴ったのですか?
今井:3回…。
検察:相手のどこを殴ったのですか?
今井:よく覚えていません。
検察:顔面を殴ったのではありませんか?
(今井被告が「顔面」という意味を理解出来なかったのでルーマニア語への通訳を要する)
今井:よく覚えていません。
検察:つい最近のことなのに…ですか?
今井:2〜3年前なので…。
検察:あなた、2〜3歳頃の記憶をこの法廷で詳しく述べていますよね? それが自分が加害者の場合には覚えていません…となるわけですか?
今井:2〜3歳頃の記憶は私にとってのトラウマなので…。
検察:でも、相手に苦痛を与えたことは忘れるわけですか?
今井:いえ…。
検察:学校をやめたかったのなら自分の母親に言えば良かったのではないですか?
今井:やめたいと言いました。
検察:では、後輩は何のために殴られたのでしょうね?
今井:後輩を殴っても停学にしかなりませんでした。
検察:では、あなたは自分より弱い者を犠牲にしたんですか?
今井:…そうです。

 今井被告による「行動の動機」は全て後付けである。「ムカつく相手」を理由も無く殴り、そのことを追及されるや「学校をやめたかった」「退学にして欲しかった」と言い逃れ。吉祥寺・強殺も遊ぶカネ欲しさの短絡的な犯行なのに、裁判にかけられるや友達と住むためのアパート代が欲しかったとか、新しいファミリーが欲しかったとする主張を弄している。

検察:父親のカードでおろした額はいくらだか分かっていますか?
今井:額は覚えていません。
検察:父親は法廷で126万円くらいだと証言していましたが?
今井:そのくらいだと思います。
検察:それは、あなたにとっても大金ですか?
今井:そう思います。
検察:強殺事件で強奪を想定していたのは、そのくらいの額ではありませんか?
今井:具体的には考えていませんでした。
検察:強殺事件も100万円くらいの強奪を見込んでやったのではないですか?
今井:…具体的には考えていませんでしたが、大金を見込んでいました。
検察:その引き出したお金でアパートが借りられたのではありませんか?
今井:思いつきませんでした。
検察:当時は家出中だったのにですか?
今井:その時はアパートで同居していたB君(共犯者・飯塚)らのことは知らなかったので…。

 今井被告は親から盗んだ「大金」で女友達にブランド物のバッグや衣服を買い与え、自身の贅沢にも費やした。飲食費、遊興費と贅沢三昧を尽くしたのだから、仮に吉祥寺での強盗殺人で大金を得たとしても、その使い道に然したる違いはなかっただろう。

 「働いて稼ごうとは思わなかったのですか?」とする検察からの問いに、「友人やハローワークを通じて探した」とする今井被告だが、以前にも同様のことをやって長続きしていない。
 確かに今井被告にも一時期、真面目にやっていた時があった。ネットカフェに寝泊りしている頃の今井被告を知る吉祥寺の住人は「土方のようなこともやっていたことがあって、携帯電話で親方に電話をして『明日、仕事あるんですか?』とか頻繁にやり取りしていたね」と話す。

 同じことをすれば良かったのだが、「そういうことをしていれば山田さんは死なずに済んだのではないですか?」との検察の問いに、今井被告は「思いつかなかった」「間違えました」と答えた。

検察:少年Bから「目でやれ」という合図があったと言っていますが、どうしてそう思ったんですか?
今井:そう感じました。
検察:どういう目つきでしたか?
今井:真似は出来ません。
検察:説明して頂きたい。
今井:どうやって?…分からない。
検察:出来ませんか?
今井:…どうすれば良いか。
検察:被告人は「武蔵野 高2の頭(かしら)」と称していたようですね?
今井:周りがふざけて…。

 「一般的に不良グループの頭だと解釈出来ますが、どうすれば、そのように称されるのですかね?」とする検察の尋問が続いたが、全ては普段からの被告人の素行だったと言えよう。検察はおそらく聴き取りで把握したのだろうが、被告人が鉄パイプで猫を襲撃したり、「人を殺したい、と言っていた」とする言動を列挙。今井被告は「していません」と答えた。

 学校という時間帯もあるのだろうが、法廷の傍聴席には今井被告の不良仲間らしき者が姿を見せたことはない。しかし、もし傍聴席で今井被告の述べていることを聴けば失笑するところ多し、ではないか。
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 次に遺族への尋問となった。裁判が始まって以来、思っていたことだが、被告人についてアレコレと有利なことを述べる証人は出廷しても、亡くなられた山田亜理沙さんの人柄などについて述べる証人がもっといても良かったのではないだろうか。
 ここでも、いかに凶悪犯と言えども生きている者の心証を良くするための便宜ばかりが図られ、既に亡き者となっている被害者については一顧だにされていない不当性を感じる。

 証言台に立ったのは山田亜理沙さんの父・ヨシヒロさん。
尋問に立ったのは石川検事。

 亜理沙さんは姉よりも7歳下。実は山田家には2人の姉妹のほかに、もう1人いた。姉妹の間に長男が生まれているが、死産。その日は10月24日だったが、同じ日に亜理沙さんが生まれている。山田夫妻は「長男の生まれ変わりだ」として亜理沙さんと亜理沙さんが生まれた日に特別な思いを抱いていた。

 父・ヨシヒロさんによると幼い頃の亜理沙さんはオテンバで、法廷のモニターには2才頃と3才頃の亜理沙さんの写真が映し出された。小学校に入学する頃の亜理沙さんは人見知りするようになったが、友人はたくさん出来た。
 県立高校に入学。成績良好。卒業後は本人の希望で美容専門学校に。

 正月に亜理沙さんが帰省した時、茶の間から「カリスマ美容師になってお父さんにベンツを買ってあげる」という会話が聞こえた時、ヨシヒロさんは隣室で密かに嬉し涙を流した。

 亜理沙さんは都内の専門学校に通った当初、姉が住んでいた埼玉県川口市内のアパートに同居。学校は寝坊で一日休んだのみで他は全て出席。平成23年5月6日に美容師免許を取得。

 専門学校を卒業後、見習いながら美容店に勤めたが、通勤時間がかかることで辞めた。その後は飲食店でアルバイトをしながら生計を立てていた。

 そして事件が起きた平成25年の1月15日、若者の街として人気のある吉祥寺に引っ越し。一人暮らしを始めた。

 その頃、親戚の結婚式のために上京した山田夫妻と姉、亜理沙さんの家族4人でディズニーランドへ行っている。

 亜理沙さんと父・ヨシヒロさんが最後に交わした会話は、亜理沙さんが両親の帰郷を見送る大宮駅でのこと。ヨシヒロさんがパン屋で美味しそうなパンを見つけ、亜理沙さんに「買ってやろうか」と言ったが、亜理沙さんは「いいよ〜」と言った。そんなやり取りを3度ほど繰り返す。

石川検事:お孫さんの顔を見たいと思っていましたか?
ヨシヒロさん:はい。私たち夫婦にとって2人の娘にそれぞれ子供が生まれることを心待ちにしていました。亜理沙の子供も生まれてくるだろうと。

 ヨシヒロさんが吉祥寺での事件を知らされたのは夜が明けた早朝。車での通勤中のことだった。携帯電話をとると武蔵野警察署からだった。ヨシヒロさんは一瞬、2人の娘のうちのどちらかが悪いことでもしたのではないかと思ったが、亜理沙さんが吉祥寺で刺されて亡くなったことを聞かされた。

ウソでしょ!? 何を言っているんですか!?

 ヨシヒロさんは取り乱したように電話口に聞き返した。…これが夢であってほしい…しかし、それが現実だった。

 急ぎヨシヒロさんは妻に電話。妻は「亜理沙が住んでいる近くで事件があったらしい」ことは知っていたが、武蔵野警察署からの電話内容を伝えた。…もう、2人の通話は会話にならなくなっていた。

 続いてヨシヒロさんは亜理沙さんの姉である長女に電話。ヨシヒロさんが「亜理沙が…」と言うと、姉は「知っている」と言った。

 山田夫妻は急ぎ東京へと向かった。冬場での移動。東京まで7時間を要した。

 間もなく3月になろうかという2月28日の深夜、遺体の安置室で亜理沙さんの遺体と対面したヨシヒロさんは「その死に顔が微笑んでいるようだったので安心した」と言う。

 ヨシヒロさんの脳裏には事件から9年前の記憶がよぎった。

 あれは自分の父、つまり亜理沙さんの祖父が亡くなった時のこと。亜理沙さんが祖父の頬に手を触れると「冷たい」と言っていたのを思い出した。同じようにヨシヒロさんは亜理沙さんの頬に手を触れた。「冷たかった」と言う。
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 テレビ・ニュースでも報道されたが、亜理沙さんの葬儀は青森県むつ市内で行なわれた。法廷での尋問の最中、ヨシヒロさんが御礼を述べる。「たくさんの方に来て頂き、有り難う御座いました

 お骨は実家にあるようだが、雪が溶けた頃、今年のお盆までにお墓を建てたいと言う。一周忌はむつ市内で行なう予定。

 事件後、ヨシヒロさんは忌まわしい記憶と心労から体調を崩し、眠れない日々が続く。睡眠薬を服用しなければならず、目眩や吐き気、計算力の低下、ドモリなどが生じて仕事を出来るかどうかが心配だと言う。

 先日の診察では「脳梗塞」と診断された。裁判が終了した後には青森県内の大病院に入院する予定だ。

 ヨシヒロさんの妻も精神的苦痛から身体を壊し、それまで勤めていたパートを辞めている。

 長女も裁判参加など両親と一緒に行動したため、仕事を続けられずに実家からの援助で暮らしていたが、最近になって結婚。

 今回の裁判で上京するのは計9回目。東京までの旅費も膨大な額に上っている。

 ヨシヒロさんは通勤に使うマイカーに亜理沙さんが持っていたキューピーマスコットを付けているが、亜理沙さんを思い出して涙する日々。

石川検事:亜理沙さんが亡くなったことについて?
ヨシヒロさん:ただ歩いているだけで凶悪犯罪に巻き込まれてしまう東京というのは怖い所だと思いました。まだ22歳でやりたいことも一杯あったはずです。
被告人への憎しみ、怒り、悲しみで眠れない日々です。
石川検事:事故や病気で家族を亡くすことと、事件で亡くすことは違いますか?
ヨシヒロさん:事故や病気ならまだ納得のしようもあるが、被告人の身勝手で一度しかない亜理沙の人生を奪うことは許せません。たとえアパート代のために亜理沙の生命を奪ったとしても。
亜理沙は一所懸命働いていました。被告人たちは盗んだお金で遊び暮らしていました。悪そのものです。
動機についても被告人らの言っていることは信用出来ません。
石川検事:少年審判の開始から今まで被告人からお詫びが来ると思っていましたか?
ヨシヒロさん:今回の事件では被告人から手紙も何もありませんでした。被告人の親からも何も言っては来ません。
石川検事:それは被害者である山田さんが手紙を受け取らないと拒否したからですか?
ヨシヒロさん:違います。今年1月に手紙が来ましたが、どう考えても遅過ぎます。そのため拒否しました。
被告人らは一度だけのチャンス…などと言いますが、亜理沙には一度のチャンスもありません。被告人からは謝罪の気持ちが伝わって来ません。
石川検事:被告人への処罰について、どうお考えですか?
ヨシヒロさん:いくら少年でも許せることと、許せないことがあります。出来ることなら私が…

この手で殺してやりたい!!

被告人に対しては一番重い刑罰を求めます。

 以上で検察側からの尋問は終わったが、続いて被告側弁護人からの尋問は「特に無し」

 さすがに弁護人も反対尋問は出来なかったのだろう。被告側にとっては何をどう逆さに見ても状況が悪過ぎる、分が悪過ぎる、絶対的に反問のしようがない。結局いかに法廷戦術に長けていようと、いかに凶悪犯罪の罪を軽くする策略や論理に長けていようと、この被害者遺族の怒りと悲しみに勝るものはないようだ。

 前日の法廷に出廷した元家裁調査官・加藤幸雄が携わった「木曽川連続殺人」や「光市母子殺害事件」ではいずれも少年被告らに死刑が確定しているが、到底死刑にならなかったものが死刑になるまで事態を動かしたのは、やはり遺族らの怒りと悲しみだったのである。

 今井アレックス被告の罪は、確かに複数への連続殺人や凄惨なリンチの末の殺害に比べれば、程度はマシな部類かも知れない。しかし、程度がマシだからと言って山田亜理沙さんの犠牲が無期懲役くらいで軽視されるようなことがあってはならない。

 18歳以下の犯行について定めた少年法などの問題もあるにせよ、被害者が1人でも死刑、被害者が複数なら少年犯罪でも必ず死刑になるという前例をつくるためにも、吉祥寺・強殺事件こそが是非その先例且つ好例にしてほしかったものだ。

 続いて亜理沙さんの姉より被害者遺族としての意見陳述が読み上げられた。

家族を代表して。
妹の亜理沙は親思いの優しい子でした。姉の私を常に頼る仲の良い姉妹でした。
いきなり刺され、22歳で亡くなりました。身代わりになってあげられなかった、一瞬の出来事でした。
亜理沙からのメールでは『近いうちに一緒に買い物へ行きたいね』とありましたが、それも今となっては叶わぬこととなってしまいました。
お盆に海や食事へ揃って行くことが私たち家族にとって、年に一度の生き甲斐でした。
私たちが何か悪いことをしましたか?
亜理沙を奪われ、毎日ショックで仏壇に手を合わせている日々です。
私たち家族にとって1年に1度の光景を返して下さい!
被告人は裁判が始まって以来、罪を軽くするための言い訳を繰り返し、『一度だけのチャンスを』などと言っています。亜理沙は2度とチャンスをもらえません。
被告人からの反省文も罪を軽くするためのもので、他人を不幸にし、世間を騒がせたことに対する罪の意識は感じられません。
数々の悪事を繰り返した被告人には更正など到底望ません。被告人の親もまるで他人事です。
私たちに一生癒えることのない傷を負わせたことは絶対に許せない!
これは親の躾と教育の問題であり、監督義務違反です!
少年である被告を守る少年法も親も無責任です!
事件以来、母は身体を壊し、父も吐き気や目眩に悩まされて仕事にもなりません。私は両親が心配で辛い日々を過ごしています。
青森から東京への往復ではいつも泣いています。
誰が責任を取るんですか!?
被告人ですか!? 親ですか!?
被告人は無期懲役の末に中年になる頃には社会復帰して、親は何事も無かったかのようにやり過ごすのですか!?
少年法の廃止によって加害者を優遇する現行の制度を改め、被害者への救済こそを求め、被告人に対しては一番重い実刑判決を望みます!

 意見陳述に付け加えるなら今井アレックス被告のような輩の入国・在留をも認めた現行の入管制度の強化、つまり大元の原因である国際結婚をも廃止するよう提言したい。

 そして翌日の26日には被告人に対する論告求刑が行なわれた。


次エントリーに続く

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吉祥寺・強殺事件 第4回公判

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2/24地裁・立川 傍聴記 ★「無期懲役」確定的の中で…

良識ある日本国民を代表して、全員が今井被告への死刑要求を!

 平成26年2月24日(月曜日)、東京地裁立川支部では「吉祥寺・強殺事件」の第4回目となる公判が開かれた。

 当日、筆者は所用で午後からの傍聴となった。午前中には今井アレックス被告の中学校時代の担任と高校時代の担任が証人として出廷。弁護側からの証人申請であり、今井被告にとって有利に働くような尋問と証言がなされたのではないかと推測される。

 そうした証言を踏まえた上で、同日午後からの審理では元家庭裁判所調査官が証人として出廷。家裁担当官を経験した者として、今井被告の家裁送致、少年院収容でいかに更生の可能性があるかを証言したものである。

01 証人として出廷したのは加藤幸雄(さちお)。略歴は昭和45年に名古屋大学教育学部卒業、同年、家庭裁判所の調査官となる。その後、日本福祉大学の教授となり、同通信教育部長、学長を経て現在は名誉(?)教授。
 調査官として多くの少年犯罪に関わり、その後、心理学者や臨床心理士として犯罪心理鑑定の報告書を作成するための聴き取りや調査、研究を行なっているという。

 有名なところでは愛知県などで発生した「木曽川連続殺人事件」に関わり、山口県光市で発生した母子殺害事件の公判には、死刑廃止運動の同志であるトンデモ弁護士・安田好弘の要請に応じ弁護側証人として出廷。犯人によるレイプ行為を「母親の体内に回帰したい願望の現われであり、犯罪的なものではなく母胎回帰ストーリーである」と証言した曰くつきの人物である。

 この加藤が証言台に立つや「このオッサンか!」と思った。
 24日の公判で筆者が立川支部に到着、法廷に入廷した時はちょうど午前の審理が終わる直前だった。午前中の審理で証言していた教師らしき人が退廷するところ。

 筆者が入廷し傍聴席に着席してすぐに休廷となったわけだが、この時、筆者の真後ろに座った好々爺然としたオッサン(加藤幸雄)がいた。一瞬、筆者と目が合ったので、どこかで見たことがあるような?…と思っていた。やけにニヤついた表情をしていたのが印象に残っている。

 前述の木曽川連続殺人事件でも3人の少年犯罪者は被害者らを凄惨なリンチの末に金属バットや鉄パイプで撲殺、ベルトで絞殺、シンナーをぶっかけて身体に火をつけるなどの残忍な手口で殺人を重ねたが、3人の少年被告は法廷で「自分たちは死刑にならない」として散々遺族を愚弄し、司法を舐め切った態度に終始していたという。
 やがて少年被告らに死刑判決が求刑されると(後に死刑確定)、その段になって少年被告らは反省の態度を示したようだが、その姿が現在、東京地裁立川支部で裁かれている今井アレックス被告に重なる。

 加藤幸雄のようなオッサンが日本の司法を妨げ、少年犯罪だろうと凶悪事件に対しては正常な裁きが下されることを阻害してきたようなものである。

 加藤幸雄の心理鑑定は少年法に基づき、少年被告の両親や学校関係者、職場の関係者など現地調査によって、その犯行に至る心理状態を鑑定するものだという。

 「犯罪審理鑑定」とは、凶悪犯罪と聞けばさも凶悪な性質を連想しがちだが、実際の人間性を見出し、贖罪(しょくざい)の意識について提言するもの。

 少年被告が真摯に贖罪するための人格性形成を主眼としている。

 加藤幸雄は昨年8月頃より実際的な調査を開始。今井アレックス被告に対しては計3回、平均して2時間づつの面接を行ない、今井被告の両親に対してはそれぞれ1回2時間づつ。今井被告のかつての担任教師にも1回2時間の面接を行なっている。

 今井被告の刑事裁判(地裁)への送致が決定する前、家庭裁判所において鑑定書を作成したのが加藤幸雄。

 被告側弁護人から今井被告の印象について訊かれた加藤幸雄は「事件の凶悪性に比して幼い。会話は普通にこなせているが、よく聞くと理解不可能だったり、中学生レベルの精神構造だ」と述べている。

 今井被告の非行性については「相当に速度が進んでいた」と証言している。

 ルーマニアでは実父であるトルコ人のDV(ドメスティック・バイオレンス)男。日本に来てからの父(日本人)は父と呼ぶに足らない関係。そうした家庭環境から「モデルとなる男性がいなかった」「そのため自己規律の不確定をもたらした」と結論付けた。
 モデルとならないどころか人間不信をもたらし、男性の生き様、父親的な決断、母親的な受容を経験することなく、育って来たとしている。

 また、ルーマニアで13歳まで暮らし、思春期を経て大人としての属性を構築する段階で日本へ来てしまったため、人格形成が初期化されてしまい、日本語という異文化で再構築を余儀なくされたという。

 少年から大人になる時期、自分の責任で行動することを覚え始める年齢で来日したため、ルーマニアで培った初期能力が日本語での作り直しを迫られた、そのため相手の内面を知る能力でハンディを背負ったと言うのである。

 しかし、加藤幸雄の論に従えば、父親がいなかったり母親がいなかった家庭環境で育った者、外国から日本へ移住して来た者による凶悪犯罪は全て心理状態の不確定で片付けられてしまいそうだ。

「来日後、今井被告の成長は止まったまま」(加藤幸雄)

 自分の母語で理解したことが、そのままの状態で進んでしまう。例えば一つの表現で何通りもの意味があったりするのが日本語だが、それが額面通りの言葉や表現であるのかを判別出来ない。

 何を言わんとしているのかよく分かり難い心理鑑定の結果だが、そうした生活環境から作られた今井被告の精神状態が一つの事柄に、「何としても、そこにしがみ付こうとする心理状態を生み出した」と言いたいようだ。

 中学校や日本語学校にあった今井被告の居場所が失われ、母親の愛情は変わりなかったが、本人が受け止めてもらえなかった、そのため皆で一緒にアパートで住みたいとする夢(?)が凶悪犯罪の動機になったのではないかと加藤幸雄は分析する。

 そうした動機について、加藤幸雄は「個人としては理解不能としながら、彼(今井被告)としては、そう思うだろう」と結論付けた。

 弁護側からの尋問は続く。

弁護人:吉祥寺での強盗殺人事件についてどのように表現されますか?
加藤幸雄:典型的な少年事件であると思います。
弁護人:典型的とはどういったところがですか?
加藤:準備不足であったり、想像以上に稚拙な犯行計画です。アパートに一緒に住むというのも4人(同居人)の共通の夢ではありませんでした。普通に考えれば分かることが被告人には分からない。
 脅迫でカードを強奪というのも稚拙な発想です。被告人が言う「大金」の意味というのも、どのくらいあれば…ということを想定、理解していません。
 一種のパニック状態であり、何らの見通しもない、合理的・論理的にどうして良いか分からない状態にあったと言えます。

TKY201302280666 共犯者である少年B(飯塚)との証言(どちらに主導権があったか)が食い違っている点について、加藤幸雄は「(今井被告が)ウソを言っているのではありません。相互の意思疎通が成り立たない状況において、自分に都合よく解釈していると考えられます」と断定。

 今井被告が主張する犯行前のプレッシャーや緊張については、「自分を有利にしたい中、非行性のレベルが高まり、実際にナイフを手にしたことによって強い自己防衛意識が強迫観念的に高まっていったのではないか」(加藤幸雄)と結んだ。

 要するに自分の中でコントロール出来ない今井被告については、「立ち直りの処遇」として「親代わりになれるような環境と再教育が必要であり、発達障害に見合ったプログラムや外国人である保護者(母親)への指導も必要ではないか」と提言している。

 …いったい何なのだろうか、この尋問は?

 弁護人の「今井被告を少年刑務所に収容することが相当でしょうか?」とする問いには、加藤幸雄は「厳罰を科すという意味では受刑は妥当ですが、実際に本当の意味で(今井被告に)謝罪するチカラを付けさせるのであれば少年院が妥当」との見解を示した。

 『少年刑務所』と『少年院』の違いについて、加藤幸雄は「刑の執行期間が少年刑務所だと作業中心で更生プログラムが異なる。矯正処遇や個別指導、心理発達支援、保護者支援は少年刑務所でも行なっているが、ごく一部。スケジュールにおいても少年刑務所なら不使用の施設は消灯してシャットアウトしてしまう。
 少年院の場合だと、一番人恋しくなる夕食後などの時間帯からコミュニケーションの場が提供されます」
と、その違いを述べている。

 ここで弁護側より「日本の刑事施設」と題した法務省発行の資料がモニター上に映し出された。これは裁判所への証拠資料として未請求であり、検察側から「データを示す意味においては有効だが、審理において示す必要は無いのでは?」「証人(加藤幸雄)が記憶している範囲で述べてもらうべきでは?」との異議が申し立てられ、裁判長より却下されている。

 少年刑務所と少年院とでは似て非なるもので、少年刑務所にいる刑務官は教育を行なうものではない。対して少年院の場合、法務指導官がいたり教育担当の職員がいる。収容の規模も異なっており、少年刑務所でも未成年は少なく、少年院は未成年が圧倒的多数だと言う。

弁護人:少年刑務所で二十歳を過ぎて更生に向けた教育はあるのですか?
加藤:一般的にはありません。システム上はあるが、未成年の受刑者でも作業ばかり。職員からの学会への報告なり、見学ツアーが組まれる少年院のほうが(今井被告の)更生には相応しい。
弁護人:被告人が更正のための努力をすると思いますか?
加藤:予測は出来ないが、人間関係と絆、責任感を深めるためには努力すると思います。
弁護人:被告人を少年刑務所に収容するデメリットを述べてください。
加藤:少年刑務所でもやっているが、自我形成や自問自答するには少年刑務所より少年院のほうが可能性は高くなり、可能性が無いに等しいところより、可能性のあるところのほうが良いのでは?
弁護人:証人の経験上で構いませんが、(刑事裁判から)家裁への移送は行なわれるべきと考えますか?
加藤:少年法の理解からすると、第55条に適合するケースと言えます。
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 予想される判決は無期懲役で、それを前提としているのだろうが、あたかも今井被告を少年刑務所に収容すべきか、保護処分にした上で少年院に収容すべきかに誘導を図った尋問である。午前中より出廷した中高時代の教師といい、この日の審理は今井被告を有利な状況に誘導するための尋問であったと言えよう。

 少年刑務所か(刑事裁判で裁くか)、少年院(保護処分)かという問題以前に今井被告には刑事裁判での裁き以外になく、それも死刑が要求・宣告されて然るべきケースだというのに、稀に見る少年凶悪犯罪者を無期・有期刑に処すどころか保護処分とはトンだ論点ずらしである。
 特に今井被告が精神構造上、大きな障害を抱えているために保護処分が相当、更生の見込みがあるとするのは卑劣な法廷戦術と言えよう。

 何度となく言ってきたことだが、今井アレックス被告に対しては死刑以外にない!

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今井アレックスを知る「吉祥寺の住人」より重大情報!

…日本人に同化して日本人の不良としてアウトロー化…

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 拙ブログに寄せられた情報だが、以前から今井アレックスを直に知っているという吉祥寺の住人によるナマ情報。
 今井アレックスが吉祥寺周辺のネットカフェやマック、ファミレスを「定宿」にしていたことは傍聴記の中でも度々触れているが、外国人・東欧人である今井アレックスは携帯電話で大声で話す、店内ではしゃぐ、音楽は大音量でかけるなど、とにかく騒がしい奴だったらしい。
 そのため、前述の「住人」と度々トラブルになったわけだが、今井アレックスは人好きのするタイプだと言う。例えば一度トラブルになった相手とも2度3度と遭遇すればアレックスの側から挨拶をしてきた。そんな具合だから格上の者からは可愛がられたりする。
 話してみると今井アレックスの反応は「ええ!? マジっすか!?」「ヤバイっすよ」といった具合に今どきの若者のリアクションそのもの。
 外国人には違いないが、今井アレックスは外国人グループの中でアウトロー化したタイプとは異なり、むしろ日本人の不良グループの中で日本人に同化してアウトロー化した稀有なタイプだと言える。
 吉祥寺周辺のマックやファミレスでは度々盗難事件が発生したが、全部アレックスの仕業だったのではないかと見る周辺関係者は多い。
 タバコ屋や店舗からの組織的な万引き事件ではアレックスが店員の注意を逸らす役割だったと言う。タバコ店ではアレックスが店主に話しかけて世間話に引き込んで店主の注意を惹き、その間に他の仲間が物を盗むといった具合に。
 アレックスはその他、吉祥寺界隈の居酒屋やバーを度々飲み歩いており、住人に言わせると知らない者はいないくらい有名だったと言う。
 そのアレックスが無慈悲な強盗殺人事件を起こした際は「アイツがなぁ」といった具合に誰もが驚いたようだ。
 刺した経緯について住人は次のように分析する。
「どちらが刺す、刺せを主導したかではなく、アウトローの世界ではたとえ2人だけでも一旦やるとなった以上は『ここで引いたら仲間の手前、カッコがつかない』といった空気が生じることがある。そういう空気の中で『やんなきゃなんねぇ!』っていう思いが強くなって、やっちまったんじゃないかね」
 住人も言うが、吉祥寺界隈の関係者は誰もが口を揃えて「アレックスは刺す事件を起こすまでは良い奴だったんだけどね」と評する。
 頭の回転も早く、飲み込みも早かった。そうした個人的な資質が日本語を上達させたのだろう。ゆえに、その人好きする面が裁判でも考慮されるかも知れないので、その辺りは要注意だね…と住人が話してくれた。


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2014年02月25日

吉祥寺・強殺事件 第3回公判(後編)

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2/21地裁・立川 傍聴記 ★育ての「父」も認めた!

「今井アレックス被告が反省しているとは到底思えません」!?

P59
前エントリー「吉祥寺・強殺事件 第3回公判
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51931663.html

☆宿命的な国際結婚トラブル
 平成26年2月21日の東京地裁立川支部101号法廷で行なわれた「吉祥寺・強殺事件」の公判も夕暮れ近くになった頃、産みの母親に続いて今井アレックス被告の「父親」である今井パパへの尋問となった。

 本稿では今井アレックス被告とその父の表記について混乱を来たすのを避けるため、今井被告を「アレックス被告」、その父を「今井パパ」と表記する。

 尋問を開始する前、倉澤裁判長は「(審理が)長時間に及び、被告人も疲れているので尋問は最小限にお願いします」と弁護側に注文を付けたが、そのような配慮は必要無いのではないか。その被告人によって無慈悲に生命を奪われた被害者・山田亜理沙さんは誰かから心配される間もなく息絶えている。

 被告側の秋野弁護人から始まった今井パパへの尋問は「義理の父に当たるのですか?」との問いには、「…ちょっと違いますね。妻の連れ子ですから義理には当てはまらないと思います。マスコミ報道では『継父』だとか何だとか書かれましたが…云々」。

 弁護人からの「父ではないということですか?」という問いには「法的には」と答えた今井パパだが、続けて「だからと言って邪険に扱うとか、そういうことではありません」と注釈を付けた。アレックス被告が13歳で来日した当初より、その生活の面倒を見るために色々と奔走したことを述べ始めた今井パパは総じて「よく喋る人」。自分の苦労話も驚愕した話も、激怒した話も、悲観した話も饒舌且つ漫談調で喋り始めると、倉澤裁判長より「証人(今井パパ)は訊かれたことだけに答えて下さい」「ハイかイイエで構いません」と注意を促される場面も度々。

 年の頃、六十代後半から七十代前半といったところか。

 精密機器の会社に定年まで務め、事件当時も現在もタクシーの運転手として働いている。法廷での尋問では間もなく、そのタクシー会社も辞める旨まで述べていたが、下町の親父といった風体で外国人妻の連れ子であるアレックス被告への生活支援も惜しまなかった今井パパは面倒見が良く、度量のある「お人よし」なのである。

 もし今井パパの話を居酒屋など酒席で直に対面しながら聞いていたら、面白おかしく耳を傾けていられただろう。

 吉祥寺での事件を警察からの電話で聞かされた際には、「そりゃあ…もうビックリしました! 『ええ!? アレックスが人を殺した!?』…その一言しかありませんでした!」などとウッカリ被告人の名前を法廷で言ってしまい、またも裁判長から注意を受ける有り様である。

 刑事裁判と言えども未成年の被告が裁かれているとあって、法廷内では被告人の氏名は尋問においても一切伏せられている。

 被害者遺族に対して一言申し述べて下さいと促された今井パパは「こんな凶悪な事件を起こして…。謝罪とか…そんな言葉は見つかりません…」と述べるのが精一杯だった。

 妻、即ちアレックス被告の母との出会いは8〜9年前、吉祥寺にクラブがあり、そこに足しげく通っていた今井パパはアレックス被告の母を見初めてしまう。

 交際を経て国際結婚に至るが、その際に妻の母国ルーマニアに住む妻の実家にも相当な援助を施した。
 約1千万円のアパートを購入してやり、補修費用などでも計500万円くらいを送金している。

 妻の実家への生活費も月10万円ほどを3年にわたって送っている。妻の父親が亡くなった際にはお墓を建てるために、また30万〜40万円を援助したと言う。
向こうにも妻の兄(長男)がいるんですから、向こうですれば良いじゃないかとは思ったんですがね」(今井パパ)

 ここが国際結婚で外国人妻を持つことの大変さだろう。資産・財産があるとなれば義理事の度に出費を要求される。今井パパは退職前も退職後も会社員という立場で、飽くまでも想像だが、資産家の跡取りだったのではないかと思われる。こうした高齢の金持ちが若い外国人の女に篭絡され、正妻に収まるや有り金をトコトンまでタカる典型的なパターンだと言えよう。

 2人は平成16年頃に結婚。2年後の平成18年にはアレックス被告の妹となる長女を出産している(現在7歳)。

 妻からはアレックス被告と離れて暮らしていて淋しいとの訴えを度々聞かされた今井パパ。ある時、妻が娘を連れてルーマニアに帰国。「息子(アレックス被告)と一緒でなければ日本には戻らない」と言い始めた。
私がウンと言わなければ日本には帰って来そうになかったもんで…」(今井パパ)

 半ば仕方なしにアレックス被告を養育することになった今井パパ。法務省入国管理局にアレックス被告が来日するための必要書類を提出。「ウェルカムというわけではありませんが…」としながら色々と面倒を見始めたとする話をし始めた。

 アレックス被告は平成20年夏に初来日。弁護人から「養子縁組はしなかったのですか?」との問いに今井パパは「いや、まったく! そんな考えは…」としてアレックス被告との明確な父子関係を否定する。

 新しい「家族」を迎えた今井家だったが、今井パパとアレックス被告が自宅の食卓で顔を合わせるということは毎日ではなかったようだ。今井パパもタクシーの仕事の関係上、途中から家族が揃って食事をする機会も次第に減っていった。

 アレックス被告が日本語を話せるようになっても、特段訊ねるようなことでもない限り、今井パパと「父子」の間で会話が交わされることは無かったという。

 アレックス被告について「どのような性格ですか?」と弁護人から問われた今井パパは「何事にも…あまり積極的ではない」と評した。反面、アレックス被告の「良い面はありますか?」と問われると、「う〜ん…」と考え込んで「特段ね…分からんですなぁ…」と言葉を濁している。

 中学校時代のアレックス被告は真面目に学校へ通っていたことは今井パパも認めている。一方、今井パパとアレックスの母である妻との関係は「はじめの頃こそ良かったが、妻のほうが理由も無くヒステリックになっていった」と話す。

殴る、蹴る、引っかく…暴言。私が酒を呑んでいたら突然、私を蹴っ飛ばして包丁まで持ち出して、それを子供たちの目の前でやりました」(今井パパ)

 このような騒動が週に何度もあったわけではないが、3年に4〜5回の割合で起きたという。これも国際結婚に往々にして見られる傾向である。文化の違いもあるのだろうが、日本人の性質として大人し過ぎるのか、計算尽くめで暴れているということもあろう。日本人同士の夫婦も同様だが、こと外国人配偶者となれば夫婦喧嘩も意味不明に、その暴れっぷりも凄まじい。

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☆家族の中にいたドロボー

 やがてアレックス被告が都立・秋留野高校へと進学。

 「自らの意思でその学校に入ったのですか?」とする弁護人からの尋問には、「いえ、本人からは何も聞いていません。入試も殆ど無くて、先生からの推薦もあり、帰国子女ですとか、そういった生徒を受け入れる枠があるようで…」と答える今井パパ。

 「被告人は私立昭和第一学園(立川市)に入りたがっていたのでしょうか?」とする弁護人からの問いに、今井パパは「新宿の大久保にある私立学校を滑り止めで受けていました」と答える。この学校には今井パパも保護者として面接なりに同行している。入学金も納めた。父子として会話らしい会話も無く、「息子」のことには無関心ながらも、それなりに親としての務めを果たしてはいたようだ。

 余談ながら東京・大久保界隈は新宿区ぐるみで推進する多文化共生政策の「コリアン・タウン」として知られ、『在特会』をはじめとする愛国市民団体が韓国追放のデモ行進を度々繰り広げるまでになったが、やはりソチラ系の学校が少なくないようだ。

 アレックス被告がそちらに進学したかったのかと言うと、そうではないらしい。だが、中学の時と比べると、アレックス被告には高校へと通うようになって明らかな異変が生じたようである。

1学期は真面目に通っていましたが、2学期に…その間、何があったのか知りませんが、9月か10月に喫煙で補導されました。
 私が警察に呼び出されて一緒に学校の先生のところにも謝りに行きました。先生たちの前でアレックス…あ、いやいや、アイツ(アレックス被告)にも『謝れ』と言ったんですが、これが謝ろうともしなかったんですよ
」(今井パパ)

 単純に考えて1学期と2学期の間にある夏休みが原因である。

 そしてアレックスが今井パパのバッグから22万円を盗み出す事件が発生した。今から約2年前のこと。
 今井パパは武蔵野市方面のクレー射撃協会の会長を務めており、会員から集めたお金だったと言う。

 どうして盗みなど犯すようになったのだろう? 今井パパが本人に詰問して聞いたところによると、「誰かに脅かされた」と言っていたようだ。「誰とは言いませんでした。すぐに本人を連れて福生警察署に被害届を出そうと相談した」と言う。

 …単純に考えて、ここでも遊ぶためのカネ欲しさで今井パパのバッグからお金を盗み出したのだろう。それがバレて問い詰められるや「脅し取られた」と体裁を繕ったに違いない。本当に被害があれば誰なのかを述べているだろう。それが言えないということは、そんな被害は無かった。こんなウソにまんまと騙されている今井パパも今井パパである。いよいよアレックス被告の言う学校でのイジメや恐喝、差別などは怪しくなってくる。

 高校2年生になると1学期の終わり頃からアレックス被告は学校へ行かなくなった。またも夏休みが近付いた時季である。その後、出席日数も足りなくなって自主退学している。

(アレックス被告が)仕事をしたい、なんて言い出しやがりましてね。働くなんて、学校へ行くよりも大変だぞ、ということを言って聞かせたんですよ」(今井パパ)

 実際、自分でハローワークに行って見つけてきた仕事もアレックス被告は1ヵ月とて続いていない。

 この辺りから半ば家出同然のアレックス被告は実家へ度々戻っては今井パパの財布やバッグから3万円やら10万円やら度々お金を盗み出している。

 そして銀行のキャッシュカード20数枚を持ち出して170万円を引き出すなどした。全部ではないが、カードの中には生年月日を暗証番号にしていたものもあり、それでATMから引き出すことが可能だったのではないかと思われると言う。

 こうしたことから今井パパは自宅の鍵を取り替えるなどして、アレックスの無断での帰宅(侵入)を許さないための措置を講じた。それでも窃盗事件は起きたのである。

 事件の前年となる2月24日のこと。「どこから入ったのか…玄関から見て裏側にある引戸を開けて自宅に入ったみたいです」。今井パパが急ぎ帰って自宅2階への階段を駆け上がり、「現行犯」でアレックス被告をとっ捕まえたことがあったと言う。
 「何をやってるんだ!!」 今井パパの激しい怒声に怯えた素振りを見せつつ、「ごめんなさい」と小さな声で謝ったアレックス被告。

 今井パパが気を抜いた一瞬の隙に、「パーッと窓から逃げやがりました。とにかく、本当に逃げ足が早いったらありませんよ」と今井パパは当時の様子を法廷での証言で振り返った。

4f02ffde8886b1ffb0bcfcb4ffc7982b 「被告人に対してどう思うか?」とする弁護人の問いには、今井パパは「…あんな大それたことをやってしまって…本当に反省しているのか…私にはそうは思えません」と言った。一番身近にいた者からして言うのだから間違いなく、そうなのだろう。

 現在、妻とは離婚の調停中だそうだ。あまりにも遅きに失して、奪われたもの無くしたもの、社会に対する被害は甚大だったが、当然の判断だろう。

 次に検察側からの尋問。

 アレックス被告が来日するまで今井家から仕送りしているが、全て今井パパの収入だったと言う。

 アレックス被告が来日すると、日本語学習については今井パパが市役所に相談して外国人の日本語学習センターを見つけてきたようだ。

 今井パパはアレックス被告に対して中学生の頃は3千円、高校生になってからは月5千円の小遣いを与えていた。これが普通の額である。その範囲内の遊興にとどめるべきで、それ以上の額が必要で欲しければ自らアルバイトでもして稼げという話だろう。

 アレックス被告の件で今井パパらが学校に呼び出されたのは計4〜5回。妻も学校へ赴いているが、今井パパによると「妻は一度行っていますが、その後は…」と言う。
 ちなみに今井パパへの尋問中、この妻も傍聴席で傍聴していたが、途中で退廷した。よほど聞くに堪えなかったのだろうか。

 バッグや自宅の金庫から現金が盗み出されたのは何回か分からない。「脅し取られたと言うのは本当だと思いますか?」とする検察側の問いに、今井パパも「本人が言うには…。しかし、今にして思えばどうか分かりません」と言う。

 「盗み出した現金の使い道は何だったと思いますか?」の問いには、「享楽で使ったんでしょう」と答えた今井パパだが、吉祥寺・強殺事件の動機がそのまま示されてもいる。

 果してアレックス被告は反省しているのか? 検察側から改めて問われた今井パパだが、「私に対してだって未だ何ら謝罪の言葉がありません」と言い、被害者遺族への賠償については「私のほうからも、そういう問題が必ず出てくるぞ、大変だぞ、ということを妻に言いました」と言う。

 続いて被害者参加制度に基づいて裁判に参加している被害者遺族の代理人である山本弁護士より尋問。

山本弁護士:被害者遺族から見て証人(今井パパ)は「加害者側」ということになりますが、そういった認識はありますか?
今井パパ:…そう思われても…仕方がないでしょうね…。
山本弁護士:法的にはともかく、被告人のしたことで証人に道義的責任があると思いますか?
今井パパ:…私自身には…非があるとは認識していません。

 以上で、この日の審理は終了。

 アレックス被告が日本の生活に馴染むための環境を整えることに奔走し、援助や出費を惜しまなかった今井パパを責めるのは酷な気もするが、責められるべき最大の点はアレックス被告の母と国際結婚をしたことだろうか?

 ただでさえ軋轢や衝突が起きる可能性は高いというのに、アレックス被告が来日して日本での生活を始めるに際して相応のトラブルは「予測出来たこと」である。

 妻が「息子と一緒でなければ日本に帰らない」と言ってきた時点で帰って来てもらわなければ良かった。アレックス被告には日本での生活に順応してもらわなくて良かった。さっさとルーマニアに帰国してもらえば良かったのであり、今井パパが奔走したことが全て仇になって返って来たのである。

 その最大のツケを支払わされたのは今井家とはまったく関係の無い山田家であった。

 何よりの被害者はアレックス被告に殺害された山田亜理沙さんである。
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2014年02月23日

吉祥寺・強殺事件 第3回公判

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2/21地裁・立川 傍聴記 ★「更生の余地」を演出!

「この親にして、この子あり」を実証した被告の母への証人尋問

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 平成26年2月21日(金曜日)、東京地裁立川支部にて「吉祥寺・強殺事件」の第3回目となる公判が開かれた。

 午前10時より始まった当日の審理は、午前中の大部分を費やして被告側の弁護人より少年院の仕組みに関する説明が行なわれた。

 要するに一般の刑事裁判とは別に、家裁送致で少年院に送られれば被告人にはこんな更正の余地がありますよ、少年院ではこういう更生プログラムがありますよという説明である。

 政府発行のパンフレットを用いて少年院の仕組みが法廷内のモニターにも写された。

 しかし、このような説明はいくら聞いたところで本件に関してはまったく無意味だろう。

 何せ単なる通行人である山田亜理沙さん(当時22歳)を遊ぶカネ欲しさで襲ったルーマニア人の今井アレックス被告には更生の余地無し、反省の態度が微塵も無しだからである。

 「保護処分」となった場合の流れとして、少年院では「職業補導」や「保健体育」「院外教育」などが施されるようだが、娑婆にいる者がお金を払わなければ出来ないスポーツを税金で行なうことが出来、出所後の職業訓練まで施してくれるとは大層なご身分ではないか。

 これを求職中の失職者が見た場合、「職業訓練を施して欲しいのは俺(私)だ!」と言いたいところではないか。

 いかに未成年と言えども稀に見る凶悪犯。成人同様、一般の刑事裁判で裁かれている今井被告には何ら関係の無い話だ。

 正午近くとなり、ようやく今井被告の母親に対する証人尋問が開始された。

140219_1201~010001 この今井アレックス被告の母親というのも、本裁判が始まって以降、初公判の時からずっと姿を見せているが、ただの一度として泣いている姿を見たことがない。
 今井被告と共犯で捕まり、裁かれた日本人の少年B(飯塚滉暉 =いいづか・こうき=)の場合は母親らしき40歳代くらいの女性が閉廷後、涙しながら無期懲役の判決を下された息子の元に歩み寄っていたが、ここが日本人と外国人の違いでもあるのだろう。

 自分が生んだ息子がしでかしたことなのに、どこか他人事なのではないか。「ああ、やっちまったのか」「捕まっちまったな」といった程度に。

 日本人も外国人も関係のないことだが、男にとって一番泣かせてはいけない女性。それは母親である。しかし、今井被告の母親は一度として泣かない。泣いて当然の場面で泣かない。息子が死刑判決でも受ければ泣くのだろうか。そうなったほうが良いだろう。そうなったほうが自分の息子がしでかしたことによって、とてつもない苦痛と悲しみ、屈辱を味わされた被害者遺族の気持ちが分かるというものだ。

 証言台に立った今井被告の母親は細身で、いかにもダンサーといった出で立ち。身長は約165センチくらいで、そんなに高いというわけでもない。

 証人尋問は基本的に「日本語で行ない、分からない部分を通訳人に訳してもらう」ということで始まったが、開始早々、日本語でやるには無理があるだろうと思わされた。

 裁判官もそれを察知したようで尋問の全てにおいてルーマニア語の通訳を介して行なわれた。

 被告側の秋野弁護人から事件によって殺害された山田亜理沙さんのご家族に述べることがあれば、と促され、ルーマニア語で話し始める。

何よりも先に心からお悔やみ申し上げます。申し訳ない。ごめんなさい。
息子に対する責任、被害者への責任の重大さを感じています。
ユルシテクダサイ。ゴメンナサイ

 「ユルシテ…」の部分のみを日本語で述べたが、母語で述べたにせよ、どこか他人事のような、ありきたりな定型文である。

 弁護人からの尋問で今井アレックス被告の父はトルコ人、母は16歳の時にルーマニアでアレックスを出産している。トルコ人とルーマニア人のハーフ(混血)。後に一家でトルコに移住しているが、夫からの暴力は激しく、包丁を突きつけられて脅されるようなこともあったが、当時は幼子だった今井被告が泣き出したために救われたことも。

 義母から2人のパスポートを取り上げられてルーマニアに帰れないようにされるなど、生活は決して楽ではなかった。

 やがてルーマニアに帰国。今井被告と今井被告の母、今井被告から見て祖母と叔父、叔母の5人家族で暮らすことになったという。トルコ人の夫(今井被告の父)がルーマニアまで追って来ることもあったが、やがて離婚。このトルコ人の夫は今井被告が10歳の時に亡くなっている。

 弁護人からの尋問で「幼い頃の今井被告がよく甘えてきた」というエピソードも明かされた。

 やがて今井被告をルーマニアの祖母らの元に残したまま、母は日本へと渡る。弁護人からの尋問では、本人にはきちんと説明せぬまま来日したことが明らかに。

 今井被告をルーマニアの私立プライベート・スクールに入学させた。成績は良かったとし、弁護人はルーマニアの学校での成績表まで法廷内のモニターに写し出す。学校では表彰もされたことがあったと言う。

 今井被告の母は日本で日本人男性と再婚。当時、それをルーマニアにいた今井被告には伝えず、説明もせず。「まだ小さかったので説明しても理解出来ない」として。

 結婚してからすぐにでも今井被告を日本に呼びたかったが、小学校はルーマニアで過ごさせた。

 ルーマニアにいる息子も籍に入れて一緒に暮らしたい…日本人男性との間に生まれた娘(今井被告の父親違いの妹)を連れてルーマニアに帰った母は、「息子と一緒でなければ日本には戻らない」旨を夫に告げた。当時、今井被告は13歳。

 望み通りに息子である今井被告も一緒に日本で暮らすことになったが、当の息子は日本語が出来ず、日本の文化も何も知らない。

 母親としては息子をすぐには日本の中学校へ入れず、日本語を学ぶことに専念させたかったようだが、夫がそれに反対した。結果として今井被告が日本語を習得し、日本の生活にも順応することを早めた。

 来日当初は楽しそうだった今井被告だが、次第に悲しそうになっていったと母親は振り返る。「息子は夫からも無視されていた」と。

 自身が水商売の店をやっていた関係から、母親は帰宅するのが早くて午前6時。遅ければ正午くらいになってしまうことも。必然、息子と顔を合わせる機会も少なく、会話も少なく。

 日本人男性の夫との喧嘩も絶えず、週に2〜3度は衝突したという。「息子(今井被告が)が止めに入ったこともあった」と母親は振り返る。

 今井被告は中学校に通うことになったが、学校には毎日通っていたと言う。学校の行事や地域のボランティアにも積極参加。そうした機会に日本語を身につけたという。これはいかに日本社会が外国人である今井被告を寛容に受け入れたかを物語っている。今井被告が僅か数年で、日本語のみで裁判を受けるくらいに日本語を上達させたのは学校や地域など、日本社会が外国人を寛容に受け入れたことを裏付けるものである。…しかし、これが仇になった!

 被告側の弁護人は裁判において、今井被告が学校でのイジメや暴力を受けた被差別階層であるかのように印象付けようとしているが、トンでもない話である。

 法廷内のモニターには写されなかったが、今井被告の中学時代の成績表が証人である母親に見えるように示された。低い成績が多くなったことについて、母親は「個別指導を受けさせられなかった」と述べている。「日本語を理解出来なかったせいでは?」とする弁護人の質問には、「その通りです。日本語を知らなかったために…」とした。いかに今井被告が日本の事情をよく理解していないかという方向に持って行きたいようだが、話はまったく逆である。中学時代はともかくとして、今井被告は前述のような周囲の環境も手伝って、驚異的なスピードで日本人の生活に同化していったのである。

52c35781 やがて今井被告は東京都立『秋留台(あきるだい)高校』に入学。弁護人は今井被告が別の私立高への進学を希望していたが、仕方無しに秋留台高へ行ったのではないか?と問い、母親は「ハイ」と答えている。

 高校では暴力を振るわれ、イジメを受けて恐喝された、ある時などベッドから起きられないほどだったと母親は説明。

 高校1年生の頃から家を空けることが多くなり、外泊することが度々。たまに戻って来ても父親と衝突することが多くなったと言う。「暴力を振るった人たちから後をつけられたり、それが原因で学校をやめたい」と言い出したようだ。

 だが、この主張を真に受けることは出来ない。仮にイジメや暴力が事実で学校をやめたいとしても、その当人が家を空けたり、夜な夜な街中を徘徊するなど不良化していては元も子もないだろう。自分から刺すことを提案して犯行を主導しておきながら、裁判になるや自分こそが従わされた側だなどと主張する今井被告の言うイジメや暴力、恐喝の被害など、どこまで本当のことを言っているのか分からない。

 高校2年の夏に退学した今井被告が母親の店に最後に姿を現わしたのは、吉祥寺での事件を起こす1週間前だと言う。

 事件の第一報で息子が加害者だと聞いた時、母親は「信じたくなかった」と振り返る。

 この段階でも既に綻びが見えまくりだが、弁護人と母親によって今井被告を「悲劇の主人公」に仕立て上げた物語もここまで。次に検察側からの尋問に入る。

検察側:ルーマニアに送金をしていましたね? 毎月の額はどのくらいですか?
証人(母親):5万円から10万円…多い時で15万円。
検察:結婚の後も送金していましたか?
母親:はい。
検察:ブカレストにマンションを購入していますね?
母親:はい。
検察:あなたが稼いだお金でですか?
母親:夫も少し。

 ここがネックだが、いかに日本に定住・永住を決めた外国人であれ、母国との縁をキッパリと断ち切ったわけではない。イザという時に備え、家を建てるなり、ビルを建てるなり、きっちりと母国に生活基盤を構築しているものだ。こういう外国人に易々と定住許可や永住許可はたまた日本国籍まで与える日本政府は入管法のガイドラインに違反していても、それらの許可や国籍を剥奪しないことが正当なのかどうかを考えることに直面する事態がいつか来るに違いない。

検察:被告人が高校に入ってから学校へ行きたくないと言ったのはいつ頃から?
母親:最初から…。
検察:1年生の頃から夜遊びをするようになりましたか?
母親:はい。
検察:学校へ行かなくなったのは?
母親:2年になってから。

 要は幼い頃は少々成績も良かったのかも知れないが、根が不真面目なので瞬く間に不良化しただけの話である。

検察:何故、学校に行かなくなったのでしょうか?
母親:暴力を受けたりしていたので…。
検察:退学する前に、被告人は暴力沙汰で停学になっていますね?
母親:そういうこともありました。
検察:(吉祥寺での)事件前、家のお金を持ち出したりしていますね? 総額で言うと?
母親:30万円。
検察:ご主人の預金(170万円)も引き出していますね? 何に使ったのでしょうか?
母親:家賃など…。
検察:170万円も家賃にですか?
母親:生活費や食費など…。
検察:あなた(証人)が警察に呼び出されたのは息子さんが他人の物を盗んだりすることで?
母親:はい。
検察:被告人に注意なりしましたか?
母親:いつも口頭で叱っていました。麻薬をやっていないかどうか、腕もチェックしました。息子が悪事を働く度、ルーマニアに戻る気が無いのであれば予防的に少年院へ入れたかったのです。
検察:被告人がどんな悪事を働くと思いましたか?
母親:もっと悪いことをするのではないかと予想しました。何回もお金を盗んだり、携帯電話を盗んだりしましたので…。
検察:今後も息子さんと共に日本で暮らすお考えですか?
母親:はい。
検察:被害者遺族への賠償を考えていますか?
母親:私は出来る限りのことをやりたい。
検察:具体的には?
母親:ルーマニアにあるマンションを渡しても良い。

 今井被告がイジメや暴力、恐喝の被害者であることなど、すぐにメッキが剥がれた。何のことはない。手癖の悪い根っからの犯罪者体質なのである。いや、罪を重ねたという認識すら無いのだろう。

 アパートを借りる費用など、見ず知らずで無関係な山田さんを襲うくらいなら、自宅に盗みに入るなり強盗に入るなりすれば良かったのではないか。それにしても計200万円を右から左へと使ってしまうなど、十代にしては尋常な金遣いではない。

 母親は「少年院に入れたかった」旨を述べているが、これなどは今回の事件の裁判に際し、弁護人との口裏合わせで家裁への送致(保護処分)を狙ったイメージ戦略と言えるだろう。どこまでも卑劣な母子である。

 次に被害者参加制度を利用して裁判に参加している被害者遺族の代理人として清水弁護士より尋問。

清水弁護士:被害者遺族に直接謝罪はしないのですか?
母親:どこへ行けば…?
清水弁護士:あなたの周りに誰がいますか? 弁護人の方がいますよね? 相談出来たのでは?
母親:ショックで冷静に考えられずに…。
清水弁護士:(この裁判が行なわれている2月21日から)1週間後の金曜日が何の日か知っていますか?
母親:金曜日は金曜日です。
清水弁護士:被告人に殺害された山田亜理沙さんの命日です!
母親:…。
清水弁護士:事件から1年が経とうかという段階で自分から謝罪しないのですか?
母親:まだ1年経っていません。
↑ ※ただの屁理屈
清水弁護士:ルーマニアのマンションを渡しても構わないと言っていましたが、そういう意向があるのなら何故、裁判の前にしないのですか? もっと早い段階でしようとは思わなかったのですか? 賠償の有無が被告人の裁判を有利にするとは考えないのですか?
母親:私は日本の法律はよく知りませんが、夫の言う通りにしてきました。
清水弁護士:被害者遺族が東京より遥か遠いところから来られているのは知っていますか?
母親:はい、青森です。
清水弁護士:東京の裁判所へ来るにも費用もかかります。そういう費用について、あなたが負担しますとか思わないのですか?
母親:誰に言えば良いのか…?
清水弁護士:今のご主人とは離婚の調停中だということですが、賠償について出来ますか?
母親:夫の意見については述べられません。

 間違いなく、この母親に関して被害者遺族に賠償する気はないと言えるだろう。心にもない謝罪の言葉を述べ、屁理屈や言い逃れ、責任転嫁だけは一人前。まさしく、この親にしてこの子あり…である。

 次に尋問は裁判官・裁判員より。

岸田判事:何故、事件を起こしたか、被告人から具体的に訊きましたか?
母親:カラオケとかネットカフェとか…。

 この時点で母親自ら息子が遊ぶカネ欲しさに強盗殺人に至ったことを「自白」したも同然である。

裁判員:被告人は平成24末の段階で、家から持ち出したりしたお金を計200万円ほど持っていたわけですが、何に使ったのですか?
母親:飲食とか女との付き合いとか…カラオケ…エクスタシーに…。
裁判員:エクスタシーとは薬物ですか?
母親:はい。

 またも享楽のために人を襲ってカネを奪ったことを裏付ける母親への尋問だ。断じて「家族」との生活のためなどではない。

 この上なく手癖が悪く、家族のお金を数百万単位で盗み出したりする息子に、なおも母親は毎月のように小遣いを与えていた。そのお金を右から左へと瞬く間に使い切ってしまう今井被告。およそ母親らしさの欠片も見当たらない教育姿勢が吉祥寺・強殺事件をもたらしたとも言える。

 被害者遺族は、この加害者家族に対して民事賠償請求訴訟を起こしてでも賠償させるべきだろう。

 加えて、このようなルーマニア人どもの入国を認め、社会に徘徊させた日本国政府の責任も問うことが望ましい。

 これは日本社会が総がかりで加害者家族と国に賠償させなければならない問題である。

夕暮れ近くの午後の法廷には今井被告の父である日本人男性が出廷した

次エントリーに続く

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2014年02月22日

吉祥寺・強殺事件 第2回公判(後編)

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2/20地裁・立川 傍聴記 ★凶行が起きた責任と元凶!

被告(在日外国人)を日本に馴染ませ、日本を好きにさせた罪

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前々エントリー「吉祥寺・強殺事件 第2回公判」
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51931448.html
前エントリー「吉祥寺・強殺事件 第2回公判(中編)」
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51931552.html

 ルーマニア国籍の少年Aこと今井アレックスは自身への尋問の冒頭で吉祥寺・強殺事件の共犯者である少年Bこと飯塚滉暉(いいづか・こうき)」について、「大事な家族も同然」としていた。

 少年Bのファースト・ネームは知っていたが、飯塚というファミリー・ネームは知らなかったと述べている。

 一方の少年Bこと飯塚にしても今井被告に対して同様、ファースト・ネームしか知らなかった。おそらく互いに「アレックス」「コーキ」と呼び合っていたものと思われる。

 飯塚のほうが年上の1歳違いだが、ほぼ同い年も同然。先輩・後輩、上役・下役といった明確な上下関係が存在するわけではなく、会話も双方が「俺」「お前」といったタメ口だったのだろうが、主導権はどちらかと言うと今井被告にあった。少年ギャングの映画なら主役に持って来いの構図である。

 今回の公判で今井被告への尋問が始まるや、今井被告は「刺す」「刺せ」「刺したほうが確実」といった自身の主導的役割を飯塚に転嫁し始めた。

 もし、今井被告が少年Bこと飯塚を本当の家族も同然と思っているのなら…俺は死刑でも構わない、でもアイツ(飯塚)は俺に従って刺しただけなのだからアイツの罪だけは少しでも軽くしてやってほしい…くらいのことは言って良さそうではないか?

E4BA8BE69585E78FBEE5A0B44 裁判が始まるや今井被告は、飯塚をはじめとする「本当の家族」と一緒にアパートで暮らしたかった、そのための資金が必要だったということを犯行動機とする法廷戦術を駆使し始めたが、今こそ飯塚に対する家族としての情愛が本当であるか否かが問われているのではないか。

 今井被告の法廷での主張がウソで塗り固められたものであることは、「覚えていません」を連発したことに象徴されている。
 尤も少年B(飯塚)とて「覚えていません」を連発させたが、2人の覚えていません…は表現は同じでも、その意味合いがまったく違う。

 飯塚の場合は「刺す」「刺せ」の会話が「ありました」「あったと思います」と認めながら、それがいつ、どこで交わされたものなのかを「覚えていません」としている。

 一方、今井被告の場合は、「刺す」「刺せ」の会話を飯塚の主導によるものとすり替えた上、警察や検察における取り調べの段階で主張していなかった点を追及されるや覚えていません…を連発、挙げ句、取り調べが有ったか無かったかさえも覚えていません…とした。

 自らに不都合なことは絶対に認めないし、ウソをつき通してシラを切り通そうという外国人犯罪者に見られがちな傾向そのものである。

 外国人と日本人の性質の違いを2人の犯行手口が物語っている。少年Bとされる飯塚の場合、法廷で刺した時の様子を再現して見せたが、ボクシングでフックを打つような仕草でナイフを突き立てたもので刺し傷も5センチと比較的浅い。
 翻って少年Aとされる今井被告の場合、まるでホラー映画の殺人鬼が刃物を振り下ろすように(今井被告が殺人鬼そのものだが)、被害者・山田亜理沙さんの背中を一突きにしている。その深さ、刃渡りよりも長い約16センチ。

 刺した瞬間、ナイフがグニャと曲がったような感覚を覚えたとする飯塚(少年B)も迷わずに刺しているが、どこかに躊躇(ためら)いがあった。一方、今井被告(少年A)の場合は「相手が死ぬとは考えなかった」「滑るようにスーっと(ナイフが)入っていった」と述べた通り、躊躇いの無さを物語る。

 法廷での陳述も然りだが、いざ危害を加える際に躊躇わない、手口がより残忍、この決定的な違いを共犯の両者が示していると言えよう。
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 2月20日の東京地裁立川支部101号法廷では今井被告に対する検察側からの尋問が続いていた。

検察:ナイフは脅すためだけに用意したのですか?
今井:はい。
検察:どうやって脅すつもりでしたか?
今井:考えていませんでした。
検察:言葉で脅す、ナイフで脅す、あるいは考えていなかった?
今井:…はい。
検察:大金とは数千円か万単位ですか?
今井:まとまった現金が必要だと思いましたが、考えてはいませんでした。
検察:アパートを借りるのに、どのくらいの現金が必要だと考えましたか?
今井:分かりません。
検察:見当もつきませんか?
今井:…。
検察:ネットカフェなら1時間いくらとか料金がありますが、それと比べれば、まさか数千円でアパートが借りられるとは思っていなかったわけでしょう?
今井:…はい。
検察:奪ったお金は少年Bと半々にすると考えていたわけですよね?

 ここで今井被告は通訳人に三度目となるルーマニア語への通訳を要請。難解な尋問があったわけではあるまいし、やはり時間稼ぎのために通訳を要請したとしか思えない。

検察:(分け前が)半々なら、まとまった金額ではありませんね? アパートで一緒に住むための資金にするなら半々にする必要もないのでは?
今井:…一旦お金を分けて、アパートを借りる時にお金を出し合えば良いと思っていました。

 実に苦しい弁明である。「被害者の山田亜理沙さんが大金を持っているように見えたのですか?」とする検察からの尋問には今井被告もどう切り返そうか、大いに躊躇ったはずである。

 ここで検察側より、被害者参加制度を利用して裁判に参加している被害者遺族の代理人である弁護士から、「犯行計画について尋問したい」との申し立てが行なわれた。

被害者遺族の代理として清水弁護士(※被告側ではない)より

清水弁護士:犯行に際して、「刺す」「刺せ」の話をしたのは?
今井:B君が刺していこう…と。
清水弁護士:少年Bと揉めたくなかったので受け流したと言っていますよね? その一方であなたは高校時代に自分が恐喝の被害に遭い、暴行を受けて流血した記憶を持ち出しています。しかし、現実には被害者を刺しているわけですよね? 他人を傷つけたくないなら少年Bに対して「やめよう」「やめる」と言えたはずでは?
今井:…
清水弁護士:アパートを借りるための大金が必要だと思ったから犯行に及んだわけですか?
今井:大切な友人だから…
清水弁護士:刺して逃げ切れると考えていたのですか?
今井:…考えていませんでした。
清水弁護士:逃げ切れるという自信がなければ犯行に及ぶ意味もないのでは?
今井:…私はパニック状態でした。
清水弁護士:亜理沙さんを刺して重大な結果になっているわけですが、本当に皆との生活を考えていれば、こんなことはしませんよね? 皆との生活など考えていなかったのでは? 早く皆の元へ帰りたいならバッグなど奪わずに放置していますよね? あなたが少年Bに対して「取りに行け」と指示していますよね?

 被害者遺族の代理人である清水弁護士の指摘通りである。本当に皆との共同生活が大事で、それを志していたと言うなら、まず真っ当な手段でそれを実現出来るように努めなければならない。手っ取り早く強盗などの犯罪で大金を得ることが出来たとしても、その結果、長期間にわたる勾留・服役で皆から引き離されるようでは元も子もない。
 今井被告にとってはアパートを借りるための資金を得ようと強盗殺人に及んだのではなく、単に目先の遊ぶカネ欲しさであったことを余計に裏付ける結果となってしまった。無駄な悪足掻きである。
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 次に法廷での審理は裁判官・裁判員による被告人尋問へと移った。

☆「ネット右翼(?)裁判員」の尋問に見る日本人の共生思想!

 今井アレックス被告は以前、共犯者・少年Bこと飯塚と似たような仕事に就いていた。土木工事関係のようだが、1ヵ月くらいしか続いていない。

 3名の裁判官のほか、8名いる裁判員のうち、最年長と思しき裁判員が今井被告に尋問した。歳の頃、60代〜70代といったところか。老若男女を問わず、幅広い年齢層が無作為に選ばれているが、誰もが裁判員に選出された以上は相応の認識と使命感、責任感に基づいて担っているようだ。

裁判員(男性):被告人は3〜4年前に日本へ来ていますが、あなたにとって日本は良い国ですか? 日本人をどう思っていますか?
今井:日本のことは何も知らなかったのですが、この国は大好きだと思いました。何故こうなってしまったのか、自分でも分かりません。
裁判員:残念です。

 今井被告には日本を好きになどなってもらいたくはなかった。もし今井被告が日本語をろくに習得出来ずに、日本の生活に馴染めなかったとしたら、おそらく少年Bこと飯塚と打ち解けて仲良くなることもなかっただろう。早くにルーマニアへ帰国していたかも知れない。凄惨な吉祥寺・強殺事件も起きずに済んでいたのである。なまじ日本の生活に順応したがゆえに、盗みを繰り返し、終いには強盗殺人事件まで起こす至っている。街中を徘徊してもロクなことをしていない。

 留意しなければならないのは、日本を大好きになったはずの在日ルーマニア人・今井被告によって、日本人が無残にも犠牲になった凶悪事件が引き起こされている点だ。

 日本を好きになってもらわなくて構わない、日本の生活に下手に順応してもらわなくて構わない、これは今井被告に限らず、全ての外国人に当てはまることである。
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 裁判員からの尋問は続く。

裁判員:犯行は仕方がなかったことですか?
今井:私がもっと考えれば、このようなことにはなりませんでした。ごめんなさい…!
裁判員:人を傷つけたくないことと、ナイフを持つことは矛盾しませんか?
今井:脅すだけなら傷つけずに済むと…。
裁判員:パニック状態になる前に脅すことにとどめられたのでは…?
今井:緊張で冷静に考えられなくて…。
裁判員:バッグを奪うのはB君の役目だったのですよね? B君はあなたが「刺せ」と言ったと言っていますよ?
今井:B君…どうして!? …そんなことを…!?

 今井被告の喋り口調は完全に涙声になっていた。特に「B君どうして?」と言ったくだりはドラマの台本仕立てのようだった。自らを犯行に誘われ、刺すことを命じられた「ある種の被害者」にすり替えようとする巧妙さである。

 自らのすり替えを他人(飯塚)によるすり替えであるかのように…。単に日本語を駆使するのみならず、こういう演出までして見せるのだ。このような外国人に日本語を習得させ、日本の生活に順応させた責任こそ大きい。

 次に尋問は裁判官の岸田判事より。

岸田判事:バッグを奪う役割が少年Bだというのは、いつ決まったのですか?
今井:前日の27日です。…最初に私が持ちかけた時に。
判事:少年Bに「やめよう」と提案しなかったのですか?
今井:提案はしませんでしたが、「緊張している」とは言いました。

 今井被告の回答は裁判員からの尋問に続いて、まだ涙声。少し「芝居」を長引かせる必要があると思ったのか?
 続いて同じく裁判官の林判事。

林判事:少年Bが刺す瞬間を見ましたか?
今井:…見ませんでした。

 今井被告はこの段になっても、傍聴人にもハッキリと分かるように声を震わせる「演技」をして見せた。実に芸が細かい。

 今井被告の主張を要約すると、「脅すという話を持ちかけた」が、刺すということは言っていない、むしろ少年B(飯塚)が言い出したとするものだ。その割には「抵抗されないようにはどうするか?」「抵抗された場合はどうするつもりだったのか?」という点を追及されると何も答えられない。てんで見当違いな回答をするばかり。

 事件について話したが、取り調べを拒否したという事実が有ったのか無かったのかさえも「覚えていません」とする今井被告。このような被告人の言うことを誰が信用出来ると言うのだろうか?

 また、今井被告は法廷での尋問で、しきりに「緊張していた」「緊張が高まった」「パニックになった」「冷静に考えられなくなっていた」とする主張を繰り返したが、国家によって敵を殺すことを強いられた戦争ではあるまいし、そんなに緊張していたのなら犯行をやめれば良かったのである。

 誰も被告らに対して、そんなことをやってくれとも望んでいないし、誰が命令したわけでもない。

第2回目となった20日の翌日、21日(金曜日)には今井被告の両親に対する証人尋問が行なわれた


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2014年02月21日

吉祥寺・強殺事件 第2回公判(中編)

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2/20地裁・立川 傍聴記 今井アレックス被告 ★卑劣なすり替え!

「法廷バトル・ロワイアル」で外国人犯罪者の体質を如何なく発揮!

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前エントリー
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51931448.html

 今井アレックス被告に対する弁護側からの尋問では、日野市内のアパートでの「集団生活」の話から入っていた。

 吉祥寺・強殺事件の前日となる2月27日に、もう皆で暮らせないことを告げられた今井被告サイドは「アパートを借りるための大金が必要だと思った」ことを本当の犯行動機として挙げていたが、今井被告は少年B(飯塚)とそのことについて何も話し合っていない。

 同居していたR子とK子にはその旨を伝えたようだが、肝心のB(飯塚)については「多分、2人(R子とK子)から聞いているんじゃないか」という程度。

 それよりもBこと飯塚とは強盗の計画が先走っていたようだ。尤も、これは今井被告の供述通りならという前提で、最初から共同生活は続けられれば良いな〜という程度で、目先の「遊ぶカネ欲しさ」が犯行動機であったことは明らかである。今井被告にとっての「本当の家族」や「安心出来る場所」などは後付けに過ぎない。

 日野のアパートを出て2人で歩いている道中、今井被告は強盗の計画を持ち出す。この時、飯塚から「やめよう」などの反対は「ありませんでした」と、今井被告は尋問の中で言う。

「刺したほうが確実」

 これを言い出したのは何と!…「B君(飯塚)のほう」なのだと言う。尋問で「マズイと思った」とする今井被告だが、まるで、これまで伝えられていた話とは正反対である。

 実行性のない段階での謀議の場合、確かに色んな意見が出ることもあるだろう。共犯者・飯塚も刺したほうが確実とする旨を口にしたのかも知れないが、どの段階で言ったのかで意味合いが異なる。

 ナイフを用いた犯行であるにせよ、「脅す」にとどめるか、「刺すか」といったことは話し合われていない。

 なお、今井被告は「奪った現金は2人で半々の取り分にしようと思った」と言うが、そのことを飯塚には「伝えなかった」と言う。

 犯行の直前、2人はネットカフェの同じ個室に入ったが、犯行の予定時刻(午前1時)が近付くにつれ今井被告は法廷での主張によれば「緊張が高まっていった」ようだ。今井被告がそのことを飯塚に伝えると、飯塚は「俺もだよ」と答えたと言う。

 ネットカフェの個室で寝転がりながら今井被告は「早く皆のところへ帰りたい」と思いながら、飯塚が何を考えているのか分からず、「不安に駆られていった」と尋問で述べている。

 ネットカフェを出た後、街中で人を物色しながら今井被告は「脅すだけか、刺すか?」を飯塚に尋ねると、飯塚が「刺していこう」と言ったというのだ。

 「反対はしなかったのですか?」という弁護人からの尋問に、「B君(飯塚)と揉めたくなかったので反対は出来ませんでした」と話す。

 …飯塚の供述とは180度異なって真っ向から食い違う。

 つまり今井被告の主張としては「強盗は提案したが、ナイフで脅すのみで刺すことは考えていなかったし、共犯者のBには命令もしていない。むしろBのほうが『刺そう』と言った」とするものだ。

 さらに被害者・山田亜理沙さんを見つける直前、2人組の男性を見た飯塚が「2人だとその分、多く奪えるので狙おう」と言ったが、今井被告は相手がガタイも良かったこともあり「私は怖かった」として自身を弱々しく印象付けようとしている。

 さらに山田さんを襲う間際、飯塚のほうが先を早足で歩き、飯塚が「目で『やれ!』と合図した」とまで言うのだ。

 要するに、今井被告は自身の行ない全てを共犯者である飯塚の所業であるとすり替えている。

 刺した瞬間、「パニックになって『やっちゃった!』と思って、その場から逃げ出した」「その時にBの右肩と私の右肩がぶつかりました」とまで言う。

 2人しかいないうち、主犯格である者が主犯格である自らの行ないを、もう1人しかいない共犯者に擦り付けた構図である。

 山田さんを刺した犯行現場から走り去ろうとした2人だが、バッグを奪っていないことに気づいた飯塚がバッグを奪いに行った。

 「B君はバッグの中を見ながら財布を渡して来ました」と今井被告は言う。飯塚がメモ帳を見せながら「暗証番号が書いているかも知れない、と言った」とも。

 被害者の所持品には一切触れていないとした飯塚との主張とは真っ向からぶつかり合う。
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 次に検察側からの尋問に移るが、今井被告への「突っ込みどころ」が満載である。

 「具体的にどういうナイフの使い方をして相手を脅そうとしていたのか?」「ナイフでどのように脅せば相手を傷つけずに済むと考えたのか?」とする尋問に対し、今井被告はこれまで主張してきたイジメの体験談を持ち出す。

 「高校時代に(自分が)恐喝された時、殴られて血を流したことがあり、他人にそのような思いをさえたくなかった」と述べた今井被告だが、検察側から「抵抗されたりした場合はナイフを使うという選択肢があったわけですよね?」「そのため1人1本づつナイフを手にする話になっていたわけですよね?」と突っ込まれる。

 「…私はナイフを使うのが嫌でした」(今井被告)と述べるのが精一杯。

 SEIYUの売り場でナイフを選んでいる最中、今井被告は目の前にあったナイフを「これが良いんじゃないか?」と言って飯塚に手渡したと言う。まるで、どのナイフにするか、ナイフをどのように使うかを飯塚が主導して決定したかのような物言いだ。

 後にネットカフェの個室でナイフを手にした今井被告は腕の痒い部分をナイフで軽く擦ったが、少し手が切れてしまった、と言う。

 「ちょっと擦っただけで切れるようなナイフを刺せば余計に危ないと思いませんか?」とする検察側の突っ込みに言葉を失う今井被告。

検察:被害者・山田さんの背後に付いてから何メートルくらい追いかけましたか? その状況でB少年のほうが前に行ってたんですよね? あなたは少年Bに追い着こうと走ったんですか?
今井被告:Bが歩幅を遅め、私が歩幅を大きくしました。
検察:振り返って少年Bのほうを見たとして、それで「やれ」という合図だと分かるんですか? 刺す瞬間に少年Bが声をかけましたか?

 冒頭での意見陳述こそ鮮やかな滑り出しを見せた今井被告かも知れないが、状況説明でいとも簡単に矛盾点を突かれてしまう。

検察:利き腕はどちらですか?
今井:左利きです。

 今井は利き腕で刺している。共犯者である少年Bこと飯塚は自身の公判で「利き腕ではない手で刺したので殺意は無かった」と主張していたが、その主張に沿えば、今井こそ明らかな殺意で以って加害行為に及んだと言える。

検察:ナイフを押すように刺したと言いますが、どういう仕草ですか?

 「仕草」という表現が今井被告には分からなかったのだろうか。ルーマニア語の通訳人に通訳するように要請した。何やら都合の悪過ぎることを尋問されれば、通訳人の通訳を介して時間稼ぎをしたように思えてならない。

 「押すような形ですが、どちら足が出たか定かでないので再現は出来ません」とした今井被告だったが、検察側からの要請により、左手に持ったナイフを押し出す仕草を法廷内で再現して見せた。

検察:刺さった瞬間、あなたの身体が山田さんの身体のどこかに当たりましたか?
今井:小指が…。
検察:殺意を認定されたB少年でさえ5センチくらい刺しただけで「ナイフが曲がったような」と述べていましたが、あなたの場合はスーっと入ったわけですか?
今井:あまり意識はしていませんでした。
検察:パニックとはどのような? 犯行直後に少年Bがバッグを奪っていなかったことに気づき、Bにバッグを取りに行くように言っていますよね?
今井:最初からBがバッグを盗る役目になっていたので…。
検察:バッグのことだけはパニック状態でも覚えていたわけですか? あなたが山田さんのバッグから物を取り出していますよね?
今井:化粧ポーチなどが入っていました。
↑(※)尋問への陳述がウソであることを自白した瞬間
検察:山田さんの手帳に書かれていた数字から暗証番号を割り出し、カードで現金を引き出そうとしていますよね?
今井:はい。
検察:一体どこでパニックになったんですか?
今井:…パニックになって走って逃げました。
検察:犯行直後、あなた、どういう交通手段で逃げようとしたか覚えていますか?
今井:どういう意味ですか?
検察:タクシーに乗ってバックシートに寝転び、外から頭が見えないようにしていましたね?
今井:はい。
検察:少年Bに対して、「ナイフで刺せば確実に(お金を)取れる」と言ったと警察に供述していますね?

 ここで今井被告は再び通訳人によるルーマニア語での通訳を要請している。やはり都合の悪過ぎるところを突っ込まれると、通訳で時間稼ぎしているようだ。それまで流暢な日本語を駆使しながら都合が悪くなるや日本語ワッカリマセ〜ンとは外国人犯罪者に往々にして見られる手口である。

今井:覚えていません。
検察:山田さんを襲った際、少年Bが追い越して自分より先に行った、ということを警察に供述していませんね?
今井:どう質問されて、どう答えたか覚えていません。
検察:警察や検察の取り調べ段階で「アパートを借りたいために強盗をした」とは供述していませんね?
今井:覚えていません。
検察:勾留中、取り調べを拒否したことがありましたね?
今井:…覚えていません。
検察:亡くなられた山田さんのご家族のためにも事実を明らかにしようとは思いませんか?
今井:覚えていません。

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 検察からの鋭い矢継ぎ早の尋問に、見当違いな答えまでした今井被告。取り調べをしたか否かという事実くらいは覚えていそうなのに、有ったのか無かったのかさえ覚えていないと答えた点を検察側から追及されていた。
 皆で住むためのアパートを借りるために強盗を計画した、という「本当の動機」が単なる後付けでウソであったことは、この尋問で立証されたも同然である。

 検察側からの鋭い尋問はまだ続く!

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2014年02月20日

吉祥寺・強殺事件 第2回公判

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★「刺す」「刺せ!」の命令

証人(共犯者)が示した今井アレックス被告との主従関係?

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 平成26年2月20日(木曜日)、その前日の19日に行なわれた初公判に続き、吉祥寺・強盗殺人事件の第2回目となる公判が行なわれた。

ルーマニア人凶悪犯を極刑に処せ!
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51931311.html
吉祥寺・強殺 2/19初公判傍聴記(後編)
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51931337.html

 来たる3月4日(火曜日)の判決へ向け、21日(金曜日)と週明けの24日(月曜日)、25日(火曜日)、26日(水曜日、結審)と立て続けに審理が行なわれ、計7度の裁判日程である(具体的な審理開始時間は追ってお知らせ)。

 第2回目の20日は前回に引き続き、被告人・今井アレックス(少年A)の共犯者であり、証人として出廷した少年Bこと飯塚滉暉(いいづか・こうき)に対する裁判官・裁判員からの尋問が行なわれた。

 この裁判は3名の裁判官による合議制の他、計8名の裁判員によって裁かれている。被告人尋問は裁判官からも行なわれた。

 特定されるのを回避するため、敢えて裁判員のおおよその年齢や性別は記さず、それぞれ裁判員A、裁判員Bといった具合に記す。

裁判員A:SEIYUの国立店に立ち寄ろうと言い出したのはどちらですか?
少年Bこと飯塚:被告人(少年Aこと今井アレックス)のほうです。
裁判員A:凶器に使用した刃物は2人で選んだのですか?
飯塚:2人で(刃物販売の)コーナーへ行き、自分がナイフを手にした。その時に万引きすることを決めた。

裁判員B:刺す、殺すといった提案はどちらから?
飯塚:被告人が。
裁判員B:人が死ぬとの認識は無かったのですか?
飯塚:まさか刺すとは考えていませんでした。
裁判員B:刺すと死ぬと認識出来ますよね?
飯塚:俺が刺すから、お前も刺せと言われていました。被告人が刺したので自分も刺しました。

裁判員C:犯行直後の場面について訊きます。あなた(飯塚)は一度は逃げたのに、(被害者の)バッグを取りに戻ったのは何故ですか?
飯塚:被告人に言われていたのを思い出して…。
裁判員C:戻った時の状況はどうでしたか?
飯塚:戻ると山田(亜理沙)さんが倒れていました。
裁判員C:うずくまっていたのですか?
飯塚:座り込んだように倒れていました。袖のところにバッグがあったのでバッグを盗りました。

 バッグは右側、少年Bこと飯塚から見て被害者の左側にあったと言う。

裁判員C:それ以外の物には触れましたか?
飯塚:何も盗っていません。
裁判員C:遺留品の腕時計が破損された状態で事件現場の付近に散乱していたそうですが?
飯塚:自分はバッグの中身は出していません。
裁判員C:既にA君に渡していたのですか?
飯塚:はい。
裁判員C:一切触っていないのですか?
飯塚:(バッグの中にあった)メモ帳を受け取りました。

 後に2人はメモ帳に書かれた4桁の数字がキャッシュカードの暗証番号であると思い、コンビニのATMから現金を引き出そうとするが、暗証番号ではなかったようで引き出しには成功していない。

 次に3名の裁判官の1人・岸田裁判官(男性)が尋問する。

岸田判事:被害者の山田さんに近付いた時、被告人が先に歩いていましたか?
飯塚:はい。
岸田判事:歩いて近付いたのですか?
飯塚:早歩きです。
岸田判事:その時に被告人がよろめいたり、後ずさりするようなことはありましたか?
飯塚:なかったと思います。
岸田判事:被告人に対して腹立たしいとか、何か思うようなところはありますか?
飯塚:そうは思いません。自分も刺しているので…。
岸田判事:ATMの操作はどちらが行ないましたか?
飯塚:被告人です。
岸田判事:あなたは操作しなかったのですか?
飯塚:操作したことが無かったので…。
岸田判事:あなたと被告人の力関係はどうでしたか?
飯塚:上下関係と言えるかも知れません。
岸田判事:被告人からの指示や提案を断ることは出来なかったですか?
飯塚:難しかった…。
岸田判事:遊びなどで主導権はどちらにありましたか?
飯塚:被告人です。
岸田判事:あなたのほうが被告人に付いて行くことが多かった?
飯塚:はい。
岸田判事:ネットカフェにいる時、事件についての話をしましたか?
飯塚:あまりなかったです。

 次に林裁判官(女性)からの尋問。

林判事:被害者を刺す時の気持ちはどうでしたか?
飯塚:刺せと言われていたので、刺さなければ…と思いました。
林判事:怖いという気持ちはありませんでしたか?
飯塚:無かったです。
林判事:バッグを取りに戻った時の気持ちは?
飯塚:嫌だけど取りに行きました。
林判事:通行人もいてリスクが高いのにどうして?
飯塚:自分がバッグを取るように言われていたので…。
林判事:どうして被告人に従ったのか?
飯塚:自分の意見を言って関係が悪くなるのを恐れました。
林判事:雰囲気が悪くなるのを恐れたのですか?
飯塚:そうです。
林判事:日野市内のアパートにはいつまでも居られないと思いましたか?
飯塚:はい。自分の部屋ではありませんので。
林判事:帰ろうと思えば自宅に帰れたのではないですか?
飯塚:(被告人らに何も言わずに)勝手に帰るのも悪いので…。

 最後に倉澤裁判長からの尋問。

裁判長:犯行に及ぶに際して、目標とする金額などはありましたか?
飯塚:決まっていなかったです。
裁判長:どうして被告人に従わなければならないと思いましたか?
飯塚:(2人の行動圏が)自分の地元ではなかったし、その時(犯行時)はやるしかないと。

 少年Bこと飯塚に対する尋問は午前中の比較的早い段階に終わった。これで飯塚がこの法廷に出廷することはもう無いだろう。続いて被告人である少年Aこと今井アレックスへの尋問が行なわれた。

☆ルーマニア人凶悪犯による名演・熱演!?

 今井被告への尋問は作本弁護人(女性)が行なった。

弁護人:この法廷に亡くなられた山田亜理沙さんのご家族が来られています。話せることを述べて下さい。

 これまで「はい」とか短い受け答えしか聞けなかった今井アレックスが実際にどの程度の日本語を駆使するのか、それが聞きたかった。13歳でルーマニアから来日。事件当時は17歳で現在は18歳。たかだか滞日歴4〜5年である。その今井被告が法廷で口を開いた。

「私がやったことを振り返って! もし! 私が家族だったら被告である私に対してどう思うか!? 私はどうして、そういうことをやってしまったのか!? 自分で自分に問いかけ…答えを探していました! 見つかりませんでした!

 私は…私のやったことがとても悔しい!!

 私がやったことを背負っていきます!」

 …聞いた瞬間、「コイツ、役者だな」と思った。

 今井被告の声は、共犯者・飯塚のくぐもった野暮ったい声とは異なり、よく通る。ハキハキと綺麗な声をしている。もし、今井被告が俳優か声優の道を選んでいれば、それなりの存在になったのではないかと思うほどだ。

 時折、芝居がかったようなオーバーな語調や涙ぐんだ喋り口調は、それを見る者、聴く者を惹きつける。外国人に往々にして見られる傾向だが、日本人では考えられないオーバーなアクションを見せたりする。その場その場で全力投球し、日本人の想像を絶するアグレッシブさと言えるかも知れない。

 女を口説く時、人を脅す時、友情を示す時、感謝・感激を示す時など、その場の状況に応じてこの男はこうした役者ぶりを発揮してきたのだろうか?

 それにしても公判を通じ、大部分でルーマニア語の通訳を介さずにやり取りした今井被告の日本語の達者ぶりには驚かされる。

 13歳という子供の頃に来日したこともあるのだろうが、それにしても母国で日本人の両親に育てられたわけではあるまいし、それまで日本語はおろか日本のことは何も知らなかった外国人が僅か4〜5年でここまで上達するものだろうか?

 元々の頭の良さや個々人の資質も関係しているのだろうが、もしかすると今井被告の日本語能力の高さは、今井被告の半生を物語っているのかも知れない。

 飽くまでも男に限ってのことだが、外国人が日本語を習得するに手っ取り早い方法は日本人女性にベッドの上で教えてもらうことだという。この逆に日本人の男が外国語を習得する場合もまた然り。

 日本語学校で学習もしたのだろう。飽くまでも推測だが、今井被告の驚異的な日本語能力の上達は今井被告がベッドの上で抱いた日本人女性の数を物語っているのかも知れない。

 当然のこととして日本語を習得している日本人であっても役者でもない限り、あのような表現はなかなか駆使出来るものではない。

 ともすれば涙し、嗚咽して号泣するのではないかと思われた今井被告だが、弁護人からの尋問で「お尋ねします」と言われた途端、その「本性」が垣間見えた。

 それまで泣き出す寸前かと思われた態度を一転させ、「はい」と平常通りの返答をした。

 これだから外国人連中は信用ならない。

次エントリーに続く

20日に引き続き2月21日(金曜日)も同じく午前10時より立川支部101号法廷での審理が行なわれる

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吉祥寺・強殺 2/19初公判傍聴記(後編)

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★ルーマニア人凶悪犯を極刑に処せ!

弁護側は証人(少年B)への卑劣な誘導尋問!

外国人凶悪犯と日本人凶悪犯による罪の擦り付け合いか?

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前エントリーより続く 
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51931311.html

 平成26年2月19日、東京地裁立川支部では他に外国人犯罪が裁かれていた。

 吉祥寺・強殺事件の公判と時間が重なっていたために傍聴は出来なかったが、同支部305号法廷では在日朝鮮人の強姦犯・金岡隆史こと金用将に対する公判(事件番号 平成25年(わ)379号)が開かれていたようだ。

 もっとも吉祥寺・強殺のほうは午前10時から全ての法廷で審理時間が終了する5時までなので、他の裁判を傍聴することは叶わない。

 さて、吉祥寺・強殺裁判は午後の審理より、今井アレックス被告と共犯者である少年Bこと飯塚滉暉(いいづか・こうき)」が証人として出廷。
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画像:被告らの後ろ姿しか見えない傍聴席からかすかに確認出来たのは、少年Bこと飯塚も写真のままの印象だったということ

 検察側からの尋問として石川検事が尋問に立つ。

 少年Bこと飯塚は以前に窃盗事件で保護観察処分を受けたことがある。友人と4人でバイクを盗んだ時のこと。ただし、暴力事件等で摘発を受けたことはない。

 とび職の見習いをやめて家出中、知り合いを介して出会った少女のアパート(日野市内)に転がり込む。そこで今井被告と出会う。事件の少し以前のことである。

石川検事:被告人(今井)との会話で不自由したことはありますか?
少年Bこと飯塚:日常会話では何も…ありませんでした。
検事:日本語の意味が通じなかったことはありましたか?
飯塚:特にありませんでした。
検事:被告人の第一印象はどうでしたか?
飯塚:…テンションの高い奴だなと。
検事:それは陽気ということですか?
飯塚:はい。
検事:被告人と2人だけで行動することはありましたか?
飯塚:コンビニへ買出しに行ったり…。
検事:被告人から、被告人と少女ら、そしてあなたの4人で住もうという持ちかけはありましたか?
飯塚:あったかも知れませんが、覚えていません。
検事:アパートでの生活で食費とか遊興費はどうしていましたか?
飯塚:皆で出し合ったり。
検事:被告人の自宅に行ったことはありますか?
飯塚:あります。(今井被告の)父親のカードを盗みに行くために。
検事:実際に盗んだのですか?
飯塚:(今井被告が)鍵を持っていなかったために入れず、盗んではいません。
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検事:日野市にあるアパートを(今井被告と)出た後に駅に向かっていますが、その時に強盗の話をしましたか?
飯塚:していたと思います。
検事:どういう風に?
飯塚:通行人から口座番号を聞き出してから刺す…というような。
検事:どうやって聞き出そうと言っていましたか?
飯塚:脅して。
検事:どうやって脅そうとしていたのですか?
飯塚:細かいことは何も…覚えていません。
検事:番号を聞き出した後に刺そうと言っていたのですか?
飯塚:そうだと思います。
検事:どうして(聞き出した)最後に刺すと?
飯塚:今にして思えば、(被害者に)抵抗された時を想定したのかなと。
検事:あなたは被告人から、どういうことをやれと言われましたか?
飯塚:見張りです。
検事:被告人から「刺せ」と言われたことはありませんか?
飯塚:言われませんでした。
検事:奪ったお金の使途については?
飯塚:話し合っていませんでした。
検事:あなたが「殺さなくても良いのでは…」と言ったことに対し、被告人が「刺したほうが簡単だ」と言った時のやり取りを覚えていますか?
飯塚:(被告人からの答えは)覚えていません。
検事:吉祥寺に着いてからネット・カフェに入ったのはどうしてですか?
飯塚:通行量が消えるまで、まだまだだと…。

 この尋問の最中、証人である少年Bこと飯塚は決定的なことを述べている。それは山田亜理沙さんを襲った瞬間こと。
「被告人がいきなり刺すと思わなかったが、それが刺したので自分も…」(少年Bこと飯塚)
 この証言の一瞬、法廷内が凍りついたように思う。脅すだけの作戦であったら凄惨な犠牲は避けられたかも知れない。良くも悪くも、人の運命は紙一重であることを示す証言である。

 次に尋問は被告側の弁護人へと移る。尋問に立ったのは秋野弁護人。尋問内容は少年Bこと飯塚と少年Aこと今井アレックス被告との関係について重点が置かれた。

秋野弁護人:A君(今井被告)との付き合いは1〜2週間程度だった?
少年Bこと飯塚:はい
弁護人:A君のフルネームを知っていましたか?
飯塚:知りませんでした。
弁護人:A君は君のフルネームを知っていましたか?
飯塚:知らなかったと思います。
弁護人:A君は君のことを好きだったのかな?
飯塚:考えたことはなかったです。
弁護人:A君は君のことを家族のように思っていたらしいけど、君はどうかな?
飯塚:1〜2週間程度の付き合いだったけど、大切な友人です。
弁護人:A君のほうから(アパートに)一緒に住もうと言って来た?
飯塚:はい。
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弁護人:2人の間では、脅してカードの暗証番号などを聞き出し、その後で刺すことを話し合ったのかな?
飯塚:はい。
弁護人:君は何もしなくて良い、もし抵抗されたりイザという時だけ出て来てくれと言われた?
飯塚:はい。
弁護人:その時のやり取りをハッキリと覚えているかな?
飯塚:いつ、どこで言ったかは覚えていません。
弁護人:君が「殺さなくても…」と言い、A君が「刺したほうが…」という会話をハッキリ覚えているかな?
飯塚:そういうことを言ったことは確かですが…そんなやり取りはありました。
弁護人:君は何のためにナイフを持つことになったか? どこで君もナイフを持つことになったのかな?
飯塚:日野駅に行くまでの間だったと…思います。
弁護人:「俺が先に刺す」「お前も刺せ」の会話はどこで? ネットカフェの中? それとも外?
飯塚:そんな会話はありましたが、どこか覚えていません。
弁護人:ネットカフェを出た直後、同じ女の子のグループと3回すれ違わなかったけど、覚えているかな?
飯塚:よく覚えていません。
弁護人:最初の話で「脅すだけ」が「いきなり刺す」に変わったのはどこ?
飯塚:ネットカフェか、その後だと思います。
弁護人:「俺が刺す」「お前も刺せ」という会話はどこであったのか覚えていないんだね?
飯塚:はい。
弁護人:捜査の段階で警察の人や検察の人に、その会話のことを話した?
飯塚:覚えていません。
弁護人:山田さんを発見する前、男の人を見つけた時にA君から「先に刺せ」と言われたりした?
飯塚:覚えていません。
弁護人:山田さんを発見した時、A君が「女の人だから俺が行くよ」と言った?
飯塚:覚えていません。
弁護人:刺す、刺せという会話自体が無かったんじゃないかな?

 ここで検察側からの「異議あり!」が申し立てられた。「誘導です。覚えていないと言っているじゃないですか
 倉澤裁判長が秋野弁護人に対して質問内容を変えるよう命じる。

弁護人:君は検察の取り調べでウソの供述を自白したことがあったね? 後になって「あれはウソでした」と。刺す、刺せの会話があったとされる、ここでもウソを言っているんじゃないか?

 検察側から二度目の異議あり! 再び裁判長が質問内容を変えるように命じる。

弁護人:君は以前に脱法ハーブをやっていたね?
飯塚:はい。
弁護人:あれをやると、どんな気分になりますか?
飯塚:頭がボーっとします。
弁護人:毎日やっていましたか?
飯塚:…事件の3日前にも…。
弁護人:ネットカフェでも吸ったのでは?
飯塚:覚えていません。

 次に、同じく被告側の弁護人である作本弁護人からの尋問。

作本弁護人:A君の実家に行った時のことを捜査段階で警察の人に言っていないのではないですか?
飯塚:訊かれなかったので…。
弁護人:A君に呼び止められたからとび職の仕事を「ばっくれた」と言っていますが、本当は2人の少女のうち、付き合っていた彼女と一緒にいたかったのではないですか?
飯塚:それもありますが、A君から「遊ぼうよ」と言われたから…。
弁護人:未払いの給料(19万円)を会社に取りに行かなかったのはA君が呼び止めたからと言っていますが、自分がだるかったのではないですか?
飯塚:それもありますが、自分もA君の引き止めを断り切れなかった…。

 最後に、再び検察側から一点のみ尋問。

石川検事:被告人(少年Aこと今井被告)がナイフを振りかざした速度や威力は言葉で説明するのは難しいと思いますが、この場で再現出来ますか?
飯塚:その通りだとは言い切れませんが、大体の形で…。

 少年Bこと飯塚はナイフを象(かたど)った厚紙を手にし、料理をする時とは逆のナイフの持ち方、つまりナイフの柄を上に、刃の部分が下になるような持ち方をして刺す仕草をして見せた。

 ただし、これは発言による再現ではないため裁判上の記録には残らない。

 被告側の弁護人からの尋問は、主犯格・今井アレックス被告と飯塚の関係に、どちらが主導的であったわけでもないと印象付け、そういう方向へ持っていきたいようだ。

 何のことはない。どこで脅す…が刺すに変わろうと、最初に2人の間で何を取り決めていようと、そうした口約束など実際に実行の場面になれば忽ち吹っ飛ぶものである。むしろ、最初から取り決めたことが最後までそのまま履行されるケースのほうが少ないのではないか。

 2人の間で確かに「会話」は存在したのである。ただ、強盗殺人の実行に際して図らずも少年Bこと飯塚も決定的な役割を果たしてしまい、殺意が無かったとは言えないと断じられたのだろう。最初から殺意の無かった飯塚さえ結果的に殺意ある行為に及んでしまった。

 最初から殺害も辞さない構えで望んだ今井アレックス被告などは殺意満々だったと言われても仕方がない。

 家裁や少年院への送致などトンでもない話で、刑事裁判による死刑判決が妥当であろう。

初公判の傍聴者は約40名、午後5時まで行なわれた審理で時間が経つにつれて傍聴者は減少し、最後は20名くらいだった

今後、裁判は今月より第2回〜第6回まで行なわれ、第7回となる平成26年3月4日(火曜日)に判決が言い渡される見通し

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【前日譚(プリクエル)】

 吉祥寺・強殺事件の前年となる平成24年末の未明、今井アレックス被告はマクドナルド店内で始発電車を待つために仮眠していた男性E氏の手提げバッグを盗んだ。I氏がマック店内の座席について眠り、足元に置いていた手提げバッグである。
 後に盗難に気づいたE氏は店内から店外まで周囲を探し回り、店員にも訊いて回ったが、手提げバッグの行方は分からない。110番通報して警察に被害届を出した。

 一方、手提げバッグを盗んだ今井被告は自身が中退した高校の同級生を呼び出す。バッグの中には現金や免許証の他、1千万円以上は入っていると思われる預金通帳と印鑑、計17点が入っていた。

「こんなに入ってんだぜ!」

 場所は武蔵境のマック店。今井被告の友人は盗んだ通帳を見せられ、銀行から現金を引き出すための協力を求められた。今井被告はマック店に呼び出した友人に対し、自身が読めない漢字や書けない漢字を書いてほしいと依頼した。第一、日本人名義の通帳なのに、引き出しに来た当人が見るからに外国人では怪しまれる。当時の今井被告はまだ吉祥寺・強殺事件の共犯者となる少年Bこと飯塚を知らない。

 協力を求められた友人は「犯罪になるから」と、引き出しへの協力は拒んだものの、今井被告に促されるまま銀行へは同行した。一店目は複数あるうち、どの印鑑は分からなかったため引き出しに失敗。
 二店目は今井被告が銀行の係員に説明を聞いた後、現金を引き出すための払い戻し書に必要事項を記入しようとするが、銀行の係員が2人の傍へやって来て何かを説明し始める。

 友人は怪しまれたと思い、今井被告に対して「やめようぜ」と促し、今井被告もさすがにマズイ状況だと思ったのか「分かった」と言って書きかけた払い戻し書を破って捨てた。

 他方、手提げバッグを盗まれたEさんは日々気が気でなかったが、後に今井被告が拘束され、自身の手提げバッグを盗んだ事実が確認されると警察を通じて手提げバッグと通帳、印鑑などを取り戻すことが出来た。
 ただし、現金に関しては被害品目として確認されなかったため、盗難被害として認められなかった。

 E氏の被害は盗難のみであるが、余罪(窃盗罪)も併せて追及されている今井被告に対しては「厳罰を求めます」とする意見が検察側を通じ、吉祥寺・強殺事件の法廷で読み上げられた。

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Posted by samuraiari at 06:40 このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 調査その他の活動 | 吉祥寺・強殺事件/三鷹ストーカー殺人事件

2014年02月19日

ルーマニア人凶悪犯を極刑に処せ!

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吉祥寺・強殺事件 裁判傍聴記

★今井アレックス被告への初公判!

弁護側は少年Bと同じく「殺意」を否認

生い立ちを楯に責任逃れを図る卑劣さには「死刑判決」で応えよ!

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画像:初公判の当日、この通りの雰囲気だった今井アレックス被告

 平成26年2月19日(水曜日)、東京地裁立川支部101号法廷にて吉祥寺・強盗殺人事件を引き起こした「少年A」こと今井アレックス被告に対する初公判が開かれた。

 この事件は昨年2月28日未明に発生。吉祥寺に住む青森県出身の山田亜理沙さん(当時22歳)が買い物からの帰宅途中、背中2箇所を刺されるなどして殺害され、現金などを奪われたものである。

 程なく付近を徘徊していた2人の少年が捜査線上に浮上。1人はルーマニア人少年の今井被告、もう1人は日本人の少年Bであった。

 事件から間もなく1年を迎えようかという今年2月7日、共犯者の少年Bに対しては立川支部で無期懲役の判決が下されている。

関連エントリー:吉祥寺・強殺事件の判決!
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51929888.html
★少年B(飯塚何某)に「無期懲役」…

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 そして同月19日、いよいよ今井アレックス被告への初公判となった。

【裁判の概要】
事件番号:平成25年(わ)第430号
罪状:強盗殺人、銃刀法違反、窃盗、占有離脱物横領
被告:少年A(今井アレックス)
裁判長:倉澤千巌
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 審理は午前10時より開始。少年Bの場合と同様、今井被告の入廷に際しては法廷内に移動式の衝立(ついたて)が設置され、傍聴席から入廷する今井被告の姿を確認することは出来ない。

 審理の開始となって衝立が撤去され、ようやく証言台の前に座る今井被告の後ろ姿のみを確認することが出来た。
 短く刈り上げながらも、やや伸びた頭髪。黒いスーツ姿であった。

 既に入廷していた裁判長の他、2名の裁判官と裁判員らが入廷して審理の開始が告げられる。裁判員は計8名。今回は少年Bの時(5名)よりも裁判員の数が多い。その内訳は50歳代〜60歳代の男性が計5名、40歳代の男女が1名づつ、残る1名は20歳代の男性(年齢はいずれも筆者の見立て)。

 審理はルーマニア語の通訳人による宣誓から始まった。

 倉澤裁判長は今井被告に対し、「日本語で分からない場合のみ通訳します」と告げた。このことから、今井被告はいかに日常生活での日本語には堪能であっても、やはり生っ粋の日本人と同等ではなく、日本語に不自由していることが窺える。

 検察側からの意見陳述。

 今井被告らが事件当日、セブンイレブン吉祥寺本町一丁目店を出た直後の山田さんを同町2−31−2にあるケヤキビル前で襲ったこと。山田さんが所持していたみずほ銀行や三井住友銀行、ゆうちょ銀行などのカードが入ったバッグを奪った事実経過などが淡々と読み上げられた。

 裁判長から「事実と違うところはあるか?」と訊かれた今井被告は立ち上がり、「私は殺すつもりはありませんでした」と述べた。一瞬聴き取り難かったところから、今井被告の日本語の発音は完璧ではなかったのかなと思える。

 今井被告の弁護人から「殺意についての事実認定を争う」旨が申し立てられた。その他については「争わない」と言う。

 検察側の朗読で今井被告が犯行当時17歳と7ヵ月であったこと。13歳で来日していることが判明。日本で中学校(武蔵野市立第三中学校)に通うようになった頃、ようやく日本語を話せるようになり、秋留台高校に進学するも中退。工事会社に就職するものの長続きせず、無職状態となっていた。

 平成24年秋ごろから自宅には帰らず、親の預金を勝手に引き出すなどの悪事に手を染め、日野市内にある友人宅を転々とする生活が続いていた。

 その頃、少年B(犯行当時18歳と6ヵ月)と出会い、共にカラオケに行くなどの遊興に耽っており、「お金に困っていた」とする犯行当時の状況が分析される。

03 一方、被害者の山田亜理沙さんは青森県出身。高校卒業後に上京。専門学校を卒業し、事件当時はアルバイトをしていた。事件の1ヵ月前より吉祥寺で1人暮らし。自宅は事件現場から180メートル離れたところにあった。

 今井被告の公判にも少年Bの時と同様、山田さんの父親と母親そしてお姉さんが被害者参加制度に基づいて出廷。
 検察側のすぐ後ろに座っていたが、審理中の「証拠調べ」で山田さんの血のついた衣服や血痕が残る事件現場がモニターに映し出されると、母親と姉の2人はしっかりと凝視していたが、父親は一瞬だけ見てすぐに目を背けた。おそらく、娘が変わり果てた姿で帰郷した事件当時の凄惨な記憶がフラッシュ・バックするのだろう。目を閉じて眉間にしわを寄せ、沈痛な表情が何ともいたたまれなかった。その表情は裁判の開始から終了まで、終始変わらない。

 検察側の意見陳述は続く。

 事件前日の2月27日夕刻。

 日野市内にある友人宅を出た今井被告と少年BはJR日野駅へ向かう道中、吉祥寺で通行人を襲う計画を提案。

 先ず国立へ向かい、量販店で犯行に使うナイフ2本を万引きした。電車で吉祥寺へ向かい、ネット・カフェに入店。入店後も2人で店外へ出て、吉祥寺周辺を偵察し、犯行の目星をつける。

 午前2時、ネット・カフェを出ると今井被告は少年Bに預けたナイフのうち1本を受け取った。2人でナイフの持ち具合を確かめるなど、犯行を準備。

 犯行に使われた実物のぺティナイフは証拠品として検察側より裁判官・裁判員らに示された。料理という用途であれば何のことはないが、人を襲うとなれば何とも鋭利で不気味な「凶器」である。

 被害者の山田さんから奪った現金で今井被告はマクドナルドに立ち寄り、飲食しているが、この際、今井被告は他の客がトイレに置き忘れた財布を盗んでいる(占有離脱物横領罪)。

 犯罪者体質の白人毛唐はどこまでも犯罪者体質なのだろう。犯行前にも計1千万円以上の預金通帳が入ったバッグをマクドナルド店から置き引きしている今井被告は凄惨な強盗殺人事件を引き起こす前後で何ら変わりがない。

 山田さんを襲った犯行直後、少年Bと二手に分かれて逃走していた今井被告は午前5時頃、タクシーに乗車して逃走しようとするが、警戒中の警察官に発見され、逮捕されている。

 一方、少年Bは凶器のナイフを集合住宅の中庭に埋め、数日後に自宅より日野警察署に出頭したことは周知の通りである。

 果して今井被告に殺意はあったのか?

 検察側は刃渡り12.8センチの鋭利なナイフを用い、被害者の身体に16.9センチの刺し傷を残し、大動脈決裂という致命傷を負わせている事実から、先の裁判で殺意が無かったとする主張を否定された少年Bよりも「加害意識が強かった」として、家庭裁判所における少年審判よりも一般の刑事裁判で裁くことが妥当、保護観察処分よりも刑事罰が相当とした。

 犯行直後、今井被告らは被害者である山田さんを救助するようなことも一切していない。

★被告側弁護人のふざけた意見陳述!

外国人の手前勝手な主張で「お涙頂戴劇」を法廷で演出!

 続いて今井被告側の秋野弁護人(男性)からの意見陳述。

 ありきたりな主張だが、被告人が少年であり、未成年であるという点を挙げて更生の可能性があると指摘。

 家庭裁判所での少年審判の下、少年院への送致及び保護観察処分が妥当であるとした。

 被告人が犯行に至ったのは巷間で言われているような「遊ぶカネ欲しさ…ではない」と言う。

 では本当の動機とは何なのか?

 秋野弁護人が淡々と述べる。

 1995年生まれの今井被告はトルコ人とルーマニア人の母を持つ。

 3歳でトルコへ移住するが、トルコ人の父は所謂DV男。父と母の激しい喧嘩が絶えない日々で貧困。5〜6歳の時、ルーマニアへ帰国するが、そこでも貧困生活。

 今井被告が7歳の時(2003年)、母がショーダンサー(娼婦?)として日本へ渡った。今井被告への詳細な説明もない母の渡日。祖母や親戚宅で暮らす今井被告には母に捨てられたとの不安感ばかりが募ったと言う。

 13歳の時、自らも日本へ行きたいとして母の元へ…。しかし、日本にも今井被告が期待した家庭はなく、母親は日本人の年配者と再婚していた。2人の間には今井被告の妹に当たる娘がいたが、この妹とも家庭内における差別は酷かったと言う。母もルーマニアにいた頃の母とは違っていた。

 ホステスとして明け方まで働く母と顔を合わす機会はなく、継父も今井被告を快くは受け入れてくれない。

 母が帰宅後は両親の激しい喧嘩が絶えず、日本での家庭も安心出来るものではなかったと言う。

 武蔵野第三中学に通っている頃、日本語学校が唯一安心出来る場であった。

 しかし、高校へ進学するとイジメや恐喝に遭ったと言う。同級生に連れられて不良グループの元へと赴くが、今井被告は金づるとしか見られない。どこにも安心出来る場所はなく、2年の夏に自主退学。

 家出した後、一旦は自宅へと戻るが、継父から「出て行け!」となじられたことで再びネット・カフェに入り浸る。

 その頃、2人の少女と出会い、人生で初めて信頼のおける「ファミリー」が出来たと言う。

 平成25年1月、少女らのいたアパートに住むようになって翌月(2月)、少年Bと出会った。

 B君のみが自身に優しく接してくれた大切な友人であったと言う。

 今井被告にとって2人の少女と少年B、この3人のみが大切な存在であり、日野市内のアパートのみが安住の地であった。

 しかし、幸福は長くは続かない。間もなく少女の母親が戻って来るため、今井被告らはそのアパートを出なければならなくなった。

 4人で暮らせる安心出来る場所を探さなくては友を失い、再び自分は孤独になってしまう…。今井被告には焦りが募る。

 未成年であり、まして外国人の自分にはそうそう出来ないが、B君名義でアパートを借りて皆で一緒に暮らす夢を見た。

 次第に今井被告は冷静な判断が出来なくなり、生活費のため、遂に強盗に至るようになった。

… … …

 以上が弁護人が主張した意見である。

「夢物語のように聞こえるかも知れないが、これが本当の動機」(秋野弁護人)

 被告人側の弁護人からは、今井被告による少年Bとのナイフの使用についての供述、今井被告が被害者に書いた謝罪文を提出。この審理中、今井被告の母親と教師、友人らを証人出廷させることが申し立てられた。また、家庭裁判所で調査官をやっていた人の証人出廷も申し立てられ、刑務所と少年院の違いなどを証言してもらう予定だと言う。

「亡くなられた山田さんのご遺族は大変痛ましい思いをされており、厳罰感情は当然のことと思う」としながら、一方で今井被告に対する刑事裁判での裁判と刑罰は「本当に相応しい処分と言えるのか?」などと結んだ。

 拙ブログより結論を述べるとすれば、今井アレックス被告への処罰は、

死刑!…を置いて他にない。

 仮に今井被告が理想とする安心出来る家族を求めていたとしても、その理想とする幸せな家族が引き裂かれることの辛さ、理不尽さ、残酷さは誰よりも今井被告こそが知っていたのではないか?

 また、本当に家族のように大切な友人であるならば、その者の生涯をも破滅させる凶行には引きずり込んだりしなかったはずである。

 理想とする安心出来る家庭を求めているならば、犯罪行為ではない正業によって安定した収入を得るなり、本当の大人になるための努力をすべきであって、安直な手段で生活費を得ようとした(?)末の凶行は厳しく処罰されるべきだろう。

 以上の点を以って、今井被告には少年としての庇護を求めるよりも、大人としての責務を果たすことが人間として最初で最後の務めだと自覚してもらいたい(無理だろうが)。

 絞首刑以外の非人道的(?)な手段での死刑まで求めないので、普通どおりに死刑に処され、家族を奪われるという何よりも辛い苦痛を遺族に与えたのだから、その償いは自らの生命で以って清算してもらいたい。

断じて死刑が望ましい!!

 法廷には今井アレックスの母親と思しき東欧人の中年女性がいた。いかにも痩せ型のダンサー・タイプ。この母親にも家族を殺されるという人種・民族に関係のない普遍的な苦痛を甘受することで被害者遺族への謝罪としてもらいたい。

初公判当日の審理は午後から証人として少年Bが出廷。
今井被告との関係について検察側、弁護側、裁判官それぞれからの尋問が行なわれた(次エントリーにて詳報予定)

なお、19日に引き続き2月20日(木曜日)も同じく午前10時より立川支部101号法廷での審理が行なわれる


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Posted by samuraiari at 23:46 このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 調査その他の活動 | 吉祥寺・強殺事件/三鷹ストーカー殺人事件