◆ 動画ご紹介!【家族3人逮捕】すすきの頭部持ち去り事件で起きていたこと
(ご提供:キリン【考察系youtuber】)【首狩り親子】ススキノ切断遺体事件、LGBTQ問題も絡む難しい話? をお話します(ご提供:懲役太郎チャンネル)
◇ サイコ・ホラー映画を彷彿とさせる…
北海道ススキノ(札幌市中央区)のホテル室内で斬首された男性の遺体が発見された猟奇的な殺人事件は、発生当初からセンセーショナルに伝えられた。
この事件に限らず、ニュースを騒がせる事件では北海道での発生が少なくないように思うが、決して北海道民が云々の話ではなく、日本列島の中にあっても特に大陸的に大きく広い北海道には雑多な人間が集まるし、中には不可解な事件も少なくないのだろう。だが、それ自体が北海道民の全体像を示すものではない。
「ススキノ斬首事件」にしたところで被害者男性が生前、女装しては歓楽街での様々なイベントに参加してはトラブルも絶えなかったと伝えられるなど、その奇行が事件についての様々な憶測を呼ぶ。
次第に事件そのものへの報道も少なくなり、早くも迷宮入りかと思われた矢先に29歳の田村瑠奈容疑者と、その父親で医師の田村 修 容疑者そしてその妻(母親)の田村浩子容疑者の一家全員が逮捕されたものである。
単なる殺害のみならず、その遺体から首を切断しては持ち去るという何とも猟奇的な事件だが、斬首そのものについては平成時代の犯罪史として今後も語り継がれるであろう当時14歳の少年による「神戸斬首・児童殺傷事件(平成9年)」を想起させる。
田村家の3人全員が逮捕されて以降、ネット上では田村瑠奈容疑者の同級生を騙る者が偽情報を拡散させたり、事件とは無関係の「田村瑠奈さん(同姓同名)」の顔写真が拡散されるなどしており、情報の取り扱いには要注意だ。
事件そのものは瑠奈容疑者と被害男性との間でトラブルがあったとも、以前に被害男性が瑠奈容疑者に暴行したことへの報復だったとも伝えられており、被害男性がスマホの中に所有していた瑠奈容疑者に関するデータを奪還することが目的でスマホのロックを解除する「顔認証」で被害男性の頭部(顔面)が必要だったために首を持ち去ったとも伝えられる。
被害男性の生前、(被害男性による)瑠奈容疑者へのストーカー行為があったために父親である修容疑者が自宅前に待機して待ち伏せていたとも、事件への様々な検証がYouTuberによってなされている。
いずれにしても最悪の事態(殺人事件)を引き起こす以前に、他に最善の対処法があったのではないかともされるが、猟奇的であるとともに「短絡的」な犯行にも思えてならない。
実際に何らかの問題が起きてみないことには当人にしか分からないこともあるのだろうが、そこで医師であった父・修容疑者に冷静な判断を下す能力がなかったように、冷静な判断力には学歴や社会的地位、高所得であるか否かといった生活上のステイタスはあまり関係がないのかも知れない。
殺害された被害男性には女装などの性的嗜好はあったものの、昨今で言う所謂LGBTQの類ではないとされる。ここが分類・区分を非常にややこしく複雑で難解にしているところだが、女装しながら(法制度上で)女として扱われることを欲しているわけでもない人々が存在し、男装しながら(法制度上では)飽くまでも女として扱われたいとする人々が昔から存在する。
一種のフェティシズムとして極めて限定的且つ部分的に女装なり男装を嗜好する向きもあり、昔で言う「オカマ」や「オナベ」の類のように仕事上やむを得ずにやっている人もいれば、芸能人のように読んで字の如く「芸(芸能)」としてやっている人も存在する。芸として「ゲイ」であるなどシャレのようだが、それが芸能人としての生き様であれば致し方ない。
ススキノ事件での被害男性とてイベントの時のみ女装を嗜好しており、一人の「人」として丸っきり女性に性転換することを欲していたわけではないようだ。
いずれも今どきならLGBTQの類として一括りに扱われてしまうのだろうが、国会で制定・施行された「LGBT理解促進法」のように法制度上で否応なしに一括りにしてしまうからこそ、(表現の仕方は悪いが)隙間産業やサブカルチャーとして存在してきた一種の性文化(嗜好・職業としての女装や男装、芸能としての性的嗜好)までを破壊してしまう恐れがあるように思えてならず、殊の外、日本社会への悪影響は計り知れない。
どおりでLGBTQとされた芸能人の中からLGBT理解促進法(案)を非難する向きが少なくなかったわけだ。
彼ら(彼女ら)こそはLGBTQでもなく、たとえ性的マイノリティに分類される者だとしても何らの権利を要求することなく、ただひたすらマイノリティとしての分をわきまえ、マイノリティであるがゆえの享楽と使命を全うしたかったのかも知れない。
◇ 然る「集スト被害者」の実例より、猟奇殺人の背景!?
今回のススキノ斬首事件の田村瑠奈容疑者と類似した人を以前に見たことがある。
これは筆者(有門大輔)が少しだけ関わりを持ったことのある(カルト教団によるとされる)集団ストーカー被害者団体でのことであったが、その団体の中に「被害者」と称する大田明美(仮名)はいた。
ススキノ事件の田村瑠奈容疑者と目つき鼻立ちなど風貌が似ていれば、年齢も似たり寄ったり。服装の好みもゴシック系だった。
大田明美には田村瑠奈容疑者と同様、ややサイコパス的なところがあり、ススキノ事件の田村家のように本人も少々変わっていればその親も相当に変わっている。
集スト団体の中で誰かのことについて「あること無いこと」を触れ回り、関わりを持った集スト団体とて一つではなく、Twitter上のスペースを駆使して不特定多数の集スト被害者・団体と関わりを持っていた。その交友関係は深く長い付き合いではなく、飽くまでも「広く浅く」。
田村瑠奈容疑者とて、その交友範囲は相当に広く、且つ浅かったものと思われる。
大田明美は誰かのことについてあること(事実)を触れ回っている内はまだしも、何の目論見があったのか、無いこと(事実無根)まで触れ回って双方の仲違いや不信感の増幅を目論んだかのような言動に終始。
例えばAさんのことについて誰かに言う必要のないことまでBさんやCさんに触れ回り、終いには当該グループに直接関わりのないZさんにまで触れ回って最後には唐突に全員の前から姿を消した。
しかし、大田明美にはネット上での拡散能力はなく、やっていることは個々人間での「陰口」の類。最後には妄想ででっち上げをメール(メッセンジャー)で書いては様々な人に迷惑を及ぼして消えていった。
まるで映画『エスター』や『エスター・ファーストキル』を彷彿とさせる悪童(?)ぶりだが、知能犯的なようでその実、やっていることはお子様なガキ。

画像上:映画エスターの宣伝広告より
画像下:然る集スト団体での交流会より
倫理的に中高生の頃で成長が止まっており、知能と悪知恵(サルの浅知恵だが)だけが高まった類だったと言えるだろう。
ススキノ斬首事件の田村瑠奈容疑者とて(被害男性のスマホにあるデータを取り戻したかったことが犯行動機だと仮定して)、自ら破廉恥画像・動画も収録することを了承していながら、後になってそれを取り戻そうと被害男性を殺害・斬首するなどは到底、真っ当な大人の対処法とは思えない。
前出の神戸斬首事件の「酒鬼薔薇(さかきばら)事件」と同様、世の中には一定数の猟奇的なサイコパスが潜んでいるもので、事が悪口・陰口のレベルで済めばまだしも、運悪くそういう人間と関わったりしないように己の眼力を養わなければならない。
大田明美の口癖は「独りでいることが理想」だったが、世の中には関わってはいけない…一人で孤独にしておかなければならない人間も存在するようだ。