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読売・移民推奨への反駁!
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51908291.html
第2弾 読売・移民推奨への反駁!
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第3弾 読売・移民推奨への反駁!
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51908581.html
これまでの集中的な短期特集では読売新聞による移民の受け入れを大前提としたプロパガンダ作戦への徹底批判を目的としてきました。
ここからは読売新聞が財界や自民党と足並を揃えて提唱しているであろう「日本型移民受け入れプロジェクト」を評価すると言うと変ですが、敢えて、「逆説的」に肯定的に捉えることで、「外国人天国」の日本社会が置かれた状況を考察したい。
★あらゆる日本型に騙されるな!
多文化共生と同化…双方の良いトコ取りのご都合主義
日本型移民受け入れプロジェクト…なる構想が初めて聞かれるようになったのは08年頃。自民党の福田内閣の頃であったと記憶している。
日本型…とはどういうことなのか? それが平成25年8月21日付の読売特集「Nippon蘇れ」の「吸収」と題したテーマの第4回目で間接的に記されていたと思う。
同紙の特集コーナーによると日本にはアジアからの外国人留学生が多い(全体の93%)ことを挙げているが、英語での授業がメインにならなければ教える側(教授・研究者)にも教わる側にも優秀(?)な人材は集まらないとしている。
だからだろう。この1面記事に続いて関連記事が掲載された8面では学者らの言葉を引用し、「英語で授業が出来なければダメだ」とか「中学・高校での語学力や会話力を重視」、一方で「暗黙の了解通じぬ。外国人に伝わる日本語」とした見出しが躍っている。
欧米には大まかに2つの移民政策が存在することはつとに知られている。一つはイギリスのように「多文化相互尊重・共生主義」による受け入れ。もう一つはフランスのように「同化主義」に基づく受け入れ。多文化…のほうは民族ごとの文化を尊重しつつ相互に共生を目指す政策。同化…のほうは完全にその国の文化に取り入れる方式の受け入れ。
ただし、双方ともに明確な色分けが細部まで徹底されているわけではなく、多文化と言っても同化した移民もいれば、同化と言っても同化せずにスラムを形成しては年中暴動が起きていたりする。どちらにせよ移民との間で軋轢は増す一方で、問題の根は深く大きい。
そこへ来て日本型移民受け入れ…とは読売記事で学者の言葉が引用される形で「『同化』ではなく『共存』目指す」「『多文化共生』が創造を生む」といった見出しがあるように、同化を否定して多文化相互尊重・共生主義を志向しているように見えるが、その一方で英語を教育のメインに据えるような政策案まで出ている。
要するに日本型…というのは多文化相互尊重・共生主義と、同化主義の中間点をイメージしているのだろう。
しかしながら、日本語で多人種多民族を統合するには無理があると考えているようで、日本語を尊重する一方で英語を公用語扱いしようという発想が見て取れる。
この英語の「第2公用語」案がぶち上げられたのは今から13年前の00年(平成12年)頃。
ズバリ、「日本型の移民社会」…とはこうだ。日本語が日本の公用語であることに変わりはないが、英語を第2公用語にして多人種多民族でなる移民の統合を図る、ただし、土着的な日本人が持つ日本文化とともに移民が故国に持つルーツや文化をも尊重するというもの。
つまり、各国の移民政策の「良いトコ取り」をするというもので、それで上手く行くと思っているのだから頭の程度がオメデタイ。
これには日本における過去のケースを踏まえているのだろう。
例えば移民とはケースは異なるが、中国残留孤児の帰国。日本人であるはずの残留孤児を受け入れたものの、今に至るまで社会への順応はならなかった。1世はともかく、2世3世の時代になっても。3世ともなれば祖父母や両親がどうあれ、日本社会に完全同化していてもおかしくはないのに、中国系マフィア『怒羅権(ドラゴン)』を形成したり頭の中は中国人のままだったりする。国籍も日本で、話している言葉は日本語、見るからに日本人なのにルーツは中国にある者、これが一番困る。
次に日本政府がバブル景気の頃に受け入れた日系ブラジル人労働者とその家族。日本人の血を引く者ということで日本社会からの反発や嫌悪感、軋轢も少ないだろうとの考えから受け入れが始まったのだろうが、これが軋轢が少ないどころか、軋轢が増大してブラジル人同士が寄り集ってはブラジル・タウンを形成。学校教育からドロップアウトした者も多数。
そして、これまた移民のケースとは異なるが、在日韓国・朝鮮人社会。
年々緩やかに在日社会から日本への帰化申請者は増えているが、在日社会は在日社会でしっかりと残っている。日本型移民受け入れはこの在日社会をモデルにしているのではないかと思う。その多くが終戦直後の混乱期に不法入国した者の子孫だが、図らずも日本社会は異民族社会を内包することとなってしまった。
では、帰化した者が完全な日本人になり切ったのかと言うと、そうでないケースが散見される。元より異民族(朝鮮人)である者が日本人になれるはずがない。
以上、ザッと外国人受け入れの戦後史を振り返ってみたが、戦前の朝鮮半島統治に見られる日鮮同化政策への反省か、戦後社会における残留孤児や南米人就労者の同化さえ上手く行かなかったことへの反省なのか、日本型の移民政策案では同化主義についてキッパリと否定しているところを評価したい。
在日社会とコリアン・タウン、チャイナ・タウン、ブラジル・タウンといったように異民族は異民族として扱いながら共生・共存しつつ、日本への緩やかな統合を目指していく、それが日本型…のようである。
残留孤児や日系南米人のように日本人の血を引く者らでさえ真っ当に同化し切れなかったのだから、縁もゆかりも血縁もない他の移民となると、尚更、不可能であることを分かってはいるのだろう。
それにしても、共生・共存と言えば聞こえは良いが、共生・共存を強いられる側の日本人にはとてつもない犠牲と忍耐を強いる、何とも残酷な政策・方針である。
読売特集に登場した知識人が次のように述べたと紹介されている。
「日本語でのコミュニケーションは、暗黙の了解として『言語化』されない部分を多く含む。例えば、断水時に給水車が来ることを知らせるのに、『何時にどこに給水車が来る』だけでなく、入れ物を持っていくことや、無料であることを追加しないと『日本的常識』を共有しない人々には正しく理解されない」
同じようなことは、同じ日本人である帰国子女でも経験させられたことがある。単に交友メールのやり取りでも「そんなことは書いていない」などと、まるで契約書のようなことを言い出す始末。そこまで書かなければ分からないのかと思わされたが、同じ日本人の帰国子女でさえこの有り様なのだから、外国人が増えるとますます日本的常識が通じなくなって日本人は契約社会で成り立つ欧米人化を余儀なくされる。
日本語はとてつもなく情緒に富んだもので、映画などでは無言で表現されたシーンが象徴的であったりする。
例えば「雨が降っているか?」の問いに、単に降っている降っていないの受け答えにとどまらず、「今にも降りそうです」という表現を用いる場合があるだろう。今にも降りそうとは、現段階では降っていないが、今にも降り出しそうな曇り空を日本人的な情緒として共有する。あるいは、もしかすると、そのまま降らないでやり過ごせる可能性をも示唆したものである。
英会話教育も能力のある人は大いにやってもらえばと思うが、限られた時間を、他言語を習得することに費やすとは膨大なロスでしかない。結果、日本語も英語も、何もかもが中途半端な教育になることは言うまでもない。
同じく読売特集では学者センセイのお言葉として、「『資本の利潤追求はナショナリズムに優先する』という見方がある。本当ならグローバル化を推進すれば結構だが、実際にはナショナリズムは消えるどころか強まる気配がある」との見方を示している。
私企業の営利追求が一国のナショナリズムに優先するとは売国の財界人がつくった諺(ことわざ)なのかと聞きたくなるが、日本が開国すれば開国するほど日本人の反発が強まる向きにあるとの見方は正しい。
日本型移民の受け入れ案では言いたいことをズバッと言ってハッキリさせたほうが良いのではないか?
読売記事にもその旨が書かれているが、必ずしも日本に帰属させたり同化させることが売国財界や自民党政権の思惑ではないようだ。
そのような移民受け入れ案なら、いっそのこと安価な労働力を便宜的に使いたい、家畜のように、または機械のように扱いたいとでも謳ったほうが良い。
再び学者センセイらの言葉を拝借すると、「単に高度人材や留学生を招いても、彼らの文化的尊厳や生活スタイルが大事にされないなら定着はしてくれない。共に暮らし、働く人間同士だという感覚が必要だ」とあるが、奴らの文化や生活スタイルなどを理解することに費やす時間などない。
人間同士だという感覚が必要だ…と言うなら日本人の文化的尊厳や生活スタイルこそ、どう保障してくれるのかという話だ。
優秀な留学生や研究者、教授を招くために大学で英語授業をやれだとか、外国人を受け入れるために日本的常識を捨てよだとか、さんざん乱暴なことを言っているのはメディアに登場して一丁前に自説を垂れ流している知識人らのほうではないか。
移民の受け入れ自体が必要ないが、移民が自らの文化や生活スタイル、母国へのルーツを捨てられないのはある意味で当たり前。
それを大前提に住まいも行動・生活範囲も著しく制限して、飽くまでも単なる労働力、家畜・ロボットも同然に扱う感覚が必要ではないか。
日本人に同化するつもりはないし、絶対に日本人に同化し切れるはずのない者らに定着してもらう必要もない。入れ替え式のユニット・システムで手前勝手に都合よく労働力として扱う。数年ごとに新たな移民を受け入れて、古い移民は強制帰国、従わないなら即座に打ち首。それが日本型移民の受け入れであるべきで、それが出来ないと言うなら最初から移民の受け入れなどは口にしない。それでもやりたいと言うなら売国財界が主体となった近代国家の形から非近代の形へと変えること(もっとも、その頃には移民など要しないのだろうが)。
最下層の単純労働者のみならず、優秀な研究者・学者・教授をどう受け入れるかというのも日本型移民受け入れの最大にして一つのテーマなのだろうが、そこへ行くとカネとオンナを使った接待に長けているお隣の韓国など、その手口はもっと汚くて露骨である。
研究者を一本釣りしては技術のみを盗み、後は使い捨て。使える限りの手段を尽くして優秀な人材を引き抜き、良いトコ取りをすることには長けている。
日本のように単に住みやすくしてあげる、高給にしてあげる、家族の生活保障をしてあげることで優秀な人材を招くなどはただの売国行為であろう。そんなに優秀な研究者や学者、教授が必要だと言うなら裏ではスキャンダルなどをネタに脅し上げてでも引っ張って来るくらいのバイタリティが必要である。
財界、政権与党、官公庁が策定し、マスメディアが音頭を取る売国への狂奔は止(とど)まるどころか、ますます勢いを増す。
読売特集の1面記事では早稲田大学がJR中野駅前に定員約900名の大規模な国際寮を建設中であると紹介されていた。
同大学OBでカジュアル衣料メーカー『ユニクロ』の創業者として知られる柳井正ら売国実業家が建設資金を提供しているという。
この国際寮には外国人留学生と日本人学生が半々で共同入居、私生活からの交流を深め、留学生は日本語で話し、日本人は英語など外国語で話すことに務めることで必然的に磨きがかかるなどとしているが、夢物語も古臭さと相俟ってトンデモなレベルである。
筆者(有門大輔)の母校である星翔高等学校(旧称・浪速工業高校 大阪・摂津市)もニュージーランドの何とかという学校と姉妹提携を結んでいて交換留学や語学教員の相互派遣・雇用が活発に行なわれていた。20年以上も前、筆者が入学した前後に同校では国際科も創設されたと記憶している。
この時にニュージーランド人の英語教師は同じように「私は日本語で、皆さんは英語で」などと呼びかけていたが、総体的に語学力がアップしたとは到底思えない。
早大では、それら外国人留学生を寮まで新設・増設して受け入れるというのだから、国を挙げた売国姿勢もここに極まっている。
いつまで日本にいるのかも分からない、定住・永住するにせよ、事あらば母国へと引き上げてしまう中国人留学生よりも、日本に生まれて日本の土に帰る日本人のほうが大事。
今でさえ日本人苦学生が進学を断念する一方で中国人留学生が返済無用の奨学金に加え、一時帰国のための渡航費用を与えられた上、豪勢な留学生宿舎まで提供されていることが社会問題になりつつある。
にも関わらず、前出の知識人らも「政府は留学生30万人計画などの目標を掲げるが、国際寮は増えないままだ。住居問題が解決しない限り、受け入れも増えない」と事実誤認を平然と述べ、それを読売が公然と大新聞の紙面に掲載する有り様。
しかしながら、「新たな日本人」として受け入れた移民のために日本政府が血税で住居を用意してやったりするより、日本人を虐げた構図としては、よほど分かり易い。
日本が留学生30万人計画を達成した頃、日本全土でその10倍以上を動員した外国人留学生の排斥運動が隆盛、早大の国際寮は言うに及ばず、各地で連日、流血の惨事が頻発する輝かしい未来となることを期して本稿の筆を置きたい。
※次回で取り上げる予定の8月22日付の記事を以って、読売新聞の「Nippon蘇れ」の「吸収」コーナーは終了となります
以下、同盟ブロガー「みたいな実さん」から寄せられた反天連(反天皇制運動連絡会)に絡めた「同化主義」へのご意見をご紹介!
「確かに反天連には韓国・朝鮮人が多く混ざっているでしょうが、反天連に混ざっている韓国・朝鮮人は『韓国・朝鮮民族派』ですからね。つまり『日本人とは同化をしたくありませんよ!』という志向が強い者達の集まりですが、一方、反反天連側(日本の右派・保守派)にも韓国・朝鮮人が混ざっています。御存知の通り、こちらは同化・同和派ですからね。なのでこっちのほうが遥かにタチが悪いです。この辺りから工作をされると日本人保守は金縛りに遭いますからね、どうしようもないものです。
左翼側の朝鮮人って好い人たちですよね。こういった人たちこそ朝鮮人の鑑です。保守側に混じる朝鮮人なんて、『日本人と合体します!』と宣言しているわけですのでキチガイそのものです。それ以上にキチガイなのが日本人の保守ですね。そんなに同化をしたいなら、韓国に移民(移住)をしてどうぞ!と言いたいものです」 ←ブログランキング応援クリックお願いします♪
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