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★保守・右派の「新・大東亜共栄圏」構想を徹底糾弾!
共生思想は完全に破綻・倒壊した
小学館発行の国際情報誌『SAPIO』がネット右翼批判の特集を行なったことは方々で大反響(?)を呼んだところだが、今月号では「新・大東亜共栄圏」なる構想を打ち出した。
まず、特集のトップ・バッターに登場したのは前号でネット右翼を扱き下ろしたジャーナリストの櫻井よしこ。
その他、保守知識人のセンセイ方が戦前日本による大東亜共栄圏構想や大アジア思想の大義を説き、「ネット自警団」なるコーナーでは、これまた前号でネット右翼を口汚く批判したネットニュース編集者の中川淳一郎やブロガー投資家の山本一郎らが名を連ねる。
滋賀・大津のいじめ問題で中2男子生徒が自殺した事件を受け、匿名掲示板の『2ちゃんねる』などで加害者生徒の親族情報が誤って伝えられたことにより、まったく無関係な方が謂われなき被害を受けたことは事実だろう。そして、そうした誤ったネット情報の氾濫・拡散による人権侵害について責任の所在が明確にならず、何ら方策が整っていないこともまた事実である。
本題に入ろう。
SAPIOは今号での特集にあたり、「本誌は敢えて『禁句』を提唱する」と高らかに謳い上げている。
確かに大東亜共栄圏こそは戦前の大日本帝國を象徴する国家理念であるが、それが果たして自画自賛するほどのタブーなのか。
ネット右翼による「排外主義」なるタブーについては随分とご熱心にバッシングしていたが、大東亜共栄圏については「本誌」を挙げて提唱するということか。
なるほど、本当に危険なタブーについては全力でフタをしにかかるが、危険でないタブーは全面提唱する…。今号の特集で名を連ねたセンセイ方といい、この大東亜・大アジア云々というものこそSAPIOを通じて保守・右派が言いたかったことなのだろう。言い換えれば、この「戦前回帰」志向こそは保守・右派の本性であり、正体と言える。
その戦前とて大東亜・大アジアや五族共和といった理念が示すとおり、朝鮮半島や台湾出身者を同じ日本人として扱い、日本列島のみならず中国大陸に築いた「多民族共生国家」のために莫大な費用と人命を犠牲にしながら大陸進出を実行した。遂には「アジア解放」を謳った対米戦争(第2次世界大戦)にまで踏み切るが、まさにアジアのために日本が犠牲を強いられたのが日本の近代史である。排外主義と相容れるはずがない、むしろまるで逆の理念であり、大日本ならぬ「在日本帝國」と言うに相応しい。
その恐るべき共生社会への逆戻りを提唱しているのが他ならぬ日本の保守・右派。
SAPIOでは今号表紙にも書かれている通り、戦前とは異なり、「『中国抜き』のアジア繁栄構想を提唱する」としている。
おいおい、ちょっと待て!
明治維新から近代以降の日本は欧米の植民地にされる危機があるからと近代化を急ぎ、アジアの団結を提唱した。
それが今では尖閣・竹島問題に見られるように日本は中国や南北朝鮮という周辺国によって侵略され、滅ぼされる危機にある。
敵対者が欧米から中国・朝鮮に変わっただけで、戦前と戦後で提唱していること(アジアの団結)はまったく変わらない。
この中国と南北朝鮮のみをバッシングする傾向というのはネット右翼にも顕著に見られる。日本から、地球上から排除すべきは中国・朝鮮であるとして。
同じことがSAPIOにも言えるが、中国・韓国(朝鮮)以外なら良いのかという話になる。
SAPIOでは「ASEAN(東南アジア諸国連合)10ヵ国と直接結べ!」と謳っているが、そのASEANに加盟する10ヵ国に限ってみたところで、ベトナム人にせよフィリピン人にせよタイ人にせよインドネシア人にせよ在日外国人はなべて犯罪や諸問題を引き起こしている。生活保護の不正受給や偽りの難民申請はミャンマー人にもよく聞かれるところである。
ここで良い外国人と悪い外国人の区別をせよ、線引きをせよという話が出てくると思うが、結局これは中国人・韓国人にも当てはめられるのではないか。現行憲法の無効と新憲法を提唱される保守派重鎮の然るセンセイが韓国人女性を伴侶とされているように。
だから日本人排外主義者の「最後の砦」であるネット右翼こそはSAPIOと同じ発想に陥っていてはいけない。
中国抜きであろうが、どんなに韓国がアジアで嫌われていようが、アジアの団結など夢想である。それはブラジル人など南米系外国人であろうが、イラン人など中東系であろうが、アフリカ大陸のニガー(黒人)だろうが、共生思想はすべて日本人に害をなす。
SAPIOに掲載された大センセイ方の主張を熟読して逐一反論する気にもならないが、やたら「ASEANと手を組めば…」だとか「最強のパートナー」だとか、どこかと組まなければやっていけない、世界に門戸を開けていなければやっていけない、共存しなければならないといった発想に陥っていることが情けない。
日本財界は中国市場を捨てられないし、仮に捨てることが出来たとしても国家の生命線を貿易・輸入に委ねることに変わりはない。日本独自の資源を生かそうという発想がない、そんな選択肢はあり得ない、不可能だという「洗脳」に世論をリードするはずのオピニオン・リーダーからして毒されているのだから話にならない。そんな連中の言うことを有り難がって聞いていたところで、経済という生命線を外国に握られたままの状態から脱せられるはずがない。
何故に経済などという商人(あきんど)が担っているものが国家の生命線なのか。近代以前の日本では考えられないことである。
そしてネット右翼バッシングの大御所である漫画家・バカノリこと小林よしのりの連載漫画『ゴーマニズム宣言』では、スペシャル企画として「大東亜論」の第1章が始まった。
小林が今回、題材として登場させたキャラクターは「右翼の巨頭」とされた頭山満(とうやま・みつる)。前々からその気があったが、遂に小林は伝統右翼の提灯持ちとなったのか。
平たく言えば、頭山満は偉大の中の偉大! だから頭山が実行した大アジア主義は素晴らしい!…という「ごーまん(〆)」に至る。
…アホか?
頭山満が現代に生きていたとして、果たして明治期と同じように大アジア…などと言っただろうか? ここは頭山満の系譜を受け継ぐ右翼活動家らも発想を転換させなければならないところだが、過去どんなに素晴らしく偉大な思想として讃えられたものであったとしても、それが現状にそぐわないのなら現状にそぐわないとして認める勇気が必要だ。
武家時代から近代化して日本人が国を挙げて海外へ進出した時代とも異なる。今や日本こそが逆に侵出される時代である。
小林の作中、頭山満が日露戦争への開戦に踏み切らせたことが誇らしげに描かれていたが、頭山満ほどの人でも朝鮮半島のために、朝鮮人のために日本がロシアと戦火を交え、大量の血を流すことを止められなかったのかと思う。朝鮮半島なんぞはロシアにくれてやれば良かった。ロシアなら大虐殺でも強制連行・移住でも平然とやってのけただろう。それも出来ない日本が進出するべきではなかった。ロシアが奪っていれば現在の北朝鮮も韓国も存在せず、拉致事件も竹島の不法占拠も起きていなかったかも知れない。少なくとも朝鮮人に蹂躙されることはなかっただろう。
後出しジャンケン、卑怯者と言われるかも知れないが、これが後世に生きる私・有門大輔の客観的な評価と総括だ。
日本がわざわざ朝鮮半島・満州にまで進出してロシアと国境を隔てることと、朝鮮半島まで進出したロシアと日本海で睨み合うことと何がどう違うのか。結果、満州で国境を隔てたことで第2次世界大戦では、現地に移住した日本人が凄惨な目に遭った。
ロシア(当時はソ連)が日ソ不可侵条約を破って満州や北方四島へ侵攻したことはつとに知られているが、ロシアこそは日本にとって第2次世界大戦における「最後の敵国」であり、ロシアの侵攻は「第2次日露戦争」だった。
ここに日本は対露戦争に敗れたのであり、大陸進出とアジア団結という「近代日本と頭山満の夢(=共生思想)」は破綻した。
その先人の轍を踏み、破綻した夢をまたやろうと戦前への逆行を説くのだから、いかに今の保守・右派がアホで愚かしいかが分かるというものだろう。その媒体となっているのがSAPIO。
そのSAPIOで大東亜プロパガンダを流し続けている一人が小林よりのりなわけだが、小林が締め括りで述べた大アジアの大義も大東亜戦争の大義も排外主義を叫ぶネット住民(ネット右翼)は勉強する必要はない。「一切理解せずに…」と非難されても、理解しようと勉強している間に「今の日本に必要な思想や大義」を説けなくなってしまう。
今の日本に必要な思想や大義とは排外主義に他ならないのであり、不要なものを敢えて学ぶために時間を割いている暇があったら行動することに時間を割いたほうが良い。
先人・先駆者として讃えるのは大いに結構だが、それを言うなら私と師である瀬戸弘幸(BLOG『日本よ何処へ』主宰)との関係についても言える。
まだ二十代の頃からつい最近まで、瀬戸弘幸の思想をそっくりそのまま受け継ぐことが後に続く者の使命だと思っていた。だが、そうではない。
ここ2年ほど前から、我がBLOG極右翼勢力では「近代打倒!」「薩摩・長州征伐!」を掲げているが、先駆者の思想をさらに飛び越え、先ずは次代を見据えて思想上の独立を果たす。それなくして個人の発展も国家・社会の発展もないと思うのだ。
危険なタブーに挑まず、危険のないタブーに挑んでいる限り、閉塞し切った現状からの脱却もあり得ない。
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★9・23 全国一斉 日韓国交断絶 国民大行進IN銀座
【集合日時】平成24年9月23日 15:00集合 15:30デモ出発
【集合場所】水谷橋公園 (ホテル西洋銀座目印)
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