画像：さる３月１０日の武蔵溝ノ口駅前（川崎市）街宣での筆者（有門大輔）
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制定・施行に至った福田紀彦市長の詭弁でもある！
さる令和３年３月１０日に武蔵溝ノ口駅前（川崎市）にて展開した演説活動（川崎市ヘイト規制条例への反対街宣）の様子が神奈川新聞（カナロコ）に掲載されていたようだ。
画像：神奈川新聞のニュースより
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2021年03月10日 【神奈川】溝の口駅前「ヘイト規制」反対街宣！
その神奈川新聞での記事中、筆者（有門大輔）が演説した箇所について、同紙ではあたかも筆者・有門が事実を歪曲しているかのように触れられている。
画像：同
「外国人が守られ、日本人が守られない不平等な憲法違反の条例」。
演説で述べた内容はこの通りに違いないが、では、神奈川新聞で書かれているように本当に事実を歪曲したものなのか、実際に川崎市が公布している同市条例の条文より検証してみたい。
この市条例の条文は、我々による街頭演説に対し、妨害（カウンター）集団より頻繁に引き合いに出されては「そんなことは（条文に）書かれていない」といった野次が飛ばされる。
妨害集団が金科玉条とする市条例の条文を改めて検証することとしよう。
神奈川新聞の記事では「条例は全ての市民が差別を受けないまちづくりを掲げている」とされており、その上で筆者の演説が事実を歪曲しているとされている。
以下、川崎市の公式サイトに掲載されている「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例（俗称：川崎市ヘイトスピーチ規制条例）」の条文より。
画像上下：川崎市公式サイトより（※サムネイルをクリックで拡大）
市条例が定める「差別・人権侵害の定義」では、確かに第２条の（１）で、漠然と差別・迫害から庇護するかのようなニュアンスで書かれている。
しかし、同条（２）では、国会で制定・施行された「ヘイト規制法」の第２条にて規定される「本邦外出身者に対する不当な差別的言動」としか触れられておらず、市条例では飽くまでも本邦外出身者しか庇護対象としていない。
これではその次に続く同市条例の第５条に書かれた「何人（なんびと）も、人種、国籍、民族…云々」と書かれた条文も、「本邦外出身者の中における何人（なんびと）も」という意味に受け取れるだろう。
画像：同
それでは国会で定められたヘイト規制法（正式名称：本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律）の第２条を念のために見ておきたい。
（定義）
第二条
この法律において「本邦外出身者に対する不当な差別的言動」とは、専ら本邦の域外にある国若しくは地域の出身である者又はその子孫であって適法に居住するもの（以下この条において「本邦外出身者」という。）に対する差別的意識を助長し又は誘発する目的で公然とその生命、身体、自由、名誉若しくは財産に危害を加える旨を告知し又は本邦外出身者を著しく侮蔑するなど、本邦の域外にある国又は地域の出身であることを理由として、本邦外出身者を地域社会から排除することを煽動する不当な差別的言動をいう。
以上
やはり、ここでも本邦外出身者にしか触れられていない。
国会でのヘイト規制法についても同じことが言えるが、神奈川新聞が書いているように、「条例は全ての市民が差別を受けない…」を云々するなど、そこまで言うのであれば、「本邦出身者」たる日本人・日本国民についても条文での定義に明記しなければならない。
そうではない以上、「日本人が守られない不平等な憲法違反の条例」との主張は何ら事実を歪曲したものではなく、在りのままを述べたものであり、その主張を引っ込めることも曲げることもないと考えるものだ。
これは神奈川新聞が事実（筆者による演説の正当性）を歪曲して詭弁を弄していると言うよりも、むしろ、条例を制定・施行した川崎市（福田紀彦市長）こそが市民と全ての日本人を欺くかの如く、詭弁を弄した条例を制定したと言っても過言ではない。
自らの議会で制定・施行を図った市条例の条文に明記された「憲法違反」について、直ちに福田紀彦市長は是正に着手しなければならない。
その他、余談ながら新聞記事や市条例の条文ではないが、実際に記事を書いた石橋学記者のツイートでの間違いに言及しておこう。
画像：石橋記者のツイートより
武蔵溝ノ口駅前での街宣終了後、「いつもこんな感じでやれたら…」と言ったのは当日の街宣に参加していた谷地中忠彦氏（『はとらずチャンネル』カメラマン）ではない。声の主は当日の街宣の主催者でもある「ウリ氏」だ。
石橋記者の耳もアテにならないものだ。たびたび川崎駅前で谷地中氏とやり取りしていて、その声かどうかも分からないのか？
それとも頻繁にやり取りする中で、全てが谷地中氏の声に聞こえるのか？ それほど脳裏に声音がこびりついているのか？
ちなみに、動画の最後にある「いつもこんな感じでやれたら…」の箇所は街宣が終了してカットすべきところを、動画を制作している筆者（有門）が敢えて挿入したものだ。
★動画紹介！
3/10 川崎市ヘイト規制条例「反対街宣」！ 〜溝の口駅前〜
（提供：国民の総意ちゃんねる）
無告知でのカウンター封じの街宣開催で、妨害集団を皮肉るには最適な一言だったに違いない。
石橋記者は再度、動画を確認して何度でも音声を聴き直せ！
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