左から瀬戸弘幸氏、西村氏と長きの盟友である永井清之氏、西村氏、筆者(有門大輔)
◇ 参加報告 4/16 INミューザ川崎
『川崎正論の会』講演会
「行動する保守運動」再々編のとき…?
「国難を前に、燃焼・爆発する日本人精神」…それが大和魂!!
令和4年4月16日(土曜日)、神奈川県川崎市のミューザ川崎にて『川崎正論の会』による講演会が開催され、これに瀬戸弘幸氏とYouTube動画『はとらずチャンネル』カメラマンの谷地中忠彦氏、澤村ウリ氏、中田 聡 氏らとともに参加したものだ。
講演会には村田春樹先生や保守系女性団体『そよ風』の関係者ら、「行動する保守運動」関係にあって往年の関係者らが顔を揃え、さながら同窓会の様相となった。
特に講師を務められた川崎正論の会代表である酒井信彦先生。
開始前に挨拶を交わしたものだが、酒井先生のお話を生で拝聴するのは久々のことだった。
酒井先生の講演を拝聴していると、この2022年(令和4年)という年が日本にとって大きな節目であることを思い知らされる。
1972年(昭和47年)に「日中国交回復」。これが今からちょうど50年前のこと。
その支那(中国)が関わってくることだが、国交正常化から丸10年後の1982年(昭和57年)、「歴史認識問題」が勃発。
文部省(現・文科省)の教科書検定にて、「中国への『侵略』を『進出』と書き換えた」などとするマスコミのミスリードによって中韓両国が猛反発。これによって日本国の教科用図書検定基準に「近隣諸国条項」なるものが設けられ、「近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること」などという馬鹿げた規定が設けられたものだ。
同年には時の宮沢喜一官房長官(後の首相)による日本の侵略性(?)を謝罪した亡国の「宮沢談話」が発表された。
これが今からちょうど40年前…。
次の10年後となる1992年(平成4年)には、韓国で従軍慰安婦(戦時売春婦)の強制連行なる問題が持ち上がった。
その翌年となる1993年(平成5年)には戦時売春婦の連行にかかる強制性を謝罪したかの「河野談話」が発表されることに繋がるが、さらにそれが後に世界各地で慰安婦像が設置され、「南京大虐殺」などという虚構とセットで反日勢力による反日プロパガンダが大々的に展開されるきっかけとなったものだ。
これが今からちょうど30年前のこととなる。
それぞれの談話発表に関わった者らが死に絶えるのは勝手だが、鬼籍に入った宮沢氏は特にせめて死の間際に「あの談話は間違いだった」と言ってから旅立たれるべきであったという酒井先生のご指摘が会場内の失笑を誘う。
その他、グローバル・スタンダードとともに日本人精神を荒廃させた要因として、酒井先生はヘイトスピーチ規制にも言及。まさしく「日本人の魂(大和魂)を虐殺(抹殺)するものだ」とするご指摘が会場内の大きな共感を呼ぶ。
◇ あの「西村節」が還って来た!!
反日勢力との闘争の時間軸を十数年前にリセット!!
…保守系運動の関係者が大勢集まった今回の講演会で、もう一つ象徴的だったことは、かつて右派系市民勢力「行動する保守運動」の主軸を担い、「閣下」とも称された西村修平氏(『主権回復を目指す会』代表)と久しぶりにお会い出来たこと。
講演が始まる前、来場した西村氏に瀬戸弘幸氏のほうから歩み寄り、固い握手を交わす。周りにいた往年の運動関係者らがそれに続く。「お久しぶりです。お元気そうで何よりです」
休憩時間中、今度は会場内で配布物を配っていた西村氏が瀬戸氏に二言三言を話しかける。この二人が直に対面して話すのは、いつ以来のことだろうか?
講演の終了後には関係者が揃って記念撮影となり、後の懇親会へと続くが、西村氏からは「周りの状況も国際情勢も大きく変化してきている」「ここらでこれまでの経過をリセットして運動体の再構築と再結集を図ろう」と呼びかけられたものだ。
当然、我々としてもこの呼びかけに応える。瀬戸氏からは「一緒にやっていきましょうよ」と快諾の返答。
西村氏と言えばここ近年は米国大使館前での抗議行動で知られるが、講演会場での立ち話と懇親会場を通じ、西村氏とは「日米安保・同盟体制への客観的且つ正当な評価」「ロシア軍によるウクライナへの侵攻はイデオロギーではなく、人道上の問題」という点で一致した。
ウクライナとロシアによる所謂「ウ・ロ戦争」については拙ブログではゼレンスキー・ウクライナ政権への批判は控えつつ、「反グローバリズムというイデオロギー面」からプーチン・ロシアの立場にも理解を示してきたものだ。
しかし、今回の講演会(及び懇親会)を通じ、西村修平氏がこれまで行動を共にしてきた「親露派の新右翼関係者」とは袂を分かつたことを明言した上、同関係者との対決姿勢を明確にしたことを受け、拙ブログ及び筆者(有門大輔)としても人道問題からプーチン・ロシア擁護に一つの区切りをつけたい。
(イデオロギーでの所謂「ロシア擁護論」については、然る情報筋との間で企図していたことがあり、それが一定の目的に達したことにもよる)
(イデオロギーでの所謂「ロシア擁護論」については、然る情報筋との間で企図していたことがあり、それが一定の目的に達したことにもよる)
ロシア〜ウクライナ及び欧米の情勢をめぐっては、フランスの大手私企業がロシアとの取引・事業を継続すると表明し、マクロン大統領はジェノサイドへの言及を忌避している。
間もなくフランス大統領選の決選投票だが、マクロン大統領の対立候補である極右『国民連合』のマリーヌ・ルペン氏も対露制裁には慎重であり、ロシアには寛容的なスタンスであることに加えてEU及びNATOからの限定的な離脱を示唆(この極右・国民連合及びルペン一族と特に親しいのが前出の親露派の新右翼関係者である点にも留意)。
ドイツもポーランドに多数の企業を進出させ、そのポーランドがロシアに隣接しているという関係上、今後、「ロシア・ドイツ・フランス」による新ブロック化が懸念され、「露独仏VS米英」という構図が一層浮き彫りになるかも知れない。
まさに日清戦争直後の露独仏による日本への「三国干渉」の時のような状況が再来するかも知れないのだ。
ロシア一国ならともかく、新ブロック化による対立と新たな国際秩序が形成されつつある中にあって、これ以上、ロシアを擁護することは出来ない。
…その他、酒席で久しぶりとなった西村氏との対話は聴いていて非常に耳触りが良い。
その一語一句を挙げればキリがないが、何よりも、
「国難を前に燃焼爆発する日本人精神、これが大和魂!」
「日本を悪し様に言う外国人に対して『国に帰れ』、これの一体どこがヘイトスピーチですか!?」
「所謂ヘイトの元祖は瀬戸弘幸や有門大輔じゃないんだ! この僕なんだよ(笑)!」
…という先鋭的ながらもインテリジェンスに富んだ「西村節」が久々に還って来た。
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