公明党の給付金パフォーマンス!(9月30日付)
☆河野票に見る不穏な地方叛乱?
新内閣・新政権が内包する不確定要素?
第27代目の自民党総裁に選出された岸田文雄氏。10月4日にも召集される国会にて首班指名を待つばかり。
総裁選から一夜明け、既に党役員人事や首相就任後の組閣に注目が集まっている。
既に幹事長に甘利明氏が内定したほか、政調会長に総裁選を争いつつ「岸高連合」を形成した高市早苗前総務相、総務会長に福田達夫氏、広報本部長には高市氏と同じく総裁選を争った河野太郎氏など、党要職への起用が固まった。
組閣後の官房長官にも既に内定者が出ている。
…まだ始まってもいない岸田政権・内閣についてアレコレ言っても仕方がないので、それ以外の動きに目を向けてみたい。
と言うのも、「創価ウォッチャー氏」より不穏な情報が寄せられた。
岸田・新生自民になったのは喜ばしい限りだが、果たして今秋の衆院選後に本当に政権交代の目はないのか?
果たして本当に自民党内の旧弊が一掃されるのか?
以下
有門大輔 様
自民党総裁★最後の首相
自民党総裁選挙の投票結果
1回目
合計 議員票 党員党友票
岸田 256票 146票 110票
河野 255票 86票 169票
高市 188票 114票 74票
野田 63票 34票 29票
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決選
合計 議員票 都道府県票
岸田 257票 248票 8票
河野 170票 131票 39票
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党員党友票
得票率
岸田 219338票 28.8%
河野 335046票 44.0%
高市 147764票 19.4%
野田 57927票 7.6%
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ネットの反響が大きい。
さらに、党員党友の反響が凄い。
党員党友と議員との危機意識があまりにもかけ離れ過ぎている。
など、数多くある。
1回目の投票の党員党友票で、
河野氏が、44.0%の得票率で第1位。
決戦投票の都道府県票で、
河野氏が、39票、得票率82.9%で第1位。
政権交代が確定した。
「「自民党総裁★最後の首相」」
になる。
1回目の投票の議員票で
河野氏が2位の高市にも敗れ3位になった事は、
派閥政治そのものである。
有門大輔 様
続き
政局が一気に動き出した。
立憲民主党の枝野代表が首相指名投票で、
枝野へ投票するよう野党各党に要請したが、
国民民主党の玉木代表は拒否した。
立憲民主党と日本共産党が、政権交代で、
枝野内閣が実現、誕生した場合、
日本共産党が、限定的な閣外協力することで、合意した。
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昨年の首相指名投票では、
国民民主党は枝野氏へ投票していたことからして、
やはり、何かありますね。
激動、混乱、混迷する救国の、救世主はだれが
現れるのか。
以上
…先の自民党総裁選にて河野氏が主に「地方票」では優位であったことに改めて着目したい。
これには河野陣営に加わっていた石破茂元幹事長がかつて地方創生担当相だった時代、熱心に地方を回り、地方の活性化を呼び掛けたことが関係していたのだろう。
然る北関東の土建業者が次のように話す。
「うちの社長は総裁選の時から河野イチ押し。会社のテレビで1回目の投票を見ながら『決選投票なんかやらないで一番の奴を総裁にすりゃ良いんだよ』なんて言っていたもんだよ。
きっと河野が勝つに違いないと思ってたんだろうな。けど、フタを開けてみりゃ岸田だって言うんだろ?
うちの田舎のほうじゃ、そういう業者がわんさと自民党を応援してるわけでさ。それが今回、河野のイチ押しで号令がかかったんだよ。
大企業だと労組もあって、そうそう票固めの動きはし難いんだろ」
また、然るジャーナリストは次のように分析している。
「河野はあまり農業再生には熱心ではありません。
しかし、自民党を支えてきた地方の農家などは河野の主張、政策をあまり知らないままに河野支援に動き、それがあの結果・得票になって表われたのでしょうね。
さらに面白いのは今回の総裁選でパソナの竹中(平蔵)が河野陣営に肩入れしていたということです。
今回の結果で竹中も没落傾向に向かっていくでしょうね」
…先の北関東の土建業者の話と見事に符合する。
以上が総裁選を終えて方々から聞こえてきた情報であるが、確かに立憲民主党(枝野幸男代表)をはじめとする野党連合だけでは政権交代は難しい。
だが、ここに自民党からの分派組が合流・野合すればどうなるか?
総裁選に勝利し、間もなく首相に就任することが確定的な岸田総裁は「二階外し」を意図した党役員の定年制の構想について「微動だにせず」とする姿勢を改めて強調した。
総裁選に敗れ、没落が確実視されている二階俊博、思いのほか自民党内(議員)とネット保守層から不人気だった河野太郎、小泉進次郎、石破茂ら…こうした新旧合わせたチャイナ利権の守旧派が挙って党を割って出ないとも限らない。
中には「再起不能」とまで言われる者らもいるのだ。議員云々よりも、河野票に見られるように地方から叛乱の声が上がるかも知れない。
過去、七十数年に及ぶ自民党による戦後の政治史にあって、日本新党と民主党(いずれも当時)によって自民党は2度、政権転落の憂き目を見ているが、日本新党も民主党も、いずれも「自民党からの分派組」を中心に非自民の政権交代が引き起こされていることに留意しなければならない。
党を出たっきりならずとも、後に自民党政権の中枢に復帰した者であっても、いかに出戻り組が少なくないことか。
党を出たっきりならずとも、後に自民党政権の中枢に復帰した者であっても、いかに出戻り組が少なくないことか。
今回も再浮上が絶望視されている連中が分派して野党連合と野合した上で新政権を狙うような動きが起きないとも限らない。
そこにパソナ竹中や維新勢力のフィクサーと目される橋下徹などが肩入れする形で、トンデモ政権が出現することも考えられる。
対する岸田新内閣・政権が衆院選後、どういった政権構想を描いているのか? どういった政権運営を描いているのか?
これまでの形を変わらず変えずとして維持・固定することに汲々とするのか?
ここが「実務派・岸田」が面白味に欠けるとされるところである。
これがもし仮に憲法改正を至上の命題として積極的に取り組むとする宰相なら、如何なる新勢力を政権与党内に引き込み、改憲を阻害する勢力を排除してでも改憲に踏み切ろうというところだろう(実際にやれる、やれないは別として)。
岸田内閣・政権が衆院選を乗り切り、分裂、政権転覆の憂き目を見ないためにはありふれたことだが、本来の保守政治に回帰すること。それ以外にない。