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★岡田新体制での劇的変化の要素?
「労働鎖国」による雇用と賃金死守で党が化ける可能性…?
さる1月18日に行なわれた民主党代表選では元代表で副総理経験者の岡田克也氏が新代表に選出された。
代表選に出馬したのは岡田氏のほか元幹事長の細野豪志氏、元厚労相の長妻昭氏の3人。1次投票では細野氏がトップ。2位の岡田氏との決選投票になったが、長妻陣営が岡田氏の支持に回り、逆転した格好だった。
しかし、長妻陣営のすべてが岡田支持へ回ったわけではなく、新代表に当選した岡田氏が決選投票で133票だったのに対し、細野氏は120票という僅差。
【1次投票】
細野豪志 298票
岡田克也 294票
長妻 昭 168票
【決選投票】
岡田克也 133票
細野豪志 120票
1月22日には岡田新体制が発足。長妻氏や蓮舫氏を代表代行に、枝野幸男幹事長を続投、決選投票を争った細野氏を政調会長に据え、「オール民主党」を強調している。
個人的には若き細野氏を代表とする民主党がどう動くのかを見てみたかった気もする。しかし、テレビキャスターとの不倫騒動が報じられた細野氏のこと、ライブドア堀江騒動での偽メールという迂闊な問題で辞任に追い込まれた前原誠司代表(当時)の時と同様、ちょっとしたことで足元をすくわれるなど脇の甘さと脆さも感じていた。
岡田氏にとっては衆院選敗北の責任を取って辞任した平成17年以来、実に10年ぶりの代表職となるが、民主党の代表選を振り返ってみると、再選して代表を継続したケースを除き、同じ者が2度3度代表に選出された直後に民主党はドラスティックな動きを展開している。ここは自民党支持でアンチ民主党の方々も肝に銘じておくべきだろう。
【歴代の民主党代表】(赤字は複数回の選出)
菅直人
鳩山由紀夫
菅直人
岡田克也
前原誠司
小沢一郎
鳩山由紀夫(民主党政権時代)
菅直人(〃)
野田佳彦(〃)
海江田万里
岡田克也
まず、菅直人氏が2度目の代表に選出された後には小沢一郎・自由党(当時)との合併を実現させている。そして鳩山由紀夫氏が2度目の代表に選出された直後には民主党が衆院選で圧勝(平成21年)、鳩山内閣・民主党政権が発足した。菅氏が3度目の代表に選出されて鳩山氏の次の首相に就任。政治資金の問題であわや辞任かと思われた直後に3・11東日本大震災と原発事故が発生!
そして今回、岡田氏が2度目となる代表に就任。
その岡田・民主党は方々で「旧態依然」「古い民主党体質」として評価されている。「連合をはじめとする労働組合への依存と決別出来ず」「労組依存から脱却出来ない」(現代ビジネス)とも。
先ごろ、安倍内閣・自民党政権は外国人労働者(技能実習生)に介護職を担わせる厚労省の中間報告をまとめた。
同報告では「日本語能力の乏しい外国人が担う単純な肉体労働になりかねない」と指摘されているが、安倍・自民党では外国人技能実習生の枠を拡大して「外国人単純労働者」の受け入れを正式決定(昨年)、今年度より「国家戦略特別区域」の名目において受け入れを本格始動させようとしている。
以下、ニュースより引用
介護、一定の日本語力を 外国人技能実習で要件 厚労省中間報告
産経新聞 1月24日(土)7時55分配信
厚生労働省は23日、外国人が日本で働きながら技術を学ぶ「外国人技能実習制度」の対象職種に介護分野を加えることに関し、受け入れの要件として一定の日本語能力の確保を柱とする中間報告をまとめ、厚労省の有識者検討会に示した。介護施設での技能実習に限定し、受け入れ側も適切に指導できる施設を対象とするのが望ましいとした。平成28年度中の実施を目指す。
制度は外国人の母国への技術移転を通じた国際貢献が目的。現在、機械加工や食品製造、農業など68職種を対象に約15万人を受け入れている。政府は介護の充実を成長戦略の一環と位置づけており、深刻化する介護職不足を補う狙いもある。
技能実習は工場や建設現場が中心だが、介護分野が追加されれば対人サービスの職種は初めてとなる。ただ、「日本語能力の乏しい外国人が担う単純な肉体労働になりかねない」「介護サービスの質が担保されるのか。利用者の不安を招く」との懸念がある。
中間報告によると、介護現場は日本語によるコミュニケーション能力が不可欠として、実習生に「一定の日本語能力を要件とすべきだ」と明記した。
現在の対象職種は実習生に日本語能力の要件を設けていないが、介護に限り、日常的な場面で使われる日本語をある程度理解できる日本語能力試験の「N3」程度を目安とした。利用者の自立支援といった介護の理念など専門知識の必要性も強調した。
実習現場は施設に限定すべきだとした。利用者の自宅に訪問するサービスでは「1対1」となり、適切な技術指導が難しいと指摘。受け入れ側は経営が安定し、設立後3年以上の施設が望ましく、小規模施設は受け入れ人数を制限した。
以上
こうした外国人労働者及び移民の受け入れというのは、実は民主党政権下では一度として議論さえされたことがなかった。それが自民党政権になった直後(と言うよりも自民党政権になる直前の平成25年末より)、外国人労働者への門戸開放が議論され始まった。
自民党が財界・企業各団体を支持母体としているのに対し、民主党が労組系を中心とした支持母体であったためだろう。
確かに民主党は首相に就任する直前の鳩山氏が「日本列島は日本人だけのものではない」と発言したようにトンでもないバカと売国奴の集団には違いないのだろうが、それでも実行力は無かった。
翻って現在の自民党政権は実行力が有り過ぎるだけに、政権発足の日から関係省庁が外国人労働者受け入れに関する報告書を発表する有り様であった。
この辺りの経過については一昨年8月の拙ブログ・エントリーでも触れている。
以下
2013年08月19日 「読売・移民推奨への反駁!」
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51908291.html
まだ民主党政権の頃、与党にあった同党ではそれほど外国人労働者や移民の受け入れには積極的な発言が出なかった。
国民世論の目が厳しかったということもあろうが、民主党の支持母体が労働組合を中心としていたためだろう。
外国人労働者や移民が増えれば労働者の賃金は上がらず、必然的に固定される。そうした反発を民主党が懸念したため、同党の政権時代には殆ど、皆無と言って良いくらいに外国人労働者の受け入れや移民の受け入れは議論されたことがなかった。
労組に加入する外国人労働者も増えているが、今や企業はどこも青色吐息。労組の主体は自治労など公務員労組が主体であるため、総体的に労組が外国人労働者・移民を嫌うという傾向に依然変わりはないようだ。公務員でも部分的には外国人でも就けるが、全体で見れば外国籍の者に門戸を閉ざした分野が圧倒的に多い。
ところが、企業経営者の支持層が主体となった自民党現政権に戻り、一気に外国人労働者・移民への門戸開放論が勢いを増してきたのではないか。経営陣としては安い労働力を使いたい、賃金を上げたくない、物価を固定したい、物を量産して売り捌きたい…たった今のこと、目先の利益が全てであって、外国人労働者・移民受け入れの結果、10年後または20年後、まして30年後に日本がどうなっていようと彼らの眼中にはないのだ。
2013年08月20日 「第2弾 読売・移民推奨への反駁!」
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51908444.html
2013年08月21日 「第3弾 読売・移民推奨への反駁!」
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51908581.html
以上
☆非自民政治の「鎖国状態」が実現した3年間…
『連合』など労組系が主な支持母体であったからこそ、民主党は外国人労働者への門戸開放に一切着手することなく、結果的にではあるが、「労働鎖国」を継続して日本人勤労者の賃金を守ろうとしてきたという側面は客観的に評価出来る。
もし自身が民主党代表であったとしたら…岡田克也氏の立場であったとしたら、どのようにして自民党との違いを鮮明して、自民党との明確な対立軸をつくり出すだろうか?
労組依存などと言われるかも知れないが、「外国人労働者の締め出しと労働鎖国を実現することによって日本人勤労者の雇用と賃金を守る」、これしかないのではないか。
保守層はイメージ的なものから民主党政権時代に同党本部前での座り込みデモなど、民主党の売国姿勢を糾してきたという側面もあるにせよ、民主党としてはただの一度も外国人労働者への門戸開放に踏み切ったことはなかったし、議論さえもしていなかったことを客観的に評価しなければならない。
労組はオワコン(終わったコンテンツ)とも言われるが、労組系を支持母体とする政党がしっかりとその声を政策・政治に反映させていないからオワコンでないものもオワコンだとされてしまう。労組系を支持母体とする政党がしっかりと労組の主張を反映させた時、必ず労組も本来の姿へと立ち返る。
今現在、アンチ安倍・アンチ自民で労働者・失業者を守ろうとする立場が日本共産党に取って代わられようとしている。このままではかつての安保闘争時代のように保守と左派(自民と共産)で国会を二分する状況が到来しかねない。
民主党の売国で言うなら、野田佳彦首相(当時)の民主党政権でこそ「竹島問題」への政府見解で「韓国による不法占拠」という侵略性について初めて言及され、「尖閣諸島の国有化」も野田内閣で実現した。自民党政権では中韓両国及び米国の顔色を伺って到底実現には漕ぎ着けられていなかっただろう。
民主党政権時代は、どこの国からもまともな外交相手とは見なされていなかったのかも知れないが、その民主党政権でこそ、ある意味「鎖国状態」が実現していたのである。
現在の安倍内閣で元の木阿弥にされてしまったが、パチンコに大打撃を与えた「貸金業法の改正案」も政権に就く以前の民主党が国会提出に踏み切り、実現させたものである。
おそらく50年後あるいは100年後の日本人の自民・民主両党に対する評価は、現在の有権者による評価とは180度異なっているのではないか?
筆者(有門大輔)がこうして民主党とその政権時代を客観的に評価するのも、もし100年後あるいは200年後の日本人が何らかの形で拙ブログの記事を目にした時、平成時代の政治史を正当に評価してもらうためだ。
前原誠司のように若く、小沢一郎のように外様で、海江田万里のように政権転落後に就任した者らは民主党代表として陽の目を見ることはなかったのかも知れないが、鳩山由紀夫・菅直人に並んで党内の実力者である岡田克也による2度目の登板。
党として大きく化ける可能性はあると見ている。 ←ブログランキング応援クリックお願いします♪
☆妨害勢力と民主党そして共産党…
余談ながら今年1月4日、我々はブログ『日本よ何処へ』(瀬戸弘幸主宰)の呼びかけで東京・板橋区の大山駅前にて、民主党所属の参議院議員・有田芳生への抗議街宣を開催しようとした。
この抗議街宣は妨害勢力である『男組』らの激しいカウンターと場所の不法占拠により頓挫せざるを得なかったものだが、この時、有田も現場にいたことを自身のツイッターで公言している。
後の民主党代表選の最中、有田の盟友である長妻昭がカウンターに加わる男が経営するラーメン店に立ち寄ったことがインターネット画像や動画でも紹介されていることから、有田・長妻の取り巻きには男組関係者をはじめとする妨害勢力も加わっているのだろう。
さる1月4日のカウンターには、現在はCRAC(クラック)と称する『しばき隊』の代表で、『反原連(首都圏反原発連合)』など共産党系に近しい野間易通(のま・やすみち)も姿を見せていた。カウンターという括りでは同じなのだろうが、高橋直輝や山口祐二郎ら男組を中心とする面々の群れには加わらず、大山駅前から帰途に着く我々に付きまとおうとするなど、全体的にその行動はどこか浮いているように見えた。同じく、しばき隊メンバーで共産党への支持(投票)を明言する小林雄二も最初はカウンターの群れには加わらず、駅のホームから我々に罵声を浴びせたり、動画を撮るなどしていた。
明確な色分けや線引きはないのだろうが、男組を中心とする層はどちらかと言えば有田ら民主党系、野間らしばき隊(CRAC)を中心とする層はどちらかと言えば反原連・共産党系と言えるだろうか?
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★1・25デモのお知らせ
「行動する保守運動カレンダー」より
舛添東京都知事リコール活動、第七弾! 【舛添(ますぞえ)都知事やめろ! デモ&街宣in練馬】
http://calendar.zaitokukai.info/skantou/scheduler.cgi?mode=view&no=619
第四十七回 日本の心を学ぶ会
テーマ 吉田松陰とその精神を学ぶ
【日時】平成27年1月25日(日)午後6時00分より
【場所】文京区民センター会議室 2−B会議室
東京都文京区本郷4-15-14
地下鉄春日駅 下車1分(大江戸線、三田線)
後楽園下車3分(丸の内線、南北線)JR(水道橋)
【主催】日本の心を学ぶ会(代表:渡邊昇)
【講演】「和歌に学ぶ吉田松陰とその精神」
四宮政治文化研究所代表 四宮正貴氏
【司会者】林大悟
【参加費】資料代500円終了後、近隣で懇親会(3千円くらいの予定です)
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